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日本語の場合、例えば、仕事や私信などで使う「報告文」の類と「エッセイや小説」
などの文章との違い、・・・その書き手特有の言葉の選択や表現のユニークな
特徴など、違いを把握でき、・・・内容とは別にそれらを味わう楽しみもある。
エッセイや小説でも、作者によって文体その他明らかに違う、際立った特徴
があり、例えば、上に例示された漱石、三島を始め、大江健三郎、村上春樹、
野坂昭如など、個性的な作家ならその文章の一部を読んだだけで誰が書いた
ものかを当てることができる読み手は多い。
翻って英語の場合はどうか。何十年も英語に接しているのに、自分は言葉や表現の
違いを味わい楽しむどころか・・・書き手の個性すらまだ見極められないレベル。
日本語と同様に文章の違いを意識し、比較する学習法を取り入れないと、いつまで
経ってもこのレベルを抜け出せないなと、今さらながら実感、そして反省。