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期待集まる増田氏、突っ走る小池氏…分裂、現実味(2016/07/04 11:48)
URLﾘﾝｸ(news.tv-asahi.co.jp)
東京都知事選挙を巡る自民党の候補者選びです。すでに小池元防衛大臣が立候補を表明していますが、3日に都議会自民党が
増田元総務大臣の擁立を目指すことを決めました。そして、4日午前に東京23区の区長らが増田氏に直接、立候補を要請しました。
増田氏は「熟慮のうえで決めたい」と述べました。
増田氏は区長らの後押しを受けて、立候補に前向きな姿勢を示しました。
西川荒川区長：「増田寛也元総務大臣に出馬をぜひ頂きたい」
増田元総務大臣：「都民の皆さんの期待に沿えるかどうかという一点なので、私自身もよく考えさせて頂いて熟慮のうえに決めていきたい」
「先出しじゃんけん」で勝負を懸けた小池氏に対して、都連側は都議会や区長をも巻き込み、組織を挙げて増田氏を推す姿勢を
鮮明にしつつあります。いわば「小池封じ」ともいえる動きに対し、小池氏はこれをむしろ追い風に変えようという勢いです。積極的に
マスコミが集まる場に登場するなど、世論を意識したアピールに余念がありません。自民党の推薦が得られなくても立候補する
考えです。知名度で勝負する小池氏と実務家としての期待を集める増田氏と、いよいよ分裂選挙が現実味を帯びてきました。
都知事選挙には、これまでにマック赤坂氏、中川暢三氏、桜井誠氏、河野充喜氏が立候補を表明しています。