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【天日槍=ニニギ=ツヌガアラヒト】
《基本情報》
・天日槍は、正妻で太陽の子「阿加流(アカル)比売(ヒメ)」を追って日本にやって来る。
→名前からも分かる通り、太陽信仰&優れた冶金技術を持った部族だろう。
実際の所は半島2世紀に起きた戦乱に耐えかねて安住の地を求めやって来たという所か。
・神功皇后母方の祖先
《不自然な点》
・外国の王族なのに何故か天孫と同じ姓『天(あめ)』を名乗る。
(※人間の癖に『天(あめ)』を名乗ってるのは記紀でもこいつ1人だけ)
・天日槍は日本で在地豪族の姫を娶る。名は『麻多烏(マタガラス?)』
・登場する時代が記紀では垂仁応神期になっているが、播磨国風土記では神代
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天武朝にとって天日槍の渡来時期が「神代」だと都合が悪いので、記紀では捏造した?(実際に朝廷は出雲風土記でも同じ事をしている。風土記は記紀よりも有力者の手垢が少ないので、捏造前の情報が若干仄めかされているか)
《播磨国風土記にも登場する天日槍》
大暴れし伊和大神=大国主(高天原からやって来た天皇家の祖先へ国譲りした人)と壮絶な戦いを繰り広げた神、として書かれる。
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これが【倭国大乱】であり【欠史八代】に起きたことと推定
天日槍は剣を逆さまにし、海をかき混ぜ波を立ててその上に座る神業を見せつけ大国主を脅迫。
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日本書紀でタケミカヅチが大国主に対して国譲りを求めて行ったとされる脅迫方法(剣を波の上に逆さまに突き立て切っ先の上に胡坐する)と酷似。
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