16/06/12 14:52:27.10 8j9vhjBw.net
これは、次のような人々のためのスレッドである。
(1) プロの和英翻訳者(英和ではない。あくまで日本語から英語への翻訳業務を
行っている人)
(2) 和英翻訳者になるために勉強を続けている人
(3) 和英翻訳に対して偏見を持っていない人(自分は英和翻訳ばかりやっているが、
和英翻訳者たちに嫌味を言ったりはしない人。和英翻訳の考え方やテクニックを
自分の英和翻訳にも生かそうと考えている人)
したがって、和英翻訳者に嫌味を言ったり攻撃したり煽ったりすることは、
絶対に禁止する。なお、このスレに参加する人は、外国人であろうと日本人で
あろうと構わない。たとえば英語圏で育った外国人や帰国子女でもよいし、
英語圏の土を踏んだこともない学歴の低い人でも、まったく問題はない。
謙虚に学ぶ人でさえあれば、大いに参加してほしい。ここは学び合う場所で
あって、人を攻撃したり優越感に浸る場所ではない。
3:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 15:05:19.20 8j9vhjBw.net
なお、和英ではなく英和の翻訳を主に行っている人がよく集まる場所として、
次のようなスレがある。
(1) 翻訳家・翻訳者を目指している人 トライアル 19回目 [無断転載禁止]©2ch.net
スレリンク(english板)l50
さらに、特許翻訳者のためには、次のようなスレがある。
(2) 特許翻訳者の集い 3出願目 [無断転載禁止]©2ch.net
スレリンク(english板)l50
さらに、翻訳者の雑談(あくまで雑談のみ)のためのスレとして、次のものがある。
(3) 翻訳関係者のための泥船(「難民板」という2チャンネル上の掲示板にある)
4:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 15:14:35.72 8j9vhjBw.net
【このスレッドの趣旨、および和英翻訳を目指す人たちへ】
このスレッドは、(1) の掲示板では和英翻訳者が迫害を受けるため、
避難場所として構築された。共に学びあう場所として活用したい。
できればたくさんの真摯な人々が、あくまで真剣な学びの場所として
これを活用してくださることを期待したいが、もしもそんな人が
来てくれなかったとしても、スレ主である俺一人でも何かを書き続ける。
なお、何かを質問してくれたとしても、誰かが答えるとは限らないことは
どうかご理解願いたい。できれば親切に何でも答えてあげたいと誰でも思うが、
あまりにも甘えた態度の質問は、みんな避けるものだ。そういう質問者に対しては
罵倒してやりたいくらいになる。質問する限りは、真摯な態度で臨んでもらいたい。
もしも和英翻訳者になりたいと思っているのなら、少なくとも在学中あるいは
遅くとも 30 歳くらいまでに洋書や英字新聞・雑誌などで読み終わったものを積み上げると
「背丈2倍」になるくらいに読むか、あるいは字幕なしで英語だけを聞いて、
英語の映画やドラマを、2時間ものの映画に換算して 2,000 本くらいは
見たあとにしか、和英翻訳を目指すなどということは考えてはならないと
スレ主は思っている。
そんなのは厳しすぎると思う人は、どうぞご自分で自分の道を歩んでくれたら
いいけど、少なくともそういう人による質問に対しては、スレ主は答える気がない。
5:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 15:15:06.44 8j9vhjBw.net
【質問したい人たちへ】
さらに、文章を丸投げして「翻訳してくれ」などという依頼は、ぜひともやめて
もらいたい。そういう質問は、次のようなスレで提起してもらいたい。
(1) 日本語から英語へのスレ Part 1 [転載禁止]©2ch.net
スレリンク(english板)l50
(2) 【長文OK】2ch英語→日本語part199 [転載禁止]©2ch.net
スレリンク(english板)l50
(3) なんでも翻訳してやるから英文持って来い 11 [無断転載禁止]©2ch.net
スレリンク(english板)l50
(4) スレッドを立てるまでもない質問スレッド Part 324 [無断転載禁止]©2ch.net
スレリンク(english板)l50
6:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 15:35:10.07 8j9vhjBw.net
【このスレは、特許翻訳者でなくても参加できる】
>>3 の (2) の「特許翻訳者のスレ」では、和英翻訳者が多いようだ。しかし
そこではあくまで特許翻訳者が集まっているため、特許以外の文献を扱う
和英翻訳者が参加できない。そのような隙間を埋めるために、このスレを立てた。
スレ主自身は、特許翻訳をほとんど手がけたことがない。
7:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 16:07:40.62 cSmBPuDk.net
2000本で毎日2本見るとして1000日
ざっと3年
厳しすぎるね
ちなみにTOEICで何点以上?
8:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 17:23:53.21 8j9vhjBw.net
たったの3年で達成できる目標なんて、厳しくも何ともない。
それから TOEIC なんて下らないことを尋ねないでくれ。
尋ねるなら、自分が先に言うべきだろ?
しかもその証拠を写真で
アップロードしないと意味がない。そして、本当にそれを証明し
ようとしたら、実名とか自分の身分証明書を、実名などを隠さずに
アップロードした上で資格証明書を示さないと意味がない。
俺は実名などを隠した資格証明書なら写真で示したことがあるが、
そんなことをしても「実名が分からない限り、お前の資格証明書だと
どうして証明できるか?」と言われておしまいだった。だから
そういう議論は、意味がない。
9:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 17:26:46.00 cSmBPuDk.net
んーじゃあ2000本も意味ない
実名出せるの?
10:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 17:30:12.69 cSmBPuDk.net
ああ、あんたのTOEICの点を聞いてるんじゃないよ
目安ね
11:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 17:40:33.89 AlafwUfq.net
TOEIC の点数で和英翻訳者として独立できるかどうかなんて、
わかるわけないだろう?もしもどうしてもというのなら、
最低でも 930 点は必要だろう。できれば満点。
ちなみに、和英翻訳者はかなり英文を書く力が必要なので、
TOEIC なんかで測れるようなほど低い能力であるはずがない。
ただ、和英翻訳者はリスニング能力が低くてもできるため、
TOEIC では少し減点される人もいるだろう。
ところで、なんでこんなに下らない話になるのか?
こういう低レベルな質問にはもう答えないので、よろしく。
自分でいくらでも調べられるだろう?
12:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 17:42:05.64 /p2AVCVN.net
スレ主の点数は上げなくていいから
対策なしでこのくらい取ってないと話にならないっていう
基準は出して欲しい
13:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 17:49:25.87 cSmBPuDk.net
じゃあ自分の基準が何故に正しくて、何故にTOEIC基準がくだらないのか
映画だと口語に片寄るんじゃないのか
それとも合わせてまともな文章も読めと?
14:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 17:56:18.40 AlafwUfq.net
>>4 の基準が厳しすぎると思うのなら、どうぞ他を当たってください。
俺は、それをクリアした人しか相手にしない。そもそも、>>4 でさえ
まったく足りないのだ。それは、百歩譲ってもそれだけは最低限クリア
して当たり前なのだ。
ところで、後半の「映画2,000本」は、今の時代は聞くことが大いにできる
時代なので一応は付け加えただけで、本当は翻訳者は聞くよりも読む方が
大事なので、前半の「背丈2倍の洋書や新聞雑誌」をクリアすべきだというのが
俺の本当の意図だ。
15:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 18:06:07.30 cSmBPuDk.net
映画は付けたしなのね
だったらTOEIC基準がましかと
得点非かいじでいいけど、TOEIC満点レベルなのか
満点なら結構できるな
16:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 18:06:54.98 AlafwUfq.net
付け加えるが、(わかる人にはすでにわかっているはずだが)大学時代に
医学・生物学・機械工学・電子工学・情報工学などの実用的な工学、あるいは
法律・商学などの実用的な社会科学を真剣に勉強した人は、さほどまで英語を
勉強しなくても産業翻訳の世界では十分に食っていける。そういう人なら、
