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ドイツ語もオランダ語も方言分化はどちらかと言えば激しい部類に属する
特にモスクワから8000キロほども離れたウラジオストクのロシア人がモスクワ人との
会話になんの困難も感じないのと比べ、オランダではアムステルダム人はマーストリヒトの
人が奔放に話す方言をまず殆ど理解できない
従って一応規範とすべき標準的発音を規定しておくことの重要性はロシア語の比ではない
特に外国人がオランダ語を話す時、語末のg は[x]、l はどの位置でも後寄りに調音する
と心得ておくのが普通であると理解しておいてよい
そういう発音はテレビのアナウンサーが普通に用いるものだし、普段は全く違う発音をする
ベルギー人でも、テレビでニュースなどを読む時はできるだけこのオランダ人の
発音を真似して読む
ベルギーの公用語の一つは、このオランダ式のABNであってフラマン語ではない