16/04/21 23:30:13.93 0.net
~で(主に口語に用ゐる)→「~にて」の約《つゞ》まりし辭。
~にて→「~に(あり)て」の「あり」の省略せし辭。
~とて→「~と言つて」「~と思つて」の意。
~なり(斷定)→「~にあり」の意。?面的斷定。
~たり(斷定)→「~とあり」の意。外貌的斷定。
~たり(完了)→「~つあり」の意。完了「つ」に意は似たれど、其の用は更に汎し。
「~と云ふ~」と云ふ可き處を「~なる~(斷定「なり」の連體形)」とする誤?あれども、雙方の意雜り易けれども、互の辭の意は相違するなりとす。
參照、山田孝雄博士?「日本文法學?論」より。
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