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平沢第一露営地
40名に6貫匁=23キログラムの木炭燃料ではどうにも不足
加えて
雪濠1単位に炉火が1単位という割り当てであった。
その上、あまりの手の寒さで手の感覚がなくなり
火が点くまでに一時間余りもかかっている。
各隊は交互に暖をとるしかなかったが
それにも増して大変だったのは
行李隊を指揮して来た炊事係であった。
炊事場の設備に2斗炊き銅平釜一個を設営するも
まず炭や薪への着火に時間を要し
さらに米とぎに必要な水は雪を融かしを調達せねばならなかった
遭難始末より