21/11/05 11:12:02.32 0.net
>>420
言葉の変化には段階があって
いきなり「よう」なんて発音がポッと出たりはしない
出雲弁に限らず推量の「う」は「む」を語源として
そこからさらに変化していくものだ
動詞の語幹部分の語尾が「い」「え」で終わるものが音便化して
例えば「みう」が「みょう」「みいう」ないし「みえう」などとなり
最終的に「みよう」という発音になったのであって
江戸時代の出雲に古い表記が残っていたとしてそれとは無関係だよ
江戸・東京に基準を置くのはよいが当時は
「見やう」「しやう」などと書いていたものも多い
「ます」の推量「ましょう」は歴史的仮名遣いで「ませう」と書くが
語源とされる「まゐらす」とも結びつかない
これも謎の存在で表記のルールに従うなら「まさう」じゃないのか?
多数が「ませう」と書いていたから大した意味もなく「ませう」にした?
「でせう」も「でさ(ふら)う」の変化ならば「でさう」と書くはずだが
既に変わってしまったものはしかたがないとするなら
明治に作られたルールに拘る必要もないではないか