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深澤直人さんおすすめ!子どもの感性を育む「子育てグッズ」3選
9/20(火)
婦人画報
子どもたちが感性を育み、健やかに成長するために必要なものとは? その道の達人が子どもに伝えたい逸品をご紹介します。今回は、プロダクトデザイナーの深澤直人さんに伺います。
ふかさわなおと●1956年山梨県生まれ。多摩美術大学卒業後、渡米。96年帰国。日用品から建築まで幅広くデザインを手掛ける。日本民藝館館長。
撮影=桂太[フレイム] 取材・文=仲川僚子 『婦人画報』2022年10月号より
自然な動きを引き出し、人生を豊かにする物たち
「ごく自然な動きに、人と物とのよい関係性は表れている」。プロダクトデザイナーとして、常々そう考えています。その関係性の最適解を出すのが僕の仕事です。例えば僕が「ジャクエツ」と製作した「オモチ」は、つるっとした見た目と形から、子どもは思わず触りたくなります。吸いつくような質感なので登ってみたくなり、上に立つと、なだらかな部分を滑り降りたくなる─すべてが自然なんです。
また、人が意識せずとも気に入っていつも使ってしまうのが「愛らしい物」。中川原信一さんの手提げ籠の丸みある形状は、年齢を問わず心引かれるものがあります。「この作家さんはひとりで山に入ってあけびの蔓を採取して、それを材料に籠を……」と大人が語れば、そこに物語が生まれます。
僕の子育て経験が反映されているのが、赤ちゃんが座るような姿勢を取れる「ウギー」。娘が生まれたときはアメリカにいて、ダイニングであやしながら仕事をしていました。子どもは大人と目が合うと機嫌がよく、体を揺らすことで、家族の参加意識が芽生えるんです。
URLリンク(news.yahoo.co.jp)