12/04/29 17:50:52.46 .net
>>360
>>361
関西が日本民族発祥の地だと思って、大阪への首都移転を支持している人がいるようだが、
実は、関西が日本民族の発祥という証拠は、どこにもない。
昔は世襲の時代だったので、関西に首都が置かれていた期間が長かっただけで、むしろ、
天皇を始めとする政治的指導者達は、西国の出身であったことを示唆する証拠が多い。
天皇の祖先が、西国の日向地方を経て、大和へ来たという伝承が残っているが、
もし天皇が関西出身なら、天皇がよそ者と疑われるこんな伝承を、残すはずはないだろう。
少なくとも天皇は、関西以外の場所が発祥地だろう。
総理大臣など有力政治家は、中四国九州出身者が多く、関東や関西の出身者は少ない。
京都からは、3人の首相が出ているが、東京神奈川出身の7人の首相のうち、
高橋是清を除く6人までが、他県出身者の子孫だ。
つまり、京都に首都が置かれていた期間が長かったため、西国等から優秀な遺伝子が集まって、
関西でも、京都だけは首相が出るようになったと考えられる。
平安京の造営に成功した和気清麻呂も西国人だったが、京都は西国の息子のような物だろう。
ノーベル賞の受賞者も京大の学閥が多いが、これも”首都の効果”の現れだろう。
元寇、黒船来航、太平洋戦争の3つの国難は、全て関東人が引き起こしたが、
3回とも中四国九州人が立ち上がり、犠牲になった。
しかし、がめついとよく言われる関西人は、これらの国難、つまり対外的緊張、侵攻が起きると、
保身を最優先させたため、急に大人しくなって、大勢力のくせに何も貢献しなかった。
このような関西人が、日本成立の時期に起きていた大混乱を鎮め、日本を建国させたというのは、
やっぱりおかしいだろう。
蒙古が北京に都を置いて漢民族を支配していたように、天皇を頭とする西国出身の日本民族が、
日本を成立させ、商売の盛んな関西に都を置いて、異民族の関西人を支配しているうちに、
同化したというのが、恐らく真相に近いのだろう。