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姫路 特別支援学級の教諭「生きる価値ない」と暴言 懲戒免職
09月21日 NHK兵庫
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兵庫県姫路市の小学校で、特別支援学級の担任をしていた39歳の男性教諭がクラスの児童に対し、「生きる価値がない」などと日常的に暴言をはいたり体罰を繰り返したりしていたとして懲戒免職の処分を受けました。
懲戒免職となったのは、兵庫県姫路市の市立城陽小学校に勤める籔田侑亮教諭(39)です。
県教育委員会によりますと教諭は、障害のある児童が通う特別支援学級の担任となった平成30年4月からことし6月までの3年あまりの間に、6人の児童に対してあわせて34件の暴言や体罰を繰り返していたということです。
この中には、登校時、かばんをしまうなどの支度をしなかった児童に「生きる価値なし。早く転校しろ」などと暴言をあびせたり、別の日には「死ぬしかないやろ」などの暴言をはき、児童が泣きながら「もう学校やめる」と言うと、「ほんまに絶対やめろよ」などと迫ったりしたこともあったということです。
さらに、足をかけて体を倒し、覆いかぶさったり、プールの授業中、児童の頭を押さえつけて無理やり水面につけるなどの体罰も日常的に行っていたとしています。
調査に対し、教諭は事実を認め、「なかなか指導がうまくいかず、怒りにまかせてやってしまった。子どもの心を傷つけ、心から反省している」と話しているということです。
県教委は「人権意識が著しく欠けた悪質な体罰や暴言を常習的に行い、同僚に口止めもするなど著しい非行だ」として、教諭を21日付けで懲戒免職の処分としました。
県教育委員会の稲次一彦・教職員課長は「もっと早く気がつき、担任を外すなどの対応をすべきだった。被害にあった児童に心からおわびをし、また学校や市教委を厳しく指導していきたい」と謝罪しました。
【市教委へ適切に報告せず 校長を懲戒処分】。
小学校では籔田教諭が特別支援学級の担任になった直後から暴言や体罰を把握していましたが、市教委や県教委に報告していませんでした。
姫路市教育委員会によりますと、教諭の体罰や暴言に気がついた職員が、平成30年度に2回、令和2年度にも2回教頭に報告しましたが、いずれも本人に事実確認をして口頭で注意をしただけで、市教委などに情報を上げなかったということです。
さらに、ことし4月にも2回、職員が「暴言などが続いている」と報告しましたが、学校側は同じく口頭で注意するだけで、それ以上の対応を取っていませんでした。
ことし6月、教諭の言動を見かねた教職員の1人が具体的な暴言や体罰を記録したメモを学校側に提出したことから、校長が市教委に報告し、市教委が調査に乗り出した結果、34件の暴言や体罰が明らかになったということです。
県教育委員会は、小学校の校長が適切に情報を上げなかったことが被害の拡大を招いた可能性もあるとして、校長を減給10分の1、1か月の懲戒処分にしました。