22/07/29 08:59:32.29 .net
オタの独り言キモいな。
577:日本@名無史さん
22/07/29 19:19:33.45 .net
>笠谷和比古先生、王道の関ヶ原論ですね。
業績としては、押込の構造なんだけど、一般読者にしてみれば
関ケ原だけの人なんだよなぁ
578:日本@名無史さん
22/08/08 22:23:14.99 .net
来年の大河関連本ー家康物が出始めましたね。
皆さん、読む予定ありますか?ここに集う人々は散々家康研究やっているだろうと思いますから。
さすが出足の速い渡邉大門氏の新書、比較的ライトな層が最新研究を押さえるには適していますね。
579:日本@名無史さん
22/08/17 13:27:43.80 .net
>>1
裏切られた3人の天皇 明治維新の謎 鹿島昇
580:日本@名無史さん
22/08/22 23:14:45.19 .net
「武者から武士へ-兵乱が生んだ新社会集団」(吉川弘文館、森公章氏)
を昨日から読んでいます。1日約20頁ずつ、2週間程度の予定です。
知らなかった人物名や官途名などすべて覚えるのは無理ですが、歴史の流れを改めて確認できそうです。
581:日本@名無史さん
22/09/01 22:54:33.30 .net
○ 吉川弘文館・人物叢書、ミネルヴァ書房・日本評伝選、いずれも古代や現代過ぎたり、マイナー人物だったりが多く、
なかなか皆が期待する人物は出て来ないですね。
○ 吉川だったら、安倍・清原氏の巨大城柵云々が面白そうですね。
「武者から武士へ」で前九年・後三年合戦に触れた人は、更に深掘りできるかも。
○ お馴染の著者だけれど、また江戸無血開城ものが近刊(吉川)されますね。
この数年くらいで何冊出るのよ?歴史学会で何かあるの?
○ 平凡社「中世から近世へ」は光成氏の毛利ものでようやく復活。
関ヶ原合戦における毛利諸将の動向の解明が主題になると思うので、購読候補にします。
」
582:日本@名無史さん
22/09/04 11:49:26.32 .net
>>578
読む予定はありません
583:日本@名無史さん
22/09/10 11:49:31.47 .net
黒田基樹氏の“おんな”シリーズであり大河ドラマ関連本でもある、
「徳川家康の妻築山殿 悲劇の生涯をたどる」(10月刊行・平凡社新書)はどうですか?
584:日本@名無史さん
22/09/11 15:36:02.39 .net
刊行後5か月になるが、「武田信玄の子供たち」(宮帯出版社)を読み始めた。
まだ序盤(円光院殿以下夫人たち紹介の総論、義信・龍芳・信之・勝頼の各論考)だが、
いや~、誤りが多く、校正しながら読み進めるのが大変。
年次比定、和暦と西暦の不適合、人物名の誤り、「武田氏」を「武氏田」とするなどの誤植、
全く意味が通じなくなる文の挿入、同一論文内での矛盾もある。
出版社編集部、それから責任編者の丸島和洋氏の責任は重い。
編纂・出版過程でアクシデントがあったようだけれど、それでも批判を免れるものではない。
内容は好いよ。
「武田勝頼」(深沢修平氏)では、跡部勝資・武田信豊らの側近専制政治を指弾する甲陽軍鑑の記述が、
相当程度に真実性、少なくとも武田家中での受け止めはそういうものであったことが論証されている。
(この論考は、一つも校正すべき個所なし。)
585:日本@名無史さん
22/09/11 15:38:04.73 .net
SCRAМBLEイヒ急げ! 09/11 15時38壺
586:日本@名無史さん
22/09/11 18:02:39.72 .net
「嘉吉の乱-室町幕府を変えた将軍暗殺」(ちくま新書)
渡邊大門氏、新書とはいえ、一般大衆向け・大河ドラマのブーム便乗ではないテーマを持ってきましたね。
自身の研究対象、マイブームなのかな?
ただどれだけ読まれるか。皆さんどうですか?
587:日本@名無史さん
22/09/13 22:53:33.29 .net
「国葬の成立-明治国家と『功臣』の死」(勉誠出版、宮間純一氏)
もう7年前の本ですが、今こそ読んでみるべきなのでしょう。取り寄せている人も結構いるかな。
政策(改革)実行力、その存在感、支持と不支持の両極化、そしてその死。
大久保利通≒安倍晋三、これに異論はないでしょう。
588:日本@名無史さん
22/09/13 23:19:43.83 .net
ス導
ク入
ラし
ンろ
ブ!
ル 09/13 23時19壺
589:日本@名無史さん
[ここ壊れてます] .net
>>1
● 右翼になりたい人が読む入門書 ●
書名 「不道徳教育講座」
著者 三島由紀夫
この本を読めば、右翼の物の考え方を知ることができます。
【大いにウソをつくべし】【弱い者をいじめるべし】
【教師を内心バカにすべし】【痴漢を歓迎すべし】
【友人を裏切るべし】【人に迷惑をかけて死ぬべし】
などのタイトルがついた70章から成っています。
590:日本@名無史さん
22/09/18 11:29:56.39 .net
>>581
光成・毛利本はずっと前にこのシリーズの予告で「関ヶ原以後」とされていたものかと思うし、
吉川広正も中心人物として出てくるので、寛永期の権力闘争・秀就権力の確立がメインになるのでは?
