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美術品、3D映像でまる見えに「コロナ収束後に見に来て」 滋賀
4/20(水) 14:39配信
京都新聞
十二支「寅」の3D映像正面
滋賀県甲賀市の県立陶芸の森陶芸館が、収蔵品や展示作品を映像公開する取り組みを始めた。新型コロナウイルス禍でも美術品に関心を持ってもらい、収束後の来場を促すのが狙い。3Dスキャナーなどを使って撮影しており、立体的に観賞できるのが特徴だ。
【画像】「寅」の3D映像、下から見ると…
コロナ禍で美術館や博物館のデジタルコンテンツ制作が進む中、陶芸の森でも県立信楽窯業技術試験場と協力し、一昨年から所蔵品の展覧会出展作品のデジタルアーカイブ化を進めており、一部を3月から公開した。
公開作品のうち、細密な絵付けの作品は高精細映像で作成。上部と下部、胴部から各64カットをカメラで撮影し、つなぎ合わせて360度回転して見られるようにした。他はスキャナーで全体的に撮影し、AIによって3D映像にし上下左右から観賞できる。AR(拡張現実)で実寸も確認できる。
現在の公開はまだ6点のみだが、順次制作を進め、サイトを充実することで同館にない常設展の位置付けにしたい意向という。裵洙淨(べすじょん)学芸員は「展示では見えにくい部分もはっきり見えるので活用してほしい。特別展に訪れるきっかけになれば」としている。
閲覧は陶芸の森のホームページの専用サイトから。
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