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薩摩藩邸焼討に際しては、町奉行朝比奈昌弘の小栗ら幕府内強硬派が焼き討ちを強く求めたという証言がある。
新徴組も手代木と佐々木の兄弟が清河暗殺を板倉周防守に依頼された後､内部にひそむ尊攘派の一掃された｡
八郎死後､
鵜殿鳩翁は 取締不行届の故をもって 浪人奉行を免職。
翌十四日には､山岡鉄太郎､松岡万､高橋精一も それぞれ免職に、謹慎､小普請降格。
松平主税介が取扱に復職｡
翌十四日夜半､浪士追捕の命令を受けた庄内 ･小田原･中津･白河･相馬･高崎の一万二千人が大砲まで用意して 馬喰町と三笠町を襲撃｡
馬喰町より石坂周造･村上俊五郎･和田理一郎･松澤良策･白井庄兵衛･藤本昇の六名を奉行所に引致された上､諸侯預けとなり禁固｡ 反抗する浪士は つぎつぎと逮捕され､佐幕派となる。
設立の経緯から新徴組も手代木の影響下にあったと見てもよいか。