17/08/27 02:51:09.39 0.net
の國や學者モドキによる尊敬語の定義では
「相手や相手に関する事柄を敬つて言ひ表す言葉づかひです。」
となつてをり、これでは直接の相手をも含むので、例文にあるやうな直接の聽き手
が下位の場合にも尊敬語を使ひ得ると解釋されてしまふので混亂を來すといふ意味です。
叮嚀語の定義で「直接の話し手を敬ふ表現」と定義してゐるのですから、尊敬語の定義と
叮嚀語の定義とがかち合ふやうになる譯です。かち合ふと云ふことは尊敬語を使つてゐれば
叮嚀語は使はなくても良いとの誤解を生む元であると小生は考へます。
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譬へば>>15で御書きになられた文章「さてさて~あらうか。」では「御説」と尊敬語を使つて
ゐても結びで叮嚀語を使はずに非常に無禮な書き方をしても許容することにもなりかねません。
敢へて斯う云ふ無禮な文體で書いた縡は重々承知致してをりますが、「~でありませうか」
と叮嚀語の助動詞「ます」を使はなければ喧嘩を賣つてをり、實際喧嘩を賣られてゐることは
百も承知致してをりますが、かういふのも一般的に敬語として扱はれたら困るでせう。
結びの敬語に附いて萩野先生が告發してをられる箇所がありましたので紹介致します。
全部を書くと長くなるので「ご覽になつてゐた」「ご療養なさつてゐる」「耳を傾けられてゐた」
の類で結びが通常の動詞である「ゐる」では敬語として不適切と批判した上で、例文のやうな物を
肯定する本があると書名を出して批判してをられます。
以下に引用致します。 萩野貞樹 ほんたうの敬語 PHP新書(150項)
その本、「敬語表現」(大修館書店)です。主として早稲田の教授達が三人がかり
で書いたものですが、この本では、 結婚していらっしゃらる 結婚なさっている
のふたつのうちでは、「結婚なさっている」が正解だとしているのです。これは酷い。
皆さんはきちんとおしまいを敬語でまとめて下さい。
結婚していらっしゃる。結婚しておいでになる。結婚しておられる。
これが日本語の敬語というものです。
美化語の類ひは學者モドキの戲言なので論じる氣にもなりませんが、從來尊敬語として
扱はれた「御茶、御菓子、御薬」の類は美化してゐるもので相手への敬意はないのだと