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Huddleston and Pullum 2002 の P1402 では、
Presentational clauses have dummy 'there' as subject
and some verb other than 'be' as predicator:
という記述の後に、
... there came a moonlit night ... .
... there exists a great deal of antipathy ... .
There remain only two further issues to discuss.
There seems little doubt that the fire was started deliberately.
といった用例が紹介されている。
come, exist, remain と同列に扱われている、ということは、
to be が省略された there seems ... は、
第一文型と見做しても問題ない、ということではないか?
因みに、to be が無いことに関する説明は一切されていない。
私見だが、
to be は省略された、というよりは、
seem に吸収された、と考えれば良いのではないか、と思う。
第二文型の (to) be を吸収した場合、
本来、繰り上げ動詞である seem が連結動詞となり、
第一文型の (to) be を吸収した場合、
本来、繰り上げ動詞である seem が存在を表す動詞になる。
(後者の場合、displaced subject が否定語 + 名詞でなければならないようだが。)