英語力にしても英検「準1級」くらいでもいいだろう。
俺が、在学中または遅くとも30歳までに背丈2倍の洋書などを読むべきだと
言ったのは、幸か不幸かそういう実用的な分野を専門的に勉強しなかった
人のことを言っている。そういう人は、産業翻訳に参与するなら言語運用
能力で勝負するのが一番の近道なので、まずは日本語の本を 1,000 冊ほど
読み、そのあと英語による書籍や新聞雑誌などを背丈2倍ほど読むのが
最小限度にクリアすべき基準だと言っている。
なお、何度も言っているが、
たったのそれだけですぐに翻訳をして飯が食えるはずはない。そのあとに
実務経験が少なくとも3年ほど必要だとか、そのあとにもさらにどんどん
英語の本を読み続け、さらに洋画などを英語だけで聞き続ける必要があるのは、
当然のことだ。
17:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 18:11:29.83 AlafwUfq.net
TOEIC が下らないとは言っていない。TOEIC の点数で翻訳能力を推定するのが
下らないと言っている。どう考えても、実務翻訳の世界での仕事の能力を
TOEIC で推定することはできない。しかし、実務翻訳で10年以上も飯を
食ってきた人なら、最低でも TOEIC 900 点はいくだろう。ただし、
中にがリスニングだけが苦手で大きく減点されてしまって、850点くらいの人も
いるだろうとは思う。
18:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 18:21:38.91 cSmBPuDk.net
TOEICで翻訳能力を推定しろとは言っていない
ただ現実の運用については知っているんじゃないか
論点は映画の本数を基準点にするなら
TOEICのほうがましじゃないかということ
翻訳者にしては珍しくリスニングも重視してるようなので
19:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 18:31:16.89 AlafwUfq.net
なぜ映画の本数を引き合いに出したかと言うと、いやしくも言語運用能力を武器にして
仕事をする場合で、しかも工学や法律などの得意分野がない(つまり俺みたいに
人文科学系の学部しか出ていない)奴の場合は、英語力で勝負するしかない。
そうなると、ろくにリスニングもできなかったら、書く英語も堅くて不自然な
ものになってしまう。
もちろん、実務分野においては堅いものが主流だが、その堅い文章の中にも
一応は自然さや流麗さがあれば、それだけネイティブにも喜んでもらえるから、
したがって顧客も喜んでくれることになる。
さらには、実務翻訳においては、極度に専門的な契約書や決算書類や工学関係の
マニュアルや仕様書などだけでなく、たとえば一般消費者向けの宣伝文とか、
企業や政府諸機関による方針書というか「うちの会社ではこんな開発をやってまして、
こんなスタッフがこんな風に頑張ってます」というような内容の社内報とか、
少しばかり柔らかい、半ば文芸翻訳向けかと思われるほどに柔らかい気軽な
文章もたくさんある。
そういうものを翻訳するときに、映画などで聞いてきた会話的な表現がそのまま
生きる。和英翻訳をする人にとっては、そういうわけでぜひとも映画などを
聴きまくることが必要だと思う次第だ。
20:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 18:35:10.80 AlafwUfq.net
そういうわけで、ろくにしゃべれずろくに聞き取りができない人は、会話表現などの
柔らかい表現が下手なため、契約書や技術文献などの堅い文章ばかりを翻訳した
方がいい。しかし俺のように専門分野に疎い人間は、やはり半ば文芸的で半ば
専門的な企業・政府・大学が生み出す少しばかり柔らかい文章を訳しまくることになる。
だから俺の場合は、英語で小説を読みまくり、映画で流れる英語を聞き取り
まくらないといけないのだ。乱筆乱文があっても、許してほしい。時間がないもんで。
21:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 19:29:46.86 cSmBPuDk.net
ところであんた、そんなに翻訳の実力者なのに
何で低レートのクラウド翻訳をやったんだ?
22:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 19:44:01.26 AlafwUfq.net
クラウド翻訳をやったのは、ほんの2か月だけだし、全部で、ええっと、15万円分
くらいしか請け負わなかった。なぜそんなことをやったかというと、去年の
ある時期、俺に20年以上も仕事をくれていたメインの会社が仕事をたたむことに
なった。
そこで少し慌てて、20年ぶりに仕事探しをした。10社くらいの翻訳業者の
トライアルを受けて、最終的に4社くらいから仕事が来るようになり、そのうちの
2社はとても優秀な、株式市場でも株価がどんどん上がっていくような会社だ。
しかしそういう優良な会社2社から仕事が来るまでに半年ほどかかった。トライアル
に受かっても、最初の半年ほどは仕事を少ししかくれないのだ。(それは
どこの会社でもたぶん同じだろう。)
その半年ほどの宙ぶらりんのときに、さしあたって時間が余っていたので、
勉強のために、そのときまではまったく手を染めたことのないクラウド翻訳を
やってみた。
別にクラウドが好きなわけでもなんでもなかった。すぐに仕事を
始められるし、自分でどの仕事をやるかをその場で決めることができるので、
ゲーム感覚で請け負うことができた。
さらには、Con*ac では文芸翻訳めいた
和英翻訳の案件がたくさんあったので、レートが普通の4分の1であっても
構わないと俺は思った。いい経験にはなった。第一、クラウド翻訳にかけた
時間なんてたかが知れている。自分が英文小説を読んだり映画を見たりして
自己研さんするかわりにクラウド翻訳で勉強させてもらっただけだ。
23:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 19:47:35.06 AlafwUfq.net
Co*yac では、アメリカ人の和英翻訳者たちとも英語でいろいろと意見交換も
することができ、それも面白かった。
まあ、すべては勉強だった。ふだんは
一人で英文の小説や詩を読んだり映画を見たりして、毎日かなりの時間を費やすが、
その時期(半年ほど)はそういう一人の勉強をやめて、その代わりにクラウド翻訳
サイトで他の人とやり取りしながら、普段とは別の勉強をしたというわけだ。
24:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 19:50:43.49 AlafwUfq.net
クラウド翻訳を馬鹿にする人が多いけど、一人で勉強する代わりにクラウド翻訳を
して、本来なら自己研さんしても金が入らないのに、クラウド翻訳による
自己研さんでは金が入るので、そういう意味でうれしかったのに、その報告をすると
「翻訳家・翻訳者を目指して」のスレでは、さんざん馬鹿にされた。
ともかく、この世の大多数の人たちの普通のモードは、「とりあえず誰かが来たら、
まずは馬鹿にしよう」ということらしい。この世はやはり生きるに値しない。
人間の寿命が80年ほどであるということは、いいことだ。それ以上はとてもじゃないが、
生きていられない。
25:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 19:51:30.06 AlafwUfq.net
上げておこう。
26:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 19:58:14.89 AlafwUfq.net
ところで、俺の翻訳フリーランサーとしての経歴は、本当は20年ではなくて
もっともっと長い。なぜ20年と書いたかというと、具体的に書くと特定されて
いろいろと実生活で支障が起きるかもしれないし、この掲示板上でもいろいろと
攻撃されることが多くなると思って、そのように書いた。
27:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 20:02:11.66 cSmBPuDk.net
あんたが何歳か知らんが寿命100年ぐらいになるかもよ
今でもちらほらいるし
あとはクローン技術の進歩普及次第
脳以外クローンとか機械とかね
28:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 20:12:32.83 AlafwUfq.net
もう俺は「早期」退職をしてもいい年齢だ。たくさんの人が俺の年齢で退職したり、
あるいは楽な職業へと鞍替えしている。家族に対する義理も十分に果たしてきたから、
俺はもう自分だけを経済的に支えればいい時期に来た。残念ながら年金はあまり
もらえないので死ぬまで働かないといけないけど、それでも自分一人を食わせる
だけならさほど金はいらないので、何とかやっていけそうだ。若いときみたいに
シャカリキに働きまくって稼ぐ必要もない。
だから金を稼ぐ作業は適当に
やって、残りの時間は英米文学の古典を読んだり言語学めいたものをかじる
ことに充てるつもりだ。