>>587
某レビューを見ると、やはり今年の7月以降に結構読まれているね。
>>589
日本史本の範疇と言えるかどうか…
591:日本@名無史さん
22/09/20 11:51:41.39 .net
河出書房新社の大著『天皇史年表』
価格は¥32000!!
592:日本@名無史さん
22/09/23 15:18:35.35 .net
「武田信玄の子供たち」約500頁、17日間かけて本日読了。いや、内容は素晴らしい。
だけれど、誤記・誤植の多さが半端ではなかった。
(1)まず、初歩的なミスでは、
●信玄の末子信清氏→「氏」はトルツメ ●重要や役割→「重要な」
●(秋山越前守について)秋山一族は別掲の虎繁系も含め→「別系」
●家康が関東に移封された天正二十年→「天正十八年」 ●文禄二年(1594年)→「1593年」
これらはすぐ直せるが、次いで、
(2)少し考えたり確認が必要なものとしては、
●真田幸綱の四男昌幸→「三男」 ●春原孫左衛門→「惣左衛門」*他の複数個所はこちら
●(信廉について)信玄死去時三十一歳→「三十二歳」*数え年
●参考文献に浅倉直美氏の著作を使っているが、本文中は(朝倉二〇一九)と注記
一番面倒なのが、
(3)調べなければ正しく直せないもので、
●秋山越前守の父(法善)の本土寺過去帳に記載される命日について、五月五七日→「五月七日」
●参考文献に小笠原氏の林城について中川治雄氏の論考を使っており、
参考文献欄では「論文名」(1988年)としているのに、本文中は(中川1998)→「1988」が正しい。
*中川治雄氏について検索して確認
●「吾妻鏡」により小笠原長清が伴野庄の地頭であったとされる年について、
文治二年(1185)と記載→「1186」 *文治2年なのか元年なのか検索して確認
これらはごく一部。枚挙に暇がないとはまさにこのことです。
593:日本@名無史さん
22/09/23 17:05:37.85 .net
NHKの職域接種はよ 09/23 17食05口
594:593
[ここ壊れてます] .net
失礼、1573年の信廉は42歳ですな。
595:日本@名無史さん
22/09/24 20:22:34.11 .net
>>592
テーマが話にならないほど愚劣
596:日本@名無史さん
22/09/24 20:24:09.22 .net
>>583
まったくダメです
597:日本@名無史さん
22/09/24 20:25:53.50 .net
>>576
戦国ばっかり、低質な輩なのでしょう
598:日本@名無史さん
22/09/25 09:29:31.05 .net
日本史の通史の本でなにかありませんか?
599:日本@名無史さん
22/09/25 10:22:03.97 .net
>>591を見よ
600:日本@名無史さん
[ここ壊れてます] .net
家康本続々出ていますが、時代・彼の生涯カレンダーという意味では両極の2冊に注目。
(1)「青年家康-松平元康の実像」(柴裕之氏著)
やはり柴氏がドラマの時代考証ですね。徳川史観を排した、等身大の家康像を世に問うている第一人者。
人質時代は決して不遇ではなかった、という内容なのかな。
たぶんドラマではこの時代に尺を多く使うだろうから、お勧めの一冊と言えましょう。
(2)「江戸幕府の誕生-関ヶ原合戦後の国家戦略」(渡邊大門氏編)
大門氏、さすがの仕事量ですな。で、自身のほか、曽根勇二氏、水野伍貴氏らお馴染みの面々の論考を収録。
関ヶ原合戦後の知行、二重公儀論、対朝廷・外国勢力政策といったこの時期の基本論点に関する最新研究の到達度を確認できますね。
601:日本@名無史さん
22/09/27 23:23:18.73 .net
「日本の未来を切り拓く 明治維新の長州人マインド」(幻冬舎)
今夜書店で見つけた。私は長州の人々の流した血、その屍の上に現代日本の繁栄があると思っているし、
功山寺挙兵の高杉晋作を救国の英雄(日本を滅亡から救った日本史MVP)と見做しているので、
どんなものかと手にとってみた。チラ見してみて、キリスト教(徒)の立場から書いているのかなと思った、その次の瞬間、
世界平和統一家庭連合の信者乃至関係者、シンパであることに気づいてしまった(苦笑)。著述の上で隠されてもいない。
今の世論?については、明らかに特定の思想からのなにがしが見てとれるので辟易し、
太田光氏らを支持してはいるが、さすがにこの本を購入するのは無理かなぁ。
602:日本@名無史さん
22/10/09 19:04:55.21 .net
皆さん、岡義武氏著・岩波文庫版の「山県有朋」を読んでいるのですかね?
