13/12/12 17:24:11.43 dCZb2EP50.net
>>197
常識がないのはお前だ。
寄生地主、いや地主というものを誤解している。
地主は経営者に過ぎない。農法農具の改革品種改良を行い、農業を進歩発展させてきたのだ。
それらが大規模経営に乗り出し、多くの農地を買収し、
おおくの小作という労働者をかき集めて農業というビジネスをしていたに過ぎない。
大規模経営の地主、おもに困窮していたと言われる東北の地主はみなこの形態である。
この形態の小作は小作料は実は安く、3割程度でしかない。
そして地租が払えないほど高ければ、地主は農地を集めて経営などしない。
多額の税金を支払う農業をなぜ地主がやらなければならないのだね？
不作になると大量に農地を持っている分大損になってしまう。
お前がイメージする寄生地主は関西型のようだが、これは都市部近郊に多く。
農地を売って都市に出たり、自分の農地を貸出して専業農家にやってもらうというもの。
専業の自分の農地＋他人の農地の小作をするという形態である。
このケースは小作料も7割り前後と高額だが、地価が高く関西は土地の生産性が高いのと、
専業小作ではなく、空いた手で余分に農地を確保してやっているから成り立っている。
基本的に大資本がある地主が開墾して農地を作り、
そこに溢れた農家の次男某が小作になるというケースが多いから、自作農が減ったイメージがあるが、
あれは比率であり、実際は自作農が減ったのではなく、小作が増えた。
自作農でも小作を手がけたケースが増えたゆえの統計上のマジックにすぎん。
あと定免法は江戸時代に(厳密にはその前にもあったが)できたものだぞ。