24/03/22 20:08:53.76 0.net
>>82
学者先生たちが諸々考えた末に、鉄剣銘の富の字は「大彦(おほひこ)」と伝えられている人物の「ほ」に被せた字だろうと結論したもの。
それでは富の字をホと発音する例があるのかということになり、探したところ閩東福清語に富(ho)があり、鉄剣銘の富の字はその閩東語系の発音の富(ho)だと確定的になったわけ。
その後、お経の音読についても閩語系の発音と同じものがあることから、日本の呉音とされる発音は実は閩語系なのではないかとする方向に傾いているのが現在。
しかし、なぜ閩語系だったのかというと、5世紀に河内王権の王たちが使節を送ったのが南朝宋であり、南朝宋との通交が活発だったことから、「南朝四百八十寺…」と歌われた南朝の仏教僧侶が河内王権のもとにやって来ていたからと考えると納得しやすい。
おめらは、北朝系のお経を上げとるのかよ。