20/09/30 20:12:50.63 .net
>>486 > 鏡の分類の話URLリンク(r.nikkei.com)
>>鏡に残った鋳型の傷から舶載鏡とされる1枚と仿製鏡とされる3枚が
同じ鋳型から作られた可能性があることを1日までに突き止めた。
4枚とも中国製か国産の可能性が浮上//
そりゃ普通に記事の通りで、4枚とも中国製か国産の可能性が浮上、
という事にしかならないでしょ。つまり、従来の、
「舶載鏡とされる1枚」という鑑定と、「仿製鏡とされる3枚」という鑑定の、
何れかが誤認だった、というだけでしょ。
「仿製鏡とされる3枚」が、あまりにもお粗末なので、全部仿製鏡と違うか?
というハナシなら、そんな事は断定できないでしょ。
>>444 でこう書いたのだがね。
> 同一鋳型から取れるのは5枚が限度というのは、小林行雄が既に論及してるのだが、
無理して作った5,6,7枚目なんかは、粗製品になっても不思議はないだろ。
いわば、収穫逓減の法則であり、それはどこの国で作られたって同じだろ//
「仿製鏡とされる3枚」が、無理して作った5,6,7枚目であっても構わない。
で、それらの同笵鏡グループの製造地は、日中どちらであっても構わない。
仮にグループが仿製鏡だったとしても、残りが全て国内品、とはならないよ。
>>492 で書いたんだが、真正の三角縁神獣鏡から粘土で鋳型を取って、
今度はそれを鋳型にして、三角縁神獣鏡の模造品が作られた、
という可能性もある。
その場合においては、その仿製鏡グループについては、
仿製鏡である三角縁神獣鏡でも構わんだろうが、
真正の三角縁神獣鏡が仿製鏡、ってハナシにはならない。