13/07/07 NY:AN:NY.AN b00srZynO.net
>>28
乱暴な政策であるけれども各地の藩主に忠誠心を抱いていた人々を
天皇陛下だけに忠誠心を抱き、「国民国家」として団結する方向に持って行く必要が有った。
天下が改まったのを期に、バラバラだった民心を「国民」という1つの枠組みへ導くには
「国家統一宗教」を用いる事が非常に手っ取り早い。
ましてや、神道の最高神は皇祖・天照皇大神であって最高司祭が天皇陛下であるから
この神道を「利用」する形で「国民」「皇民」意識を植え付けるべきだと考えた。
これは当時の新国家体制樹立直後の試行錯誤期に於いては、やむを得ない政策だったと思う。
「バラバラの人々を1つの国民としてまとめるにはどうすれば良いのか」
という史上命題が有る以上、廃仏毀釈実施はやむを得ない事だったかと。
ただ仏像破壊、寺院荒廃、文物流出による文化財損失は実に残念だし行き過ぎだったがな。