もともと俺にとって翻訳なんてどうでもよかったからな。
「文学を英文で読めても、実務ができなかったらカスだ」と言われるのが嫌で、
「それならちゃんと英語で飯を食ってやる」と思って頑張っただけだ。
29:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 20:18:20.15 AlafwUfq.net
というよりも、もっと正確に言うと、俺は自分の好きなことだけをやるのが
後ろめたかった。だから大嫌いな法律や経済や工学や医学などの分野の翻訳を
無理にやっていた。英語をしゃべることなどという下らないことはどうでもよかったが、
しゃべれもしない奴がちゃんと英文で文学の古典なんて読めるはずもなかろうと
思って、若いときには真剣にしゃべる訓練もした。映画が好きなわけではまったくない
が、英語の映画も聞き取れない奴が文学の古典を読んできちんと理解できるとは
思えないので、これも頑張った。英語は、やはり日本語と同じく、読み書き話し
聴くという4つの能力が一応はバランスしていないと、その中のたとえば
読む能力に特に興味を持っていたとしても、やはり無理があると思う。
たとえば俺は今では、母国語の日本語でさえろくにしゃべらないが、それでも
若いときにはずっと日本語で読み書き話し聞くことを大いにやっていたからこそ、
そのあともちゃんと生きていけたし、後で難しい本を読みたいと思ってもきちんと
読むことができたのだと信じる。英語の場合も同じだ。
30:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 20:35:43.57 cSmBPuDk.net
映画好きでないなんて珍しいな
31:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 20:40:33.74 AlafwUfq.net
もともと俺が17歳くらいのときに英語を本気で勉強し続けよう(そしてその道で
食っていこう)と決心したとき、英語を勉強する本当の目的は、英語で哲学書を
読むことだった。そのころは実存哲学を中心として、人生の意味を追求していた。
そのあと30歳以降になって哲学に対する興味は薄れ、その代わりに純文学を
深く愛するようになった。だからそのころから俺が英語を勉強する上での目標は、
英語で純文学の古典を読みまくることだった。
ただ、純文学の古典というものは、少なくとも俺みたいに英語圏の土を踏まず、
大学院にも行けず、さらには頭もさほど良くない奴にとっては、何十年たっても
なかなかうまくいかない。だから長い長い準備期間が必要だった。
法律・経済・商業・機械・医学・生物学、その他の自然科学など、いろいろな
実務分野の翻訳をやっていたのも、最終的には純文学の古典を読めるようになるための
経済的な地盤と英語力の土台を築くためだったと言ってもいい。そして仕事の傍ら、
すぐにたとえば19世紀とか17世紀などの古い文学を読もうと思ってもわかりにくいので、
まずは現代の娯楽小説や童話やビジネス書や歴史書や心理学(めいたもの)や、
ライトノベルなどなどを読みまくり、傍らで下らないハリウッドの娯楽映画や
アメリカの sitcom やドラマなどのテレビ番組を、すべて英語で見まくった。
かなり若いときから、意地でも字幕は見ないし、日本語をまったく介さずに
英語だけを聞いて理解しようとした。もちろん、わからない単語は片っ端から
辞書で調べまくったり、シナリオが手に入ったら、それを読みまくった。
32:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 20:40:53.34 AlafwUfq.net
>>31 の続き
本当に面白くて深い味わいのある作品は、どうしても難しくて、聞き取れない。
辞書を引こうとしても、そもそもどんな単語を口にしているのか聞き取れないから、
辞書も引けない。昔は英語字幕もなかった。シナリオも売っていないことが多かった。
だから、最初は俺にもわかるような優しい映画やドラマばかりを膨大に見て、
少しずつ難しいものへと移行するしかなかった。
そんな調子で、何十年もかかって、長い長い紆余曲折を経て、年老いた今になって
やっと、ほんの少しだけ英米の古典文学が読んで味わえるようになってきた。
とはいえ、たとえば Shakespeare の作品1本(ほんの100ページほど)を
読んで理解するだけでも、膨大な資料を傍らで読みながら理解しないといけないので、
その1本だけのために、仕事の傍らで取り組んで、たとえば2か月もかかる。
こんな調子では、たとえば 1,000冊の古典的な文学小説や詩を死ぬまでに読破
できるのだろうかと茫然自失する。しかしともかく、やれるかやれないかは
ともかく、やってみるしかない。死ぬまでは修行だ。
33:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 20:45:56.62 cSmBPuDk.net
準備期間中どうやって生活?
34:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 20:48:58.39 AlafwUfq.net
俺にとって、映画は基本的に教材でしかない。最終的に古典文学を味読するための
準備運動なのだ。なぜ映画が好きでないかというと、あれは単なる娯楽でしかないと
感じるからだ。俺の人生は短い。娯楽などに費やす時間などない。確かに深い作品は
ある。たとえば The Godfather の trilogy はすごい。しかし、どんなに深い
映画作品も、たとえば本格的な文学小説や詩の1冊には劣る。
たとえば Crime and Punishment (by Fyodor Dostoevsky) の映画化作品は、
まったく見る気がしない。どれもこれも、小説版に比べると薄いのなんのって。
俺はこの小説を1回目は日本語で、そのあとは11回くらい英語で読んできたし、
英語版の朗読は何十回も聴いてきたが、こんなに深くて濃密な作品を
映画化なんてできっこない。もしも映画化するとしたら、30時間の作品を
作らないといけなくなる。
もっと軽い作品を例に取ろう。たとえば Stephen King の The Pet Sematary
は、映画版なんて薄っぺらい。原作は確か 500 pages だが、著者の書く英文は
娯楽小説にしては実に素晴らしい。こんなに深い味わいのある怖い作品を
映画化することなんて絶対に不可能だと感じる。
Shining という同じ著者の
小説版と映画版を比べても同じだ。彼の文体自体が怖い。彼の文字の並び具合が
怖いのであって、プロットが怖いのではない。これは日本語に訳しようがない。
だから俺は、邦訳が嫌いで、かなり若いときから邦訳はなるべく読まないことに
してきた。少なくとも原作が英語なら、英語でしか読みたくない。ロシア語なら
仕方なく英語で読む。できればロシア語で、フランス語やドイツ語やチベット語など
で読みたいが、そこまでは無理だから、仕方なく英訳だけで我慢している。
35:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 20:50:12.61 AlafwUfq.net
準備期間中も仕事をしてるよ。俺は決して金持ちでないどころか、貧乏な家庭の
出身者だ。18歳の時からひっきりなしに働いている。ただし18歳から22歳までは、
大学に通いながら家庭教師をして自活していた。
36:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 20:56:48.05 AlafwUfq.net
18歳の時から今まで、何十年ものあいだ、働きながらひっきりなしに勉強してきた。
だから俺にとって、娯楽などありえなかった。忙しすぎる。酒を飲む時間も惜しんだ。
友人とのたわいない話も、なるべく短く留めた。特に下らない奴、向上心の薄いやつとは
絶交しまくった。自分にとってあまり勉強にならない仕事は、たとえ高報酬で
あっても、なるべく請け負わなかった。
いつもいつも時間が足りず、いらいらして
生きてきた。だから俺は性格が歪んだ。しかし、学歴もなく英語圏にも行けず、
両親は中学校にさえろくに通えなったのだから、そんな家庭から出身した俺が
英語だけで飯を食おうと思えば、それくらいの犠牲は伴って当然だ。
37:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 20:56:56.73 cSmBPuDk.net
途中から専業なのか
小説オタクだな
38:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 21:09:11.48 cSmBPuDk.net
酒を飲む時間も惜しんだには共感w
性格歪んだには世界が共感w
なんか面白いんで自伝書いてほしいw
ああそんな時間もないのかw
39:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 21:10:40.95 AlafwUfq.net
こういう風に書き綴ると、まるで僕が膨大な本を読んできたかのように思うだろう。
しかし実際には、おそらく日本語の本は、1,000 冊くらいしか読んできていないと
思う。そして英語の本となると、最初は童話・ビジネス書・娯楽小説などの
低レベルなものを準備運動として膨大に読まないといけなかったし、その前にも
長い長い準備期間が必要だったため、結局は、ちゃんとした純文学はまだ
ろくに読んではいない。
やっといくらか読めるようになり、これから読むという
感じだ。なお、僕は小説オタクというよりも、なんというか、人間の生きざまを
探求するために言語と文学を利用したいと思っているだけだ。
だからたとえば
言語学でもいいのだ。でも言語学はあまり美しくはないので、文学に傾きやすい。
ただ、文学小説や詩を読みながらも、古いものから新しいものまで歴史をたどって
