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核兵器廃絶願い千羽鶴を海外へ
広島に原爆が投下されて７０年となる「原爆の日」に、核兵器の廃絶を訴える集会が松山市で開かれ、およそ１５万羽の
折り鶴を海外の平和団体に向けて送…
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広島に原爆が投下されて７０年となる「原爆の日」に、核兵器の廃絶を訴える集会が松山市で開かれ、およそ１５万羽の
折り鶴を海外の平和団体に向けて送りました。
この集会は、県内で核兵器の廃絶を訴える活動を行っている団体が、毎年開いていて、松山市の愛媛県教育会館に、
関係者１７人が集まりました。
会場には、２０余りの個人や団体から届けられたおよそ１５万羽の折り鶴が並べられ、出席者は、折り鶴の前で黙とうを
ささげました。
続いて、集会を開いた団体の代表を務める田福千秋さんが、「ことしは、大戦の終結から７０年の節目の年です。
この年にふさわしく、核兵器のない世界をつくることができるよう、この集会を通じて千羽鶴を送り、世界に平和を発信
していきましょう」とあいさつしました。
このあと、出席者は、日本語と英語で「平和を愛する仲間のみなさんへ」と書かれた手紙とともに、折り鶴を段ボール箱
に詰めていきました。
折り鶴は、アメリカとカナダ、それにフィリピンにある平和団体に向けてそれぞれ送られ、現地で開かれる平和運動の
集会などで飾られるということです。
田福さんは、「多くの人たちが核兵器の無い世界への願いを、折り鶴に託してくれた。戦後７０年の今、二度と被爆者は
出さないという思いを新たにしたい」と話していました。
(8月6日 13時31分)動画URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)