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九谷焼、自販機でどうぞ 作家有志が県内初 石川県能美、金沢に3台設置
4/23(土)
北國新聞社
新設された九谷焼の自動販売機=金沢市東山3丁目
●「ガッチャン」箸置きなど21品
能美市の九谷焼作家ら有志が、自動販売機での九谷焼販売に乗り出した。アクセサリーや箸置き、ヘアゴムの飾りなどを扱う。21日には県内で初めて、能美市と金沢市内で計3台を設置したほか、今後は関西方面や海外への設置も目指しており、九谷焼の購入促進やファン獲得につなげる。
石川県を訪れた人に九谷焼を手軽に購入してほしいと考えた九谷焼作家の佐藤剛志さん(57)=能美市高坂町=が中心となり、自動販売機設置の準備を進めてきた。購入時の音と「チャンスをつかめ」という意味の英語にちなみ、自販機は「九谷焼ガッチャン」と名付けた。
21日は、金沢市東山3丁目のクラフトなどを扱うセレクトショップ「百番屋」に2台、能美市吉原釜屋町のスーパーホテル石川・能美根上スマートインターのフロントに1台の計3台を設置した。
招き猫などの縁起物をモチーフにしたストラップや金色のトカゲのブローチ、能面の置物など1台につき21作品を販売する。商品は千円と2千円の2種類を用意した。
佐藤さんらは九谷焼の販路拡大を後押しする県の補助金を活用し、九谷焼の自動販売機を4年ほど前から東京駅の地下街や羽田空港の国際線、国内線第2ターミナル、羽田イノベーションシティの4カ所に設置した。首都圏の人に加え、海外から来日した観光客の反応が良いという。
今後は2025年の大阪・関西万博や北陸新幹線の延伸を見据えて関西での設置を進めるほか、九谷焼の人気が高い海外への進出も検討する。佐藤さんは「自動販売機で手軽に買えるので、国内外の人にもっと九谷焼を知ってもらいたい」と話した。
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