戦後歴史学の影響は免れない時期の著作だし、岩波本ではありますが、
そういう方面の偏りはない、正当な山県論だという評価が多いように思います。
自分は山県の評伝は未読ですが、やはり最新研究の基での刊本を読みたいですね。
603:日本@名無史さん
22/10/10 17:36:49.96 .net
今日で安倍政治モノを読了、今月下旬に
・JAL裁判-日航123便墜落事件と1985(青山透子氏、河出書房新社)
・毛利氏の御家騒動(上出)
が出るけれど、それまでに何か繋ぎにお勧めの本はありますか?
604:日本@名無史さん
22/10/10 19:05:11.64 .net
青山透子と言われると何故か↓を連想するw
URLリンク(dec.2chan.net)
605:日本@名無史さん
22/10/11 22:17:21.83 .net
真実をもみ消した自民党政権と米国(軍)、JALの経営層への批判があって、
そこから青山氏の言説は左がかりになり、その層から支持されているのだけれど、
そういうイデオロギー抜きにして、状況証拠(+証言+一部物的証拠)は集まっていますからね。
とにかく、この事“件”とグリ森は昭和史2大ミステリー(世田谷一家殺人事件を入れると現代日本3大~)ですよ。
606:日本@名無史さん
22/10/15 19:10:21.79 .net
金柄憲氏「赤い水曜日 30年間の慰安婦歪曲」の日本語訳版、文藝春秋から出ていますね。
韓国における、正義派による従北・反日反米党への戦い、その近年の動向を押さえたい人にはお勧めですよ。
607:日本@名無史さん
22/10/15 20:08:51.87 .net
「関ヶ原 島津退き口 義弘と家康-知られざる秘史」(桐野作人氏、ワニブックスPLUS新書)
最初は学研新書、次いで学研M文庫から出て、読書離れ・出版不況の直撃を受けて廃版になっていた(初版は10年以上前)が、
この度リバイバルされた(一部、加筆修正がある模様)。
学研時代のレビューを見ると、調査・分析の評価が高い。
桐野氏は信長を中心とする戦国末期もの、幕末維新もの両方で活躍しているが、
やはり薩摩ものは力の入れよう、情報収集のやり易さが違ってくるのかな。
読んでみたいが、他の候補もある中での調整次第。
608:日本@名無史さん
22/10/16 17:18:34.83 .net
>>579
その本読んだら頭がバカになるよ。
609:日本@名無史さん
22/10/26 22:07:16.63 .net
青山透子・123便事件本は発売が1か月延期。
10月13日の一審敗訴の話を描かなければならないからだろう。
さて、では何を読むか。
明日、書店で「毛利氏の御家騒動」を手に取って内容確認して即買いするか、
興味・関心とズレていたら、刊行から月日は経っていても読めていないものを選ぼうかな。
610:日本@名無史さん
22/10/26 22:16:48.82 .net
>>607
テーマが糞
611:日本@名無史さん
22/10/26 22:54:00.12 .net
いいテーマの本を紹介してよ。
612:日本@名無史さん
22/10/27 01:38:55.54 .net
戦国だの武士だのは、無いね
613:日本@名無史さん
22/10/29 10:18:29.12 .net
「毛利氏の御家騒動」、書店でパラパラめくって「おわりに」のところで、
・三本の矢の逸話は、家父長制を中心とする家族観を通じて天皇絶対を誓う臣民の涵養に利用された
とか、
・ロシアのウクライナ侵攻≒元就の中国経略
みたいなことが書かれていた。光成準治氏って、そっち系の政治思想・国家観だったの?ち
ちょっとがっかりで、本論自体は元和・寛永期に至る毛利一族の相克について、知らないことが沢山書かれており、
読みたい思いもあるが、とりあえず後回し。昨日から「関ヶ原 島津退き口」購読に入った。
614:日本@名無史さん
22/10/31 12:24:50.26 .net
元から読むようなテーマではない
615:日本@名無史さん
22/11/01 00:43:18.81 .net
>>613
三本の矢逸話の普及には、そういう側面があるかも知れないが、2つ目の比喩は無理筋だわな。
歴史の変遷・発展過程、人類の法規範意識や価値観の違いなどを無視した議論だろ。
ロシアに喩えられた元就、ウクライナに喩えられた国衆や尼子、大内氏らもびっくりしているよ。
>>614
古代史、あるいは近現代史ファン?記紀神話の世界とか邪馬台国やヤマト王権論、あるいは明治維新史?
最近の人物叢書やミネルヴァ評伝選の路線が実は好みに合っているとか?
616:日本@名無史さん
22/11/01 12:06:18.41 .net
ミネルヴァこそ戦国を始め武士ばかり収録してる
617:日本@名無史さん
22/11/01 23:43:34.67 .net
最近、そうでもないのでは?
源平・戦国・幕末維新のファンにとっては、who is he?の現代史人物が多いと思う。
極左活動家(荒畑寒村)なんかも出ている。
618:日本@名無史さん
22/11/01 23:47:12.54 .net
>>616武士嫌いなのねw 天皇親政主義とか?後鳥羽・後醍醐シンパ?
