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「海ポチャ」ある? ラグビー日本代表戦の舞台ミクスタの名物
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ラグビー日本代表は25日、ミクニワールドスタジアム北九州で「リポビタンDチャレンジカップ2022」ウルグアイ代表戦に臨む
。男子15人制の代表戦が初めて行われるスタジアムの「名物」が、ボールが外の海に飛び出していく「海ポチャ」だ。2017年1月に
完成したスタジアムはJR小倉駅から徒歩7分とアクセスが良く、関門海峡に面した東側が大きく開けた構造。収容人数は
1万5300人で、サッカーJ3・ギラヴァンツ北九州が本拠地としている。観客席の最前列はピッチ面と同じ高さにあり、タッチライン
やゴールラインとの距離もわずか8メートルで、臨場感が味わえるのが特徴だ。「海ポチャ」が起こるのは東側のバックスタンド。
北九州市によると、スタンドは海から3メートルほどしか離れておらず高さも8メートルほど。将来的な観客席の増設に備えて防球
ネットは設けていないため、ボールがスタジアム外に飛び出すことがある。完成後初のスポーツイベントとなった17年2月の南半球
最高峰リーグ「スーパーラグビー」の日本チーム、サンウルブズとトップリーグ選抜の試合でも、ボールをタッチラインの外に蹴り出
すタッチキックの際に「海ポチャ」に。サッカーの試合でもたびたびボールは海に落下している。野球の米大リーグ、サンフランシスコ
・ジャイアンツの本拠地「オラクル・パーク」は、右翼後方の海に場外ホームランが飛び込む「スプラッシュヒット」で知られる。
北九州市の担当者は「ミクスタの目玉になりつつある海ポチャも見ていただければ」と期待。ウルグアイのフルバック（FB）ロドリゴ
・シルバ選手は「自分たちも冗談でそんなことを話していました。スタンドも低いし、そういうことも起こりうるかもしれない。
誰か漁師さんが拾ってくれるといいですね」。試合展開とともに、ボールの行方も気になるところだ。【藤田健志】