17/04/07 17:52:18.39 LIK/mwzCa.net
奥山恵美子仙台市長が引退へ
URLリンク(sp.kahoku.co.jp)
任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)で、2期目の現職奥山恵美子氏(65)は7日、今期限りで引退する意向を固めた。
同日、周辺に立候補見送りを伝えた。8日に記者会見を開いて正式表明する。
奥山氏は1期目の任期中に起きた東日本大震災を受け、5年間の復興計画を策定。2期目に災害公営住宅の整備を終え、被災者の生活再建に道筋を付けた。2015年12月には、最重要課題の一つだった市地下鉄東西線の開業を実現させた。
昨年3月に復興計画期間が終了した後は、「ポスト復興」を見据えた文化観光局の新設や市役所本庁舎の建て替え決定など3期目への布石も打ち、3選立候補が確実視されていた。
3日の定例記者会見で市長選への態度を問われた際は、「本年度をしっかりスタートさせ、事業に加速度をつけて進めていくことが第一だ」と述べるにとどめた。
奥山氏は秋田市出身、東北大経済学部卒。1975年に仙台市役所入りし、市民局次長、教育長を経て2007年に副市長に就任した。
09年3月に当時市長の梅原克彦氏(63)に反発する形で副市長を辞任し、同年7月の市長選で初当選した。震災を挟み、13年8月に再選された。
市長選には梅原氏や市議の伊藤優太氏(32)が立候補を模索しているが、現時点で正式表明はない。奥山氏の立候補見送りで、候補擁立の動きが加速する。