あるいは、武士の特権・価値を終わらせた「大村益次郎」(今年3月刊行)は読んだ?
自分は読みたいと思いつつ、順番が後になってしまった。
619:日本@名無史さん
22/11/02 01:12:45.09 .net
我が国は皇国
620:日本@名無史さん
22/11/02 23:32:49.72 .net
「新説 家康と三方原合戦―生涯唯一の大敗を読み解く」(NHK出版新書)
「徳川家康と武田信玄」(角川選書)
平山優氏、近日2冊出すと。さすがに商売やり過ぎ。今まで散々書いてきた内容では?
621:日本@名無史さん
22/11/04 22:23:03.11 .net
低能が多すぎるから、家狸だのなんだのが商売になる。
622:日本@名無史さん
22/11/04 22:29:10.88 .net
戦国武将モノはどうしてアカン(読む人が低能と)のですか?その理由について御高説を伺いたい。
623:日本@名無史さん
22/11/05 00:20:18.60 .net
>>584
テーマにピッタリな低級ぶりですねww
624:日本@名無史さん
22/11/07 23:33:30.72 .net
ミネルヴァ評伝選は、この暮れから年明けにかけても、
マイナーな、まったく無名とは言えなくとも、いわゆる政治史の中心ではない、宗教家・思想家ものが続く。
きっと出版サイドとして、歴史ファンのウイング・視野を広げて人智を高めさせたいという意図があるのだろうが、
商売という見地からは厳しいのではないかな?
そんな中、ミネルヴァ書房10月末刊行の注目作が「幕末勤王志士と神葬-洛東霊山・霊明神社の歴史」。
著者は霊明神社神主・村上氏の血を引く村上繁樹。
これも単純な幕末維新の志士活躍物語とは違うわけで、読解力と洞察力が求められそうだけれど、
今を生きる勤王家や国学の士にとっては重要な一冊になるかも。
625:日本@名無史さん
22/11/09 14:48:28.57 .net
歴史ファンなんて、ほとんどがセンゴク好きだぜ?
626:日本@名無史さん
22/11/09 22:39:32.60 .net
やっぱり、>>620の刊本や、
「戦国の<大敗>古戦場を歩く-なぜ、そこは戦場になったのか」(山川出版社、黒嶋敏氏)
あたりの方が需要ありなのだろうね。
平山先生本のうち、新書「三方原合戦」の方は今日書店に並んでいた。
チラ見したが、両軍の進軍行路をはじめマニアックに分析・検討していて、
そこまで深掘りして何の得?ということはあるかも知れないが、世界に没頭するには悪くないかも。
627:日本@名無史さん
22/11/09 23:02:48.96 .net
そのほうが世のため人のため
628:日本@名無史さん
22/11/09 23:14:04.84 .net
自分はまだ記紀物語で語られるような古代史の本を読んだことがない。
日本人・天皇の起源、ヤマト王権の創立、そういった話に踏み込んでいきたいという気持ちはあるが、
それらに関する歴史用語に精通しておらず(自分の語彙力が及ばず)、読解が困難だという予感があって。
邪馬台国、神武天皇、その連関を主題にした新刊も丁度出ており、興味はあるが…。
何か手頃な書籍はありますか?
「古代史の論点」的なまとめ本でもよいかも知れません。できればこの1年内くらいの発刊物で。
629:日本@名無史さん
22/11/15 12:39:25.89 .net
吉川弘文館12月刊予定、「孫の孫が語る藤原道長-百年後から見た王朝時代」(繁田信一氏著)
再来年の大河ドラマ関連本が1年早く出る感じです。こういうの、よくありますよね。
道長にも「孫の孫」である忠実にも興味はありますが、詳しく調べたり本で読んだことは殆どないので、検討します。
問題は頭の中や気分がこっちに向くかどうかですが、今更家康に深く突っ込む気持ちも湧かないですしね。
630:日本@名無史さん
22/11/15 13:24:29.67 .net
家康本で恐縮だが、
昨年11月発刊の「家康と家臣団の城」(加藤理文氏、KADOKAWA選書)
をようやく読むことができている(途中)。
縄張り図なく記述される城が多くて分かりにくいという批判は納得する面もあるが、
要は、細かい構造をどこまで理解して読み進める必要があるかという問題で、
戦国大名から天下人へ駆け上がる道が、城取り政策の変化からも合理的に説明できる、
そのことがよく分かる良書だと思う。
要所要所でしっかり書かれている
631:日本@名無史さん
22/11/15 14:25:57.67 .net
センゴクばっかり
632:日本@名無史さん
22/11/15 16:26:49.28 .net
【映画】政治思想による好み 保守派は「人間ドラマ」、自称リベラル派は「好色・猟奇」―ビッグデータ解析で判明
スレリンク(mnewsplus板)
腐れサヨは殺し合い大好き
633:日本@名無史さん
22/11/19 16:38:39.57 .net
中公新書・木本好信氏「奈良時代 律令国家の黄金期と熾烈な権力闘争」
はどうですか?戦国・武士嫌いの人は必読では?
