【九州説】魏志倭人伝を正しく読む 邪馬拾捌at HISTORY
【九州説】魏志倭人伝を正しく読む 邪馬拾捌 - 暇つぶし2ch973:日本@名無史さん
21/02/18 18:48:00.93 .net
珍説・奇説の邪馬台国…⑨「阿久根」説(張明澄)
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張明澄氏は、文献に沿った解釈をすると、どこを邪馬台国として指しているか、という観点で邪馬台国の所在地を推論した。
つまり、邪馬台国が本当にどこにあったかではなく、「魏志倭人伝」は、邪馬台国がどこにあると書いたか、というように問題を設定した。
「魏志倭人伝」が正しい記述をしているのであれば、そこが邪馬台国である、という立場である。
(略)
上記の条件で、張氏が比定したのは、鹿児島県阿久根市であった。
張氏は、水行十日、陸行一月を帯方郡から邪馬台国までの距離とみなす(例えば、古田武彦氏)のは、漢文的にあり得ないという。
出水(イズミ)のズミや邪馬(ジャマ)に通じ、台は高い地の意味で、阿久根の東の出水山系をさしている、というのが張氏の指摘である。
岩田一平『珍説・奇説の邪馬台国』講談社(0004)によれば、地元では、張氏の著書はベストセラーになったが、阿久根に邪馬台国があったということは、さほど信憑性をもって受けとめられていないらしい。
まあ、全国にいくつもの候補地があるのだから、町おこしに役に立つなら幸い、という感じらしい。
ただし、阿久根の名産ボンタンは、文旦と書き、謝文旦という中国人に由来するのだという。
謝文旦は、難破して阿久根に漂着した船の船長で、阿久根港に避難して世話になった御礼に、ボンタンの実を贈ったことが、阿久根のボンタンの始まりだという。
阿久根沖は、海上交通の難所で、難破する船も多かったらしい。
そういうこともあって、阿久根と中国大陸とはネットワークがあった、と考えられる。


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