【阿波国古代研究所】倭は阿波説をぶった切る!2at HISTORY
【阿波国古代研究所】倭は阿波説をぶった切る!2 - 暇つぶし2ch561:日本@名無史さん
21/11/19 07:48:12.62 .net
>>513 板野に居たの
>若杉山の水銀朱は縄文時代から掘っていたんだったっけ???
縄文時代の遠距離交易 令和2年12月6日(日)
翡翠・琥珀・辰砂
明治大学黒曜石研究センター特任教授 粟島 義明
縄文時代の評価を巡っては、ここ10年程のあいだに新たな発掘調査による発見、
並びに資料の分析手法の開拓を得た成果を背景として大きく見直されつつある状況にあると言えよう。
とりわけ後者関わる研究としてはレプリカ法等による植物考古学の進展や放射性炭素年代の精緻化、
同位体比よる食生態の復元など、考古学を取り巻く研究環境は以前では考えられない程に多様・多角的となっている。
言うまでもなく縄文時代研究は東日本地域を中心に展開しているが、
これは遺跡数の多さとそれに比例した研究者層の厚さに由来するものであり、
これが弥生時代研究や古墳時代研究になると東日本と西日本の関係性は見事に逆転するようである。
徳島県若杉山周辺で辰砂が産出することは古くから知られていたようである。
これは西日本地域の弥生時代の墳墓や前期古墳では、石室内部に大量の辰砂が副葬されていることが戦前からも知られており、
その供給地として若杉山が認識されていた。
2017年から実施された「加茂宮ノ前遺跡」 に於ける縄文時代文化層の調査によって、
縄文時代後期段階から若杉山の辰砂が原産地下の遺跡である「加茂宮ノ前遺跡」 で集積・加工されていたことが判明したのであった。
現在判明しているその概要は、辰砂原石を南西に直線で3㎞程離れた若杉山で入手し、
それを那賀川右岸の河岸段丘上に形成された「加茂宮ノ前遺跡」 へと持ち込み、
ここで辰砂原石を石杵や石臼を用いて砕いて精製し赤色顔料としての水銀朱のみを入手していたことが明らかになったのである。   @阿波


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