634:日本@名無史さん
22/12/01 22:57:18.00 .net
「幕末の中央政局と龍馬暗殺」(東洋出版・川島修氏)
******
この話、まだ新刊出るのか。
この著者は、かつて「幕末慶応期の政局と龍馬暗殺」を出しているが、加筆修正版なのかな?
ぱっと見、薩摩・土佐らの陰謀説を否定し、大政奉還を認めたくない徳川・幕府勢力の仕業と、
至極真っ当な説を展開しているが、著者の研究成果として深みが加わっているのかね?
ま、読むニーズがあるとすれば、歴史ファン歴が浅い人、少なくともこのテーマの論考を読んだことのない人だろうね。
635:日本@名無史さん
22/12/01 23:10:32.90 .net
>>8
中公文庫の日本の歴史シリーズ26巻
636:日本@名無史さん
22/12/23 23:42:27.17 .net
角川新書から注目の2冊、
(1)徳川十六将:伝説と実態(菊池浩之氏)
大河ドラマ関連本ですが、単なる家臣団(武将)の評伝ではなく、
異種複数伝わっている十六将図の分析などを通じ、
彼らがどのように歴史叙述されてきたかを書いているという点が興味を惹きますね。
(2)「奥州の竜」伊達政宗:最後の戦国大名、天下人への野望と忠誠(佐藤貴浩氏)
最後の最後まで天下取りの野心に燃えた(イエズス会勢力との連携等)、ギラギラした政宗像ではなく、
秀吉・家康への臣従を通じて戦国大名から近世大名へと脱皮し、家中や領国の構造改革に取り組むことで生き残りに成功したという、
現実的な政宗像を提示。この観点からは、平凡社「中世から近世へ」で遠藤ゆり子氏の著作が予定されて久しいですが、
かのシリーズ全体、待てど暮らせど新刊が出ませんから、ここで本書を購読しましょうかね?
637:日本@名無史さん
23/01/01 05:21:15.06 .net
また毒川とかかよ
638:日本@名無史さん
23/01/02 00:21:08.15 .net
累積の発行部数、そんな数値は求めようもありませんが、戦国武将のモノがダントツでしょうね。
(次いで坂本・西郷の幕末・維新モノでしょうが、研究・叙述の対象となっている物の数が違いますね。)
さらに今は硬軟取り混ぜた家康本ラッシュやむなしですね。
そんな中、黒田基樹氏の“おんな”シリーズはまだまだ続いていて、
今度は「お市の方の生涯-『天下一の美人』と娘たちの知られざる政治権力の実像」(朝日新書)が出ますね。
帯になるように、確かに初の本格的評伝かも。それと副題の内容は興味深いですね。
639:日本@名無史さん
23/01/02 22:27:11.32 .net
とりあえず2023読み初めは「徳川十六将:伝説と実態」にした。
640:日本@名無史さん
23/01/02 23:38:36.42 .net
当初1月末刊行予定だったのが2月に延びたようだけれど、
ミネルヴァ書房の「橋本左内」(角鹿尚計氏)も楽しみだね。
知識・思想のレベルでは後の倒幕維新の主役となった者達とは比べものにならないし、
彼が生き永らえていたら歴史がどうなったかと想像力を掻き立てられる、一番の人物だから、
まだ彼の本格評伝を読んだことがない人は今回飛びつかないとね。
捕縛されてからの尋問・応答の経緯など読み応えありそうだよ。
641:日本@名無史さん
23/01/06 02:50:51.01 .net
ひっそり、細々と続く山川出版社の日本史リブレット、
「藤原道長:摂関期の政治と文化」(大津透氏)が11月に出ていたのですね。
来年(刊行時点で)の大河が始まる前に、その翌年の大河の予習本です(笑)
880円とのことで、前は2,000円くらいしていたように思うので、
だいぶ手に取りやすくなった、というか、分量相応になりましたね。
戦国や幕末維新は詳しいけれど、平安王朝期は…という向きには、最適な入門書かも知れません。
642:日本@名無史さん
23/01/09 22:12:33.73 .net
「徳川十六将」は良書ですね。
著者はもともと経済畑だけれど、信長・秀吉・家康とその家臣団(系図)研究で十分実績があるが、
なるほどよく調査・分析されている。
「寛政重修諸家譜」「三河物語」「松平記」などに書かれているエピソードそのものが具体の史実というわけにはいかないが、
家康と家臣団個々の関係性、家康の評価(起用法)などを知るには十分な資料であり、
それが著者の巧みな筆致も借りて、彼らの言動が目に見えるようだし、その心の内もリアルに伝わってくる。
また、松平・徳川家の秘史ともいえる次郎三郎家の家康(元康)が蔵人(佐)を名乗るに至る過程の解明、
秀吉による四天王(特に酒井を除く三傑)の創出、全軍の先陣が榊原・家康旗本の先鋒が井伊という軍制、
対豊臣方の先陣を担う東条松平家&井伊ラインなど、研究史上意義ある提起も少なくなく、読み甲斐たっぷり。
643:日本@名無史さん
23/01/09 22:43:28.52 .net
