20/10/21 04:21:56.54 .net
>>641
祇園山古墳の西新式甕棺から出た鏡片は、画文帯神獣鏡のものだそうだ。
この画文帯神獣鏡は、三角縁神獣鏡の前に用いられたものだという。
三角縁神獣鏡は3世紀後半後葉から現れてくるとされるので、その前の時期の3世紀後半前葉以前がこの画文帯神獣鏡の時期ということになる。
こうしたことからして、この画文帯神獣鏡片が副葬されていた西新式甕棺が4世紀のものであるということは、まず考えられない。
祇園山が3世紀中頃の築造だとするウィキの時期設定は、妥当だというほかない。