ポンでも地家寅吉大室寅之祐明治天皇すりかえ説20 at HISTORY
ポンでも地家寅吉大室寅之祐明治天皇すりかえ説20 - 暇つぶし2ch617:日本@名無史さん
21/09/17 10:17:21.09 .net
周知のとおり、明治天皇すり替え説にかんしては、いろいろな出版物が出ています。
加地氏の小説群(望月先生シリーズ)はノンフィクションに近いエンターテイメントであり、近著では
和宮暗殺説などを題材にしたものがあり、密度が濃く、本格的な歴史ミステリとして楽しめます。
斉藤氏は理系出身ということもあって、取材、文献の渉猟のほか、科学的な手法ですり替え説に挑まれています
(フルベッキ写真やスティルフリード写真の鑑定を法人類学者に依頼して、その結果を自著にて掲載されている)。
落合氏もこのごろ論を展開されていますが、独自のソースをもとにした難解な歴史観がなんともいえません。
 ソースといえば、斉藤、落合両氏ともに、地家氏のネット上の発言を根拠とされています。この地家氏というのは、
ブログや掲示板で明治天皇すり替え説にかんする書き込みを2000年の初めごろからずっと続けてきた方で、
田布施麻郷の関係者です。彼は大室家と地家家の関係を調べ上げ、大室寅之祐は地家作蔵(地家氏の高祖父の父)の子
であったと主張しています。地家氏の文章にはかなりクセがあり、突拍子もない発言(たとえば、故橋本龍太郎氏と
麻布のマンションで明治天皇すり替えについて公表するかどうか相談した、とか)も多く、そのすべてを鵜のみにする
ことはできません。しかし、関係者の立場を生かして、幕末における麻郷の状況、大室家について仔細に書いているので、
一読に値します。
 そもそも、明治天皇すり替え説が全国展開したのは、鹿島氏の著作以来なのですが、もとをたどると、すり替え説の
屋台骨ともいうべき主論は、大室近祐のオーラルヒストリーにたどり着きます。近祐氏をはじめ、幕末や明治に近い古老が
どんどん鬼籍に入る中で、「田布施のタブー」を語る現地の関係者は、目下、地家氏のみです。今後、すり替え説に進展が
見られるとしたら、彼がらみではないでしょうか。彼の主張を精査し、吟味していくことが重要な課題です。いまや、
明治天皇すり替え説業界において、地家氏は90年代の大室近祐氏のポジションにあるのですから。


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