平山優氏の、特に新潮選書の方は、氏の著作にしては低評価・批判を受けていますね。
武田氏視点ばかりだ、と。ま、そうなるのでしょうね。
644:644
23/01/09 22:46:31.58 .net
失礼、角川選書でしたね。
645:日本@名無史さん
23/01/15 19:28:50.35 .net
「孫の孫が語る藤原道長-百年後から見た王朝時代」を購読中。
気軽にスイスイ読み進められる良書ですね。
そもそも、父頼通から聴いた祖父道長や頼通・教通兄弟らの話を、後冷泉天皇の中宮だった寛子が、
父の曾孫忠実に語った話、それが忠実の談話として書かれている「中外抄」「富家語」、
その歴史的価値は極めて高いですね。初めて触れることができ、個人的に好かったです。
道長らの権力のあり様、というより、摂関家をはじめとする平安貴族の有識故実について学ぶことができますね。
646:日本@名無史さん
23/01/16 23:20:17.67 .net
「どうする家康」の歴史観に違和感を感じて早くも脱落する人が続出という話も聞こえる。
少なからずアンチ・ジャニーズの向きもあると思うが、昔からの徳川史観に立脚すると、あの元康19歳は理解できないのかも。
一方で、鎌倉を舞台にした昨年の“三谷劇場”は、最大公約数としては絶賛、大盛り上がり。
しかし、これも吾妻鏡史観がアップデートされていないし、ダーク義時イメージは戦前戦中の皇国史観を引き摺っているよね。
もう少し、一般の人々も刊本を読んで最新の研究成果について知識を持って欲しいよね。
647:日本@名無史さん
23/01/17 03:50:16.95 .net
アホ過ぎ
648:日本@名無史さん
23/01/24 00:27:46.54 .net
2月1日発売予定(大手書店に並ぶのは1月31日でしょうか。)、
吉川弘文館「源頼政と『平家物語』-埋もれ木の花咲かず」(栃木孝惟氏)は興味を惹かれますね。
この時代、頼政の名前が出てくる事象については散々探究していますが、
この人物を主役にした文献を読んだことがないので。
以仁王令旨(その真偽、作成・流布の時期、特に頼朝にとっての意味など)について改めて考察を深める機会にもなるでしょうし。
昨年の大河ドラマ関連で言えば、同社の「対決の東国史」シリーズ第1巻にラインアップされていた、
「源頼朝と木曽義仲」(長村祥知氏著)は、ついに刊行されないのでしょうか。
一般大衆向きという点では、シリーズの目玉だったでしょうに。著者に何かあったとか?
649:日本@名無史さん
23/01/26 23:40:07.56 .net
今週書店で見つけたのは、
◆「天下人たちの文化戦略-科学の眼でみる桃山文化」(吉川弘文館・北野信彦氏)
テーマはとても重要ですが、美術・工芸・建築用語を辞書を引き引き読んでいく労苦がキツいのでスルーです。
◆「『幕府』とは何か-武家政権の正統性」(NHKブックス・東島誠氏)
いわゆる3つの幕府に止まらず、古代王朝、平氏政権、織豊政権なども含め、日本の政治史を総覧しながら、
社会の発展や時代の要請に応じて、時の権力の正当性がどこに求められたか、という話ですね。
著者が結びで書くように、今の政治のあり方にも一石を投じる、重要な議論でしょう。
ただ、じっくり時間をかけて読まなければならず、今月末から来月頭に出る「橋本左内」や「源頼政」と見比べての選択にしようと思います。
650:日本@名無史さん
23/01/28 10:02:44.21 .net
源義平、朝長、義門、希義、範頼、全成、円済に詳しい書籍あればご紹介ください
651:日本@名無史さん
23/01/28 11:21:45.24 .net
>>650 史料の制約があるからか、彼らを主人公とした著述は見かけないですね。
大河ドラマ関連本としても発刊されなかった。
探し求めるなら、まずは戎光祥出版から2015年に出ている中世関東武士シリーズの「源範頼」。
それから古いけれど永井路子氏が全成を主人公とする短編小説を書いている。
もちろn頼朝の評伝、保元・平治の乱関係本には、義平・朝長がそこそこは登場する。
あとはお馴染みの元木泰雄氏、野口実氏の源氏や坂東武士関係の著作にどれだけ書いてあるか?。
吉川弘文館人物叢書の予定ラインアップにある「源義朝」が出れば期待したいけれど、
なかなか目途立たないね。
652:日本@名無史さん
23/01/29 22:35:33.15 .net
ミネルヴァ「橋本左内」は2月下旬に繰り延べか。
ならば吉川「源頼政~」、NHKブックス「幕府~」を読むかな。
あるいは、岩田書院・砂川博氏著「天正6年10月 荒木村重『逆心』 伊丹有岡城から尼崎城へ」。
268頁もので5,390円、さすが岩田書院。
内容はマニアックで面白そうだけれど、これまた大手書店でもなかなか置いておらず入手困難。
既に読んでいる人はいますか?
