17/05/29 00:01:32.86 eyU7Tb+d0.net
>>471の続き
第三に、(第二の点も踏まえて)
"pre-school children that grow up in a household immersed in books and reading and writing activities go on
to possess greater literary skills than those who don't."
を訳すと
「各家庭で本や読み書きの活動に熱心に取り組んで育つ就学前の子供は、そうでない子供よりも、
より優れた読み書き能力をさら続けて〔より進んで〕持つ(ようになる)。」
この訳で意外と重要なポイントなるのが、‘go on to do’の意味。
‘go on to do’はなかなか日本語に訳しにくいフレーズなんだけど
‘go on doing’「~し続ける」と少しニュアンスが違い、
「~し続けて、さらにもう一方先に進んだ状態で、~し続ける」ことを表す。
つまり原文が、"possess greater literary skills"だけではなく、
わざわざ"go on to possess greater literary skills"と表現したのは
本や読み書きの活動を熱心に取り組み続けると、
[読み書き能力が高くなる→それよって読み書きが楽になる→読書や書くが好きなる
→読書や書くことの量が自然と増える→読み書き能力が高くなる→ ……]
の好循環が生まれること を書きたかったのだと思う。
ただこの好循環が生まれるためには、子供が本や読み書きの活動に熱心に取り組む(=熱中する)ことが
大切なわけだが、これは自発的に子供がそうする可能性もあるが、中々、そうは上手く行かない場合も多い。
親がそうするように、最初のきっかけを与えることが必要。
そう意味で、4糞が自説のサポートに挙げた "parents who owned and read more books"の後に続く文も
ポイントとなる。
"parents who owned and read more books and 【read to them frequently】"
【read to them frequently】の部分を4糞は意図的に外したのかは知らんが、
親か頻繁に本を子供に読み聞かせることが大切で、はじめのきっかけを与えたり、読書の習慣づけをさせることができる。