15/12/20 01:08:13.52 0.net
さあて御馬鹿さんが獨り御芝居を遣つてゐるのは輕く流して
譬へば↓のやうな物を書く自稱學者などが文化破壞論者、その例である。
著者は文部省の役人にして九州大學の敎授ださうです。
かなづかい入門―歴史的仮名遣vs現代仮名遣 (平凡社新書) 新書 – 2008/6
↓はアマゾン書評にあつた物でリンクを上手く貼れないので一部拔粋。
なほこのあとまだまだ續きます（笑）
◎ハッタリと詐術と中傷が「公平で冷静」な議論とは
「『ませう・ぢやあ』(P.119)『考へる』(P.169)は架空の表記(P.119)」と断ずれど
、一九・三馬・春水(日本古典文学大系、岩波書店、仮名遣は原本通り)と、天保には実在
したのに明治の捏造とは、研究者で御役人なら嘘も許されるのかイ。
むしろ無学な江戸庶民も守るハ行動詞のワ・ア行動詞への改竄こそ捏造。
「『いなづま・せかいぢゅう』から『いなずま・せかいじゅう』へと表音化が進む」(P.158)も、
事実は『いなずま・せかいじゅう』だけなのを『いなづま・せかいぢゅう』が復古し、
助詞「わ・え」の消滅など後退にて、これを前進とは大本営発表かね。
また新カナで「情緒が薄れた」(P.162)に対し、「『ゐ・ゑ』が消えたのみで同じ」(P.172)と、
何とか事を小さく誤魔化す小役人根性が「情緒が薄れた」を証明し、「『ゐ・ゑ』だけが情緒性
を持っていたのか」(P.172)と難ずれど、冒頭の小説(p.9)はそれを認めてをりますが（笑）。