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前述の高麗大学の金鉉球と鄭大均の両教授は、「漢文の書き方から見ても三韓の建国神話は日本書紀を模倣して書かれたものであることは明白であり、現代の歴史教育における三韓史も日本書紀を土台としつつ、感情的に受け入れられない部分を削除し、ただ根拠もなく三韓が日本に文化を伝えたと改ざんした捏造史である」と断言している。
また「日本書紀」に引用されていることを理由に百済三書を事更にもてはやそうとする反日朝鮮人も多いが、朝鮮半島最古の歴史書である三国史記には、「百済開国已来、未有以文字記事、至是得博士高興、始有書記(百済は開国以来、東普の高興博士が書記を記録するために訪れるまで文字で記録を残したことはなかった)」
と明記されており、こんにちでは百済三書の存在自体の信憑性は低いと断定されている。
加えて朱蒙伝説なるものが神武伝説の元になっていると強弁する反日朝鮮人も散見されるが、「論衡」「後漢書」「魏略」に記録されている東明は扶余族の東明であって、高句麗初代王の東明(朱蒙)と混同するのは彼らの民族的願望であり事実ではない。
やはり金教授と鄭教授の指摘にあるように、朱蒙伝説も三国史記編纂時になってから「日本書紀」を模倣して創作された伝説と見るべきである。
なお、百済三書(百済記、百済新撰、百済本記)は日本書紀の引用文献として名前が上がっている以外に存在を証明するものがなく、「天皇」や「日本」と表現している点、漢音ではなく呉音で表記されている点などを勘案すると、日本書紀の権威付けのために日本書紀編纂者が創作した文献であり、実在はしていなかったとするのが現在の定説である。