いくと、少しずつ英語の形が変わってくるし、地域差もあるので、その変化の
様子を探って、人間の生きざまを探るのが面白いから、こんなことをやってきた。
40:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 21:12:32.73 AlafwUfq.net
そうか。面白いと思ってくれるのか。ありがとう。自伝まで書いてほしいとまで
言ってくれるとは、本当にうれしい。いつもいつも俺は、現実世界でもネット上でも、
幼いときから攻撃を受け続けてきたので、たまにそういうことを言ってくれる人が
いると、本当にうれしい。ありがとうね。
41:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 21:21:18.98 AlafwUfq.net
ところで、2ちゃんねるに到来したのは3年か4年前くらいで、最初は文学板にいた。
その前は、アメリカ版の MySpace にて英文で膨大な手記を書きまくっていたことも
ある。さらには、英語やその他の言語の実用面や歴史言語学(語源学)的な方面に
ついての書き込みを膨大にやっていた。しかし、2ちゃんねる以外の書き込みは、
自分で作ったサイトだったので、管理人の俺がボタンを一つ押しただけで、すべてが
一瞬にして消えてしまう。何年もかけて書き溜めた膨大な書き込みをすべて
消してしまった。
英文やその他のマイナーな言語による書き込みもあったが、
それをすべて日本語訳したとしたら、日本語の原稿用紙400字詰めで数千枚
に及ぶのではないかと思われるくらいにものすごい量のものを、一瞬にして
消してしまった。
俺にはそんな変な性癖がある。いつもいつも、俺は自分を
疑い、自分のやっていることなんてどうせ下らない、こんな書き込みも、
こんな勉強も、そして俺がかつて書いた300枚の小説も、さらには俺がかつて
持っていた卒業写真や結婚式の写真や家族などの写真や、あるいは俺の幼いときの
写真もすべて、何百枚の、あるいは1,000枚以上もの写真も、すべて燃やしてしまった。
手元には、一枚も写真が残っていない。生まれてきてから今までの写真が、
一枚も残っていないし、書き溜めた日記もすべて燃やし、ネット上に書いたものも
すべて削除した。
そして残るは、2チャンネル上の書き込みだけだ。幸か不幸か、
2ちゃんねる上の書き込みだけは、書いた本人は削除できない。そのおかげで、
かつての俺自身の書き込みを検索して、過去に調べたことを再び読み直し、
勉強しなおすことができる。そういうわけで、これからも俺はブログではなく、
2ちゃんねる上で書き込みを続けるつもり。
42:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 21:39:42.97 cSmBPuDk.net
パラノイアだな
作家にはパラノイア性があると思う
何としても伝えようとする性
43:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 21:49:25.44 AlafwUfq.net
今日は特にたくさんの書き込みをしたが、そうしながらも常に傍らで電気関係の
マニュアルの仕事をしていた。この下らない仕事ばかりやっているときが狂いそうなので、
気分転換に2ちゃんねるでいつも書き込んでいる。とはいえ、下らない雑談は
なるべく避けるようにしている。できれば英語関係の複雑な質問に回答する
という形で気分転換するようにしている。
英語の質問に対する2ちゃんねるでの
回答も、俺にとっては長い長い準備運動の一環でしかない。いつの日か、
俺にとってはとてつもなく難しい純文学古典作品を読むときに、少しは
今の2ちゃんねる上での回答活動が役立つことを祈っている。
そして同時に、90歳くらいになっても何とか翻訳で少しだけでも金を稼ぎだせるくらいの
英語力を、ここで少しでも身につけられたらいいな、と希望しながら
回答している。質問に答えるときは、ジャンルを問わない。何とかわかると
思ったら、どんどん回答する。俺にとって不得意きわまりなくても、
ともかく答える。そして大きく外れてしまって、さんざん馬鹿にされることも
多い。しかしそれでも答え続ける。すべては勉強なのだ。
ちなみに俺は、20歳くらいのとき、50人くらいの英語ネイティブや ESS (English
Speaking Society) の部員たちの前で、ディベートをやっている最中に
言葉が詰まってしまって、そのまま2分ほど黙り続けたことがある。大いに恥ずかし
かった。ディベートなんて、俺にとってはどうでもよかった。俺は議論が大嫌い
なのだ。しかし政治や社会についてきちんと英語で議論できるようにならないと
飯も食えるようにならないし、第一、俺の好きな古典文学を将来的に読めるように
ならないだろうと思って、我慢してディベートをやっていたのだ。
