05/01/15 23:27:07 1CVFQGjt.net
俳優、故・鶴田浩二さんの生き様。
みなさんもよくご存知かと思うが、俳優、故・鶴田浩二(本名:小野栄一)は、
任侠映画はもちろん、数多くの戦争映画(特に特攻隊もの)に出演し一時代を築いた大スターです。
鶴田は俳優としてだけでなく、歌手としても成功しました。
「傷だらけの人生」はあまりにも有名ですが、軍服に身を包み、
台詞入りの「同期の桜」を熱唱する姿は多くの聴衆を感動させました。
鶴田は自分が、学徒出陣し海軍航空隊特攻隊員として終戦を迎えたと公言し、
その経歴をなによりも大切にしていました。
俳優鶴田浩二は元海軍特攻隊のイメージと共に映画、舞台で活躍しました。
しかしそれは、当時の世情を考えると非常に勇気のいる行動でした。
命をかけて日本と国民を守ろうとした特攻隊員は、敗戦と同時に、
軍部にだまされた単純な阿呆たちと悪罵を浴びせられ、
戦中派の誰もが沈黙しなければならない時代だったからです。
このような世情の中、元海軍予備学生達から鶴田の経歴に疑問の声があがりました。
予備学生名簿に彼の名前が無いと言うのです。
それでも鶴田は、自分は間違いなく海軍予備学生だったと言い続けました。
世間からどんなに批判されようとも、
決して特攻隊員の生き残りであるという自分の原点をひるがえすことはありませんでした。
果たして、鶴田浩二は本当に元海軍特攻隊員だったのでしょうか?
それとも世間が言うように単なる売名行為だったのでしょうか?