11/11/01 00:40:42.05 .net
369 : 日本経済新聞 10月30日社会面 転載 : 2005/10/31(月) 01:22:23 ID:7J2aw3Qx [2回発言]
サラリーマンプラザ 昼は区職員、夜は「新選組」
東京都大田区の職員で生活福祉を担当している山村竜也さん(43)には歴史研究家の顔がある。昨年放映のNHK大河ドラマ「新選組!」では時代考証を引き受けた。
著書はこれまでに「新説新選組」「早わかり新選組」など二十冊。「既存の権威に縛られず、在野で自由な立場から研究を重ねてきた。従来の大河ドラマの殻を破りたいという脚本家、三谷幸喜さんとの“相性”も考慮して選ばれたのでしょう」
370 : 日本経済新聞 10月30日社会面 転載 : 2005/10/31(月) 01:28:05 ID:7J2aw3Qx [2回発言]
つづき
放送では若き日の近藤勇と土方歳三、坂本龍馬、桂小五郎の四人が連れだって黒船を見に行く場面が物議をかもした。
「史実とは違うが、そのころ四人が江戸近辺にいたのは事実。教科書的な説明でなく、幕末の青春群像を描きたいという脚本家の意図もくんで、ぎりぎりオーケーを出しました」と振り返る。
高校時代に見たドラマ「燃えよ剣」で新選組に魅せられた。「倒れ行く幕府に最後まで節義を尽くした生き様に打たれた。近藤や土方ら隊士はみな個性的で、飽きることがない」
母校の中央大学では自ら新選組研究会をつくって京都や会津などゆかりの地を巡り、図書館や古書街で資料をあさった。今も平日の夜と休日は原稿の執筆に明け暮れる。「新選組漬け」の日々は終わりそうにない。