立憲民主党内の総合政局スレッド61at GIIN
立憲民主党内の総合政局スレッド61 - 暇つぶし2ch58:無党派さん
17/12/04 10:40:10.13 j3SBLB1Bx.net
■立憲の独立志向にとまどい
 しかし、枝野氏は年内をめどに、立憲の国会議員がいる都道府県で地方組織を立ち上げる考えで、分裂の動きは加速
している。赤松氏は、9月まで自らが籍を置いた民進を「他人(ひと)の党」と突き放す。赤松氏系の民進県議らは続
々と離党、立憲入りの意向を表明した。その一人、名古屋市議の田中里佳氏は言う。「これからの民進に、それこそ『希
望』はあるのか」
 独立志向を強める立憲に、愛知の民進地方議員らはとまどいを隠せない。国会勢力が散り散りになったうえ、希望は一
時の勢いを全く失い、これといった基盤もない。ある名古屋市議は「中央で(分裂状態が)固定化すれば、野党は雲散霧
消し、自民党に利するだけだ」と話す。
 地方議員を再結集させる受け皿として浮上したのが、地域政党構想だ。当面の結集軸として地方議員を緩やかにまとめ、
2年後の統一地方選で擁立母体とする。議会では立憲入りした議員と統一会派を組む。県議選・市議選をにらむ名古屋市
議の間では「愛知では地域政党の方が選挙で勝てる」との声もあがる。
 「非自民・非共産」勢力の糾合を旗印とする連合愛知も「推薦議員が複数の政党に分かれ各議会で影響力を低下させるこ
とは、我々の政策実現のためにも好ましくない」と構想を後押しする。隣の三重県には、連合が音頭を取って県議を中心に
つくった地域政党「新政みえ」があり、こうした先行例も念頭にあるとみられる。
 ただ、国政の民進系勢力に当面まとまる気配がない中で、地域政党には国政の混乱から地方議員を守り、選挙での生き残
りを図る「受け皿」としての性格が強い。どんな民意をまとめるかといった政策的な分かりにくさも付きまとう。
 学習院大の野中尚人教授(比較政治)は「民進党は国民にとっては失敗したラベルで、一度解体されるのが筋だ。民進へ
の単純な再結集は、国民に理解されない選択だ」と批判。一方で、地域政党構想にも「本来は地域独自の課題に向けた運動か
ら出てくるはず。それがなければ、自分たちの組織防衛以外にどんな意味があるのか」と否定的だ。
 政党の維持や勢力拡大には、選挙勝利が不可欠だ。だが愛知では、波に乗る立憲も結束維持を目指す地方議員も、当座の戦
略しか描けていないように見える。「その次」の姿を示さなければ、2大政党の一方を担う野党勢力の立て直しはおぼつかな
い。(諸星晃一、関謙次)


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