【九州説】魏志倭人伝を正しく読む 邪馬拾at HISTORY
【九州説】魏志倭人伝を正しく読む 邪馬拾 - 暇つぶし2ch145:日本@名無史さん
19/12/13 02:07:51 .net
>>114
>古い由来の姓に「日下(くさか)」姓がある

この(くさか)に「日下」の字を当てるその理由が不明らしい。
いろんな説があるが、日本書紀神武紀の初めのほうに「河内国の草香邑の…」とあり、この草香邑は現在の東大阪市日下町あたりだとみられていて、日下(くさか)の元々の字はこの草香(くさか)だとされている。
草香になぜ日下の字が当てられたのかが学者の頭を悩ませている難問なのだ。
この難問に挑戦すると、日下の字が当てられた理由としては、次のことが考えられる。
埼玉県に草加市があり、草加の読みは(そうか)だが、これは元々は(くさか)だと思われる。東大阪市の草香(くさか)と同じだ。
この草加市の地形をみると、中川や綾瀬川などの大河の堤防に囲まれた土地だという。
東大阪市の草香も生駒山から流れ下る川の堤防の間にできた扇状地で、昔はすぐ西に河内湖の港があった。
つまり、この草香邑は生駒山と川の堤防と海に囲まれた場所だということになる。
埼玉県の草加市も東大阪市の草香邑も高い土手に囲まれた低地なのだ。
そして、その低地の土手の上には日が射していて、そして低地部分はやや暗い日陰になる。
この日陰という意味が(土手の上にある日よりも下にある低地)、つまり日下(ひのした)という表現になる。
これが日下の字の由来だろう。
このことからすると、草香(くさか)、草加(そうか=くさか)という地名は(川の土手に囲まれた低地)という意味であることが推測されるのだ。
この推測が正しいとすれば、ではなぜ川の堤防に囲まれた低地のことを(くさか)というのかという語源については、おそらく(くさ=草、か=場所)であり、(草が生い茂る場所)という意味だろう。
まあ、日下→草香→謎の語源は、たぶんこういうことだろうな。


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