洋書や英語の映画などに取り組んで真面目に語るスレat ENGLISH
洋書や英語の映画などに取り組んで真面目に語るスレ - 暇つぶし2ch23:The OED Loves Me Not
22/09/16 20:51:06.28 euLEefR40.net
>>10 >>13 で触れた Elsewhere という、大文字で始まる言葉について
★★★ ネタバレ注意 ★★★
Lois Lowry の "The Giver" では、大文字で始まる Elsewhere という言葉がよく出てくる。
これは、すでに触れたように、主人公の Jonas たちが住んでいる社会の外側に
あるはずの「別の所」のことなんだが、この Elsewhere は、この小説では
副詞としても名詞としても使われている。さらにすでに述べたように、
the がついたり an がついたりして、そのあとに関係節を続けることもある。
(1) 副詞としての Elsewhere
Jonas, by then, would be on his own, making his journey ★Elsewhere★.
(僕の拙訳: Jonas はそのころには、誰からも離れて、「別の所」に向けて旅立っていることになる)
(Lois Lowry, "The Giver," p. 202; Chapter 20)
上の文では、主人公である12歳くらいの Jonas が、もうすぐ今の社会を抜け出して、
「別の所」(Elsewhere)に行こうとしていることについて描いた箇所だ。
(2) 名詞としての無冠詞の Elsewhere
Yet he (= Jona) felt it: felt that Elsewhere was not far away.
(拙訳: とは言っても、彼 Jonas は「別の所」がそう遠くはないと感じていた)
上の (2) を見ていると、Elsewhere という言葉が固有名詞のように使われているように見える。


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