653:日本@名無史さん
23/01/30 23:17:28.64 .net
行きつけの大型店に「村重逆心」あったよ。
「逆心」の用法を探るとか、面白そうだし、サッと読めそうだが、5,390円は高過ぎる。
また、「『幕府』とは何か~」は、やんちゃだなぁ、というか筆致が跳ね過ぎ。
何か統一感なく言語使いも独特。途中で「ティー・ブレイク」と銘打って雑談ぽくなったり。
先学への批判も容赦なく、著者の独演が続く感じ。
どちらも保留だな。
654:日本@名無史さん
23/02/01 00:05:55.63 .net
1月25日から30日までの6日間で「お市の方の生涯:『天下一の美人』と娘たちの知られざる政治権力の実像」を読んだ。
黒田基樹氏のあくなき探求心と調査研究力、執筆力には改めて頭が下がる。
良質な資料がほとんどない中、「渓心院文」や「柴田合戦記」を丹念に読み解き、
小谷城&北庄城が落ちるという修羅場で現れたお市の心根を引っ張り出してきたあたりは読み応え十分。
もちろん、それとて伝聞情報に過ぎないけれど、現時点での考察としてこれ以上は到達不可能。
(不思議とあの北川景子の演じる市のキャラがマッチしているように思う。)
その他、織田政権を豊臣政権が塗り替えていく過程での3姉妹の存在の意味(その結婚)、
浅井氏の国衆としての性格については、まったくの新解釈という訳ではないが、
根拠資料を挙げての結論導きが簡潔明瞭で「そのとおり」としか言いようがないものだった。
「そのとおり。」としか言えない論になっている。
信長・お市の姉妹たち(犬山殿ほか)の系譜・彼らの長幼関係はマニアック過ぎて、
それをそこまで知って何の意味があるの?と思えるところもあるが、それも含めて黒田氏の仕事たるゆえんだろう。
655:日本@名無史さん
23/02/02 20:51:43.99 .net
一般教養として基本的なことを身に付けたいのですが
お薦めあったら教えてください
中公文庫のシリーズは難しすぎますか?
656:日本@名無史さん
23/02/03 05:01:56.88 .net
山川出版社のいろいろなシリーズが適でしょう。
それも含め、大型書店に足を運んで自分の眼で見る、それが楽しいので必ず行ってくださいまし。
657:日本@名無史さん
23/02/03 18:05:37.71 .net
>一般教養として基本的なこと
XX系
新人物往来社ー雄山閣ー学陽書房ー勉誠社>>>>>>光人社(特化型)
~あっちへふらふら・こっちへふらふら~
講談社ー学研ー文藝春秋ー日経ー小学館ー中公ー徳間ー草思社ー筑摩
~あっちは行くけど、そっちは行かない~
山川出版ー吉川弘文館ー朝日新聞社ー岩波
~不偏不党且つ公平中正を標榜し、多様性の素晴らしさを謳い、異なる価値観を認める勇気を称揚するが、敵のレッテルを貼った相手は排除することしか考えない~
明石本店(仮称)ー正曜日(仮称)ー大月書房(仮称)ー青木書斎(仮称)ー三二一書房(仮称)
~ネタ枠。売れりゃぁいいんだよ~
PHPービジネス社
658:日本@名無史さん
23/02/07 03:04:19.29 .net
北方未来考の原本は今でも残ってますか?
659:日本@名無史さん
23/02/09 03:15:49.34 .net
吉川弘文館の「家からみる江戸大名」シリーズ面白そうですな。
自分の故郷の殿様のやつとか、読む人多くなるかも。
まず刊行される「南部家」は、マイナー過ぎて(地元の人、御免なさい。)スルーだな。
「徳川将軍家・総論編」はなぜ家光・家綱期中心?とあるが、
大奥など家政の仕組みが完成した、そのあたりに焦点を当てるのかな?一応✓しておこう。
660:日本@名無史さん
23/02/11 04:56:36.48 .net
百田尚樹
「自民党の国会議員の半分でも『新版・日本国紀』を読んでくれたら、日本は変わるのに…」
661:日本@名無史さん
23/02/25 03:03:42.13 .net
ミネルヴァ評伝選、4月は「良寛」か。こういうの、ホント増えたよね。
うちは曹洞宗寺院の檀家だけれど、さすがに読めないなぁ。
コンスタントに発刊されているだけ、吉川・人物叢書よりマシだけれど。
(近く、「橋本左内」か「大村益次郎」は購読したいと考えている。)
662:日本@名無史さん
23/02/26 15:31:18.17 .net
15日から25日まで、「源頼政と『平家物語』」充実した読書だった。著者は今年88歳、頼政さながらの老先生の一大奮起(失礼!)、氏があとがきで言われるとおり、保元・平治の乱から治承・寿永の乱の勃発までの歴史の場面を幅広く、かつ深く味わうことができた。
頼政挙兵は周到に準備された結果、つまり頼朝はじめ坂東の武士団や叡山勢力との連携があったという見方。頼政は父に従って下総にいたであろうこと、満仲以来摂津源氏が天台宗と結びついていたことなどが判断材料になり、成る程そう見ると、吾妻鏡治承4年4月27日条は史実に近い内容として読めるわけだ(以仁王令旨を三井寺に入ってからの発布と読む必要がない。)。
その他、後白河・二条父子の死闘・暗闘、それが以仁王の在り方を如何に宿命づけたか、頼政・以仁王の最期の場所は何処か、公家の記録や吾妻鏡と平家物語がどう関係して物語の虚構が創作されるかなど、論点や新たな知識・情報とすべき事項は枚挙の暇なし。
663:日本@名無史さん
23/02/28 23:57:07.21 .net
毎日ワンズから刊行されている、一連のいわゆる「津田史観」の歴史叙述、読んでいる人いますかね?
