24/03/24 16:36:47.93 0.net
>>158
5世紀頃の河北は、北狄王権。
河内王権が通交したのは、南朝宋王権。
河北語が入って来るのは、無理。
閩語系が入って来ていた可能性がある。
お経も閩語読みが多い。
南無妙法蓮華経の無も、浄土真宗本願寺派や時宗、台湾仏教、中国仏教ではモと発音し、この無(モ)は閩語において顕著。
日本では、5世紀から6世紀頃は、無(モ)が普通の発音だったと思われる。
そこへ、飛鳥・奈良時代になって河北音の無(miu=ム)が入って来て、唐かぶれして無(ム)音が流行した。
呉音といわれるのは、隋唐音の漢音の前に定着していた閩語系のものが多い。
つまり、漢音は後、呉音は先の関係にある。
法も同じで、閩語系の法(ホ)があって、そのあと漢音の法piwap(プァ)が入って来たが閩語系の法(ホ)に取って代わることはなかった。
法(ホ)が(ホー)と引くのは読経上の都合であって、本来は法(ホ)が本筋。
法務省の法が(ホー)なのは、読経上の発音が定着したものであって、本来の法の発音は(ホ)。