16/02/12 12:05:01.11 zbZ6NZDV0.net
駅ビル誕生にともなって発生する共食いの影響だけど、郊外モールにはほとんどないといえる。
郊外モールの客は、若年層(小遣い程度の所持金)・ファミリー層(金は家族に使う)・高齢者層(小洒落た雑貨やカフェにはいかない)が大半を占める。
一方、繁華街へのリピーターは、自身に使える金がそこそこあり、ファッションにしても雑貨にしても情報のアンテナを高くしている人たち。
よって、同じカテゴリ上にある駅ビル、桜町、ダイエー跡は、今いる繁華街リピーター層をいかに取り込むかで躍起になる。
先行して巨艦駅ビルが誕生した福岡を例にみても明らかで、構図は熊本も同様、駅ビルvs繁華街となる。
巷では、今回の各所での再開発により、郊外モールに押されている繁華街が逆転優勢となる、とみる人もいるようだが、事はそう簡単ではない。
繁華街に人が集まらないのは、一般消費の8割以上を占める食料品と生活雑貨のすべてが、近所のモールや大型スーパー等で入手できるようになったから。
郊外モールに対して繁華街が魅力で負けているのではく、そもそもそこに行く必要性が減ったということ。