西郷ら倒幕勢力・維新の元勲・維新官僚たちへの嫌悪感をむき出しにした「明治維新の研究」、
神武東遷は別人、十七条憲法は贋作などと説く「古代史の研究」(いずれも毎日ワンズの刊本名)などは、
左派勢力が歓喜するような内容と見える。
しかし、津田左右吉は決して左翼人ではなく、むしろ生粋の天皇崇拝者とされる。
今日の史料アクセスとは比較にならないような環境の時代にこれらの著述を行った津田氏の、
知性・精神性を探ってみる、その知的作業は面白いかも。
664:日本@名無史さん
23/02/28 23:57:07.86 .net
毎日ワンズから刊行されている、一連のいわゆる「津田史観」の歴史叙述、読んでいる人いますかね?
西郷ら倒幕勢力・維新の元勲・維新官僚たちへの嫌悪感をむき出しにした「明治維新の研究」、
神武東遷は別人、十七条憲法は贋作などと説く「古代史の研究」(いずれも毎日ワンズの刊本名)などは、
左派勢力が歓喜するような内容と見える。
しかし、津田左右吉は決して左翼人ではなく、むしろ生粋の天皇崇拝者とされる。
今日の史料アクセスとは比較にならないような環境の時代にこれらの著述を行った津田氏の、
知性・精神性を探ってみる、その知的作業は面白いかも。
665:日本@名無史さん
23/03/01 00:20:27.67 .net
>>659 ラインアップ出ているね。超メジャーな大名家を揃えた感じだが、
やはり倒幕革命に向かっていく、権力構造・家中統制・藩士や藩民の気質といったものが
いかに特殊かつ異様なものであったか、「毛利家」「島津家」は改めて押さえておきたいところか。
一方、西国大名を迎え撃つ最前線に配置され、初代・直政以来、譜代の中で格別の存在だった「井伊家」、
その矜持はいかなるものであったのかも。
同じ吉川弘文館の4月ラインアップでは「『小右記』と王朝時代」、
これは来年の大河ドラマの予習本にもなるのかな?
格&人物という点では道長最大のライバルと言うべき実資(ドラマに出てくれるかな?)は是非世に知られる存在になって欲しい。
666:日本@名無史さん
23/03/01 00:40:10.28 .net
吉川弘文館は、人物叢書がなかなか出ない、出てもマイナー人物ばかりなのは残念ではあるが、
その他を含めた発刊の総量で他の追随を許さないね。
その中には、当然学問的意義が大きかったり、
一般歴史ファンの知的欲求を大満足させてくれる良書も少なくない。
個人的には、平凡社の「中世から近世へシリーズ」が徐行から最早停車しそうなのが寂しい。
667:日本@名無史さん
23/03/01 00:59:14.19 .net
黒田基樹氏が「お市」を持ち込む前に朝日新書本として依頼されていたのは、
(「お市」のあとがきで触れられていた)
「家康」だったのか。おんなシリーズではない感はあったが、ツマラナイな。
時期的に仕方ないけれど。
であれば、引き続きおんなシリーズの意欲的な仕事を期待。
某レビューでどなたかが言っていた「帰蝶」(濃姫)と呼称される人物(出すなら2020年だったか?)とか。
668:日本@名無史さん
23/03/03 03:29:49.40 .net
アカヒはやっぱり戦国好き
669:日本@名無史さん
23/03/03 06:53:54.99 .net
時期的にまだまだ家康本乱発は仕方なし。
で、中でも磯田道史氏の新書はいつもながらよく売れているわ。
「家康徹底解読-ここまでわかった本当の姿」は、2020年「麒麟がくる」放映時の信長版に続く出版。
となると、秀吉版もいずれとなるのだが、しかし、大河ドラマの題材、さすがにネタ切れとは思う。
それに、堀新氏らは既に最新研究による秀吉や豊臣政権像を発表しているからなぁ。
ちょっと毛色の変わったところでは、「秀吉没後の豊臣と徳川-京都・東山大仏の変遷からたどる」。
まさに河内将芳氏ワールド全開といった感だが、
同時代の京都・公家衆が案外徳川政権の方を歓迎というくだり、注目したいところ。