23/02/21 04:29:18.28 PavRXpzc0.net
>>864
それは大変な苦労をなさいましたね。それを乗り切って、
実業界でコンピュータエンジニアとして、かつおそらくは監査役として、
見事に生きてこられたのですね。
そういうあなたからの言葉なら、少しくらい押しつけがましく聞こえるような
アドバイスを受けても、人はそんなに強い反感を感じないでしょう。
僕の方こそ、強く反発してしまってすみませんでした。
あなたはおそらく、苦しんでいる人を放ってはおけないのでしょう。
放っておいた方がいいとわかっているときでさえ、いても立ってもいられないのでしょう。
だからこそ、神なきこの世で、何としてでも神を信じる、あるいは信じたふりをしてでも、
この世の、あらゆる人の悲劇を、何とかできないものかと思わないではいられないのでしょう。
そういう人とお話ができて、僕の方こそ光栄です。このスレに来て、僕らを見守ってくださって、
ありがとうございます。
ところで、僕はかつて、本気で Christian になろうと思ったこともあります。
18歳のときでした。僕は神の存在を信じることのできないタイプであるみたいなのですが、
それでも、両親を初めとする人々の嘆き悲しみ、もだえ苦しみ、そして(実際には見たことが
ないとはいえ)強姦され、虐殺され、枯葉剤を浴びせられ、思想的に弾圧され、
経済的に抑圧され、差別され、転落していく人々のことを考えると、いても立ってもいられず、
神の存在を無理やりにでっちあげてでも、僕はこの世で何かしないではいられませんでした。
その走りとして、まずは Christian としての信仰に入ろうとしていたのでした。
ただしそれは、父親の逆鱗に触れ、僕の信仰は無理やりに打ち砕かれ、そのあとの
僕の精神は、ますます病的になりました。でも父親やそれ以外の人々をその件で恨む
なんてことはしません。ただ僕は、例えば僕の父のような生き方をせざるを得ない人々が
たくさんいて、そういう人たちは他人を苦しめるよりも、さらに自分自身を痛めつけているのを見て、
つくづく深く人間存在の悲劇を感じたのでした。