14/10/02 19:01:31.45 .net
>>590
>ちゃんと摩擦音として発音するひとがあたかもいないように印象操作をしているだけ
そうではないでしょう。
個々の話者の発音がIPAの記号と通時的、通状況的に1対1で対応するわけではなくある程度ぶれがある以上(スペイン語の語中のbにしろ摩擦が生じてもbと解釈されることは疑いないよね)、
「A語B方言の音節末のCは[D]と発音する」のように言うときにはその平均的なありかたが問題にされている。
両唇接近音について言うなら、スペイン語の語中のbのように阻害音になりきらず共鳴音にとどまることが多いということが明らかになっていて
摩擦がちゃんと生じて阻害音になるもの(e.g. トルクメン語のв)との区別が必要とされるからこそ区別されているわけ。