16/01/21 21:10:33.39 yg4zvrBx0.net
ゴルフボールのディンプルは球表面で乱流を発生させることで気流の剥離を遅らせることが目的だけれど、
その目的を達成するためにはディンプルの深さ・大きさが気流の速度に対して適切なものでなければならない
ボールの種類によって差はあるが効果が出る大きさ・深さは概ね決まっていて、
それが現状のゴルフボールにあるディンプルなわけだ
BB弾と、ゴルフボールのディンプルと、並べて見ればわかるけれど
BB弾の表面にゴルフボールのディンプルと同じ大きさ・深さのくぼみをいくつも付けるなんてことは不可能
多分、「BB弾もディンプル加工すればもっとよく飛ぶようになるハズ」って言ってる人は、
ゴルフボールをそのままBB弾大に縮小したものを頭のなかに思い浮かべているんだろうけれど、
そんな小さいディンプルでは適切な効果は発揮できない
弾は縮小できても空気は縮小されていないんだってことがわかっていない
ゴルフボールのディンプル加工は、最初は表面がツルツルだったゴルフボールが、
傷がついたりすると妙に飛距離が伸びるってことから始まって試行錯誤の結果今の形になったもの
傷がついたBB弾が新品のものに比べてやけに飛ぶ、なんてことがあるのなら
「BB弾にもディンプル加工をすれば良いのでは?」って説には信憑性が少しは出てくるんだが
実際にはそんなことはない