11/12/20 21:27:58.40 nYZ1m4Y9.net
では、スレタイにあるとおりなぜ舟木一夫が御三家筆頭なのか、その数ある理由の中の一つを述べましょう。
戦後男性歌手で舟木ほど幅広いジャンルを歌った歌手は他にはいない。たとえばザッと挙げてみれば
学園歌謡 →高校三年生・修学旅行・学園広場・只今授業中 他多数
青春歌謡 →まだ見ぬ君を恋うる歌・花咲く乙女たち・たそがれの人・高原のお嬢さん
音頭物 →夢のハワイで盆踊り・織姫音頭・竹千代音頭・東京百年・さあさ踊ろよ
大河ドラマ →右衛門七討ち入り・敦盛哀歌・春の坂道 ・里の花ふぶき
時代劇主題歌 →銭形平次・新吾十番勝負
ドラマ主題歌 →山のかなたに・雨の中に消えて・あいつと私
劇場公演テーマ曲→オレは坊ちゃん・ああ桜田門・親不孝通り・怪傑児雷也
時代歌謡 →ああ鶴が城・火消し若衆・木挽哀歌・一心太助江戸っ子祭り
リズム歌謡 →渚のお嬢さん・太陽にヤァ!・夏子の季節
文芸叙情歌謡 →絶唱・その人は昔・夕笛・残雪・初恋・サンチャゴの鐘・一葉舟
哀愁歌謡 →あありんどうの花咲けど・北国の街・哀愁の夜・北国にひとり
バラード調歌謡→東京は恋する・くちなしのバラード・北風のビギン・紫のひと
ブルース調歌謡→成人のブルース・追憶のブルース・銀色の恋 ・二人だけの街角・霧の街
ポップス調歌謡→おやすみ恋人よ・センチメンタルボーイ・日曜日には赤い薔薇・立ち話
フォーク調歌謡→むかえ火・別れの部屋
都会派歌謡 →東京新宿恋の街・夜霧の果てに・東京みれん雨
演歌調歌謡 →流浪・旅路・愛の新雪・どうしているかい・日本海の見える町
股旅歌謡 →さくら仁義
自作自演曲 →グッドバイソング・愛だなんていう前に・つばさ 他多数
競作カバー曲 →知りたくないの・恋心
古賀メロディ →詠決の詩・春の坂道・里の花ふぶき
服部メロディ →遙かなる草原・都井岬旅情
遠藤メロディ →水色の人・おみこし野郎・思いを込めて手を振ろう・他多数
船村演歌 →帰郷・津和野川・春哀し
タンゴ →踊ろう僕と
ワルツ →今日限りのワルツ
日本調歌謡 →貝がらの唄・京の恋唄・青年の唄・あなたの故郷・麦笛 ・白鳥
民謡調歌謡 →やなぎ小唄・ひぐれ山唄
ハワイアン →アロハオエ・少女
クリスマス →聖夜・ジングルベル
七夕 →幸せの星二つ
これだけの曲を歌った歌手はいないし、さらには国民栄誉賞受賞した作曲家3人の歌も提供されている。
(古賀政男、遠藤実、服部良一)これはいかに舟木が国内最大のレコード会社コロムビアのドル箱であったかの証拠である。