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ひびきウインドエナジー／北九州市の洋上風力、関連工事交渉権者に五洋建設ら
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北九州市若松区の港湾区域で国内最大規模の洋上風力発電事業を行うひびきウインドエナジー（代表取締役・水町豊九電みらい
エナジー社長）は２５日、各種工事などの優先交渉権者として、五洋建設、日鉄エンジニアリング、若築建設らを選定したと発表した
。各者と工事の詳細内容を調整した上で２０２２年度内に契約する。年度末の着工、２５年度中の運転開始を予定している。選定した
五つの工事などの優先交渉権者は▽風車供給・据え付け工事＝ベスタス・ジャパン▽風車基礎・海洋工事＝五洋建設・日鉄エンジニア
リングＪＶ▽陸上電気工事＝Ｊ－ＰＯＷＥＲハイテック▽Ｏ＆Ｍ（運転・保守）拠点港工事＝五洋建設・若築建設ＪＶ▽ＣＴＶ（作業
員輸送船）運航管理＝東京汽船。技術力を加味した入札で選定した。ひびきウインドエナジーの古山泰史取締役建設所長は「いずれも
実績や技術力を持った会社であり、一緒により良いものを造っていきたい」と期待を込めた。今回の事業は、Ａ～Ｄの四つのエリアに
杭式ジャケット方式で岸壁から２～１０キロほどの範囲内に２５基の風車を洋上に設置。杭を打つ水深は最大３０メートル程度という
。風車はデンマークのベスタス社製（１基の定格出力９６００キロワット）。発電出力は２２万キロワットとなる。固定価格買い取り
制度（ＦＩＴ）に基づく売電期間は２０年間とする。総事業費は１７００億円程度。←ココ注目
同日、工事関係者らで構成する「暴力追放協議会連絡会議」を若松区内の若松警察署内で開催。暴力団などの排除と健全な事業推進に
向けて、警察・行政機関と一体となって取り組んでいくことを確認した。