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小沢一郎のインタビュー記事が載ってた
1月7日付朝日新聞に河野洋平氏(元衆院議長)と小沢一郎氏(自由党共同代表)へのインタビューが掲載されていた。なかなか面白いものだった。
河野氏は、「野党が政権与党に対抗するために何が足りないと思いますか」という質問に対し、「野党の最大の課題は、選挙に弱いことだ」と指摘し
さらに与党と野党では、選挙に対する執念が違うという。「集票のための執念だ。選挙に対する執念がないと、野党連携の際に『誰と組むのはいいが、誰とは組みたくない』となる」。
「最大野党の立憲民主党は、参院選では野党共闘よりも党の政策理念を優先しているようですが」という質問には、「ある程度は理解できる」としつつも、理念先行では選挙にならないと戒めている。
国民民主党が、「対案路線」を掲げていることに対しても、「与党が暴走している時は、とにかく止めることが第一。対案を出してどうするか、
じゃなく、それはやるな、という戦いなんですから。野党は政権党を倒すことが役割。徹底的に政権党を批判しなくてはいけない」と河野氏は指摘する。
河野氏の提言は、一言で言うと「野党はなりふり構っている場合ではない」ということであろう。
河野氏と小沢氏の考え方には、驚くほど共通点が多い。小沢氏は、立憲民主党などに「永田町の数合わせ」的な共闘に否定的な見方があることに対して、次のように言い切っている。
「数合わせを悪いイメージで捉えるのは間違い。結局、民主主義の基本は数だ。確かに手間はかかるけども、国民のその時々の意思を反映してやるから、歴史的にも大きな過ちをおかさない」と述べた後、
「野党間で“好きだ、嫌いだ”“経緯がどうのこうの”と言って、一緒にやれないというのは幼稚だ。
自民党は極右からリベラルまで一緒にやっている。公明党も創価学会も安倍内閣とずいぶん違った意見を言ってきたはずなのに、一緒になっている」と小沢氏は言う
そして、「野党に足りないものは何か」という質問に対しては、「執念と志が欠けている。かつて自民党は、社会党を引っ張り込んでまで政権を取った。このしたたかさ、執着心が必要だ」
小沢氏は言う。「今年は政治的、経済的にこのまますんなりといくという情勢ではない。
政権基盤自体が非常にもろい。単純に野党が合わさっただけで勝てる。国民は野党が一つになって、選挙戦に臨んでくれないかなあという思いだろう、」