【九州説】魏志倭人伝を正しく読む 邪馬拾at HISTORY
【九州説】魏志倭人伝を正しく読む 邪馬拾 - 暇つぶし2ch153:日本@名無史さん
19/12/14 02:36:27.97 .net
>>147
>「この地」は、笠沙岬に道が通じている
笠沙の岬を真木通りて→笠沙岬に道が通じている。
上の訳からすると、「真木(まぎ)」の意味が不明になる。
この古事記の「真木(まぎ)」と同じ発音は、日本書紀では「頓丘(ひたお)から国覓(くにまぎ)行去(とおりて)」の「覓(まぎ)」となっていて、
この日本書紀の「覓(まぎ)」は(求めて)の意味だとされている。
そこで「国覓(くにまぎ)」は(国を求めて)の意となる。
古事記の「真木(まぎ)」は日本書紀のこの「覓(まぎ)」と同じだと思われるので、「笠沙岬を真木通りて」は(笠沙岬を求め通りて)となり、
主格の「この地」を付けると(この地は笠沙岬を求めて通り)の意となり、文意が不明ということになる。
そして、このあとに続く「朝日の直刺す国、夕日の日照る国」の文にもつながって行かないへんな文章となってしまう。
古事記の文がちゃんと意味が通じるものであるのなら、「真木(まぎ)」の意味をどのようなものとして使っているのかということになり、
「真木(まぎ)」の意味を明らかにしなければならなくなる。
「古事記(現代語訳・口語訳の全文)」のサイトでは、この箇所の「真木(まぎ)」を(まっすぐに)と訳している。
しかし、古語の「真木」はスギやヒノキのことであり、「真木柱(まきはしら)」は(太く立派な柱)のことだという。
なので、「真木(まぎ)」には(まっすぐに)という意味はみあたらず、
古事記の「真木通りて」は、どうにもヘンだということになってくる。


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