ともかく、ディベートの最中に黙りこくってしまったのは大恥だが、恥をかいて
傷つきまくった分だけ、俺はわずかながらも成長できた。そのおかげで、
ぎりぎりとはいえ、英語で飯を食い続けることができたのだ。
44:名無しさん@英語勉強中
16/06/12 22:02:49.43 AlafwUfq.net
もう少しで寝る時間になる。その前に、あと一回だけ書き込もう。と言いながらも、
何を書こうとしていたのか、忘れてしまった。
思い出したぞ。俺は昔から、実は学者になりたいと思っていた。しかし、やはり俺は、
仮に大学院に悠々と進学できる身分に生まれついたとしても、それでも学者には
向いていない。それにはいろんな理由があろうが、特に俺は、勉強する気概のない
学生たちに教えるのが嫌なのだ。
かつて、生活のために仕方なく、6年くらいにわたって家庭教師や塾講師や公立高校の
英語教師などをやったことがある。(おっと、ここまで言うと身バレしそうだが、
まあいいか。)そのあとは、何が何でも下らない仕事は避けるようにしてきた。
実務翻訳の仕事も、確かに下らない。しかしこれは、在宅で一人でやる限りにおいては、
自分のペースで、誰の指図もほとんど受けないでやれる。だから何とか我慢できる。
大いに時間をかけて(たとえば50時間ほどかけて手掛けた仕事のように見せかけて)
実際には30時間だけで仕上げて、そのあとの20時間ほどを余らせて、その時間を
Shakespeare の鑑賞に充てることもできる。
ところが、学校の教師や大学の教員の場合は、嫌でも学生を教えたり学内政治
(つまり教授会への出席や大学運営のための下らない雑用)に時間が取られる。
そのあいだはほとんど自分のための勉強にはならない。もちろん、学内政治を
することや、やる気のない学生とたわいない話をすることに生きがいを見出す
人にとっては、人間関係という意味での勉強になる。
しかし俺にとっては、それは雑用でしかない。そんな俺にとっては、やはり
大学の教員にならずに、表面上はしがないこの在宅実務翻訳者として数十年を
生きてきてよかったと思う。おかげで、余った時間を思い切り投入して、
好きな勉強に没入することができた。大学の教員になっていたら、高給取りに
なり社会的な地位も高くなったろうが、その代わり下らない雑用に追われる人生
を送ることになったろう。
45:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 06:58:02.60 o2ZN+GHB.net
俺は基本的に新聞雑誌に興味がないので、それは日本語であってもろくに読んでは
来なかった。書籍に関しては、日本語のものでさえ全部で 1,000 冊くらいしか読んで
いないだろうと言った。数えたわけではないが、おおざっぱに見てそのくらいだろう
と感じるのだ。読んできた洋書の数は、ここでは言わないことにする。すでに
2回ほど言ったことがあるが、嫌みを言われたり嘘つきだと言われただけだった。
読んだ本の数は少ないが、それこそ命を削るがごとくに本を読んできた。特に
読書に没頭したのは、多感な16歳から18歳くらいまでだろう。高校生だった。
旧制高校生にとっての必読書と言われたほんの三冊の本を、それぞれ 100 回ずつ
くらい、命を賭けているかのごとく読みふけった。100回とはいえ、きちんと数えた
わけではないし、きちんと通読して100回ほど読んだわけでもない。1度だけ通読して、
あとは常にカバンやポケットに忍ばせて、3年くらいかけて、好きな場所を開き、
気が向いたら別のページを開き、数ページだけを数十分もかけて熟読吟味・味読
していたのだ。書き写していたこともよくある。いや、高校時代の3年間は、おそらく
毎日のように、1時間ずつくらいは好きな本の一節を書写していたと思う。
俺が熱中した3冊の本は、どれも人生論・哲学評論みたいなものばかりだった。
明治から昭和の初期にかけて書かれた日本語の本だった。署名は、またもや野次を
飛ばされるので伏せておく。
洋書に関しては、英語で書かれたものとフランス語で書かれたものを読んできた。
フランス語については若いときの6年間ほど集中しただけで、そのあとはろくに
読んでいない。英語で書かれた本については、さっき言ったような100回も読みふける
ほどに熱中できた本は、まだない。
ただ、高校2年の時から今までに、11回だけ
英語で通読した洋書が一冊だけある。それは Fyodor Dostoevsky の
Crime and Punishment だ。この本の朗読(全編)は16時間くらいあると思うが、
これもおそらくは100回か、あるいはそれ以上に聞いた。
46:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 06:58:46.19 o2ZN+GHB.net
>>45 の続き
ただし集中して聴いたのは最初の2回ほどだけであり、あとは歩きながら、あるいは歯を磨きながら
聴いているのであって、聞き逃している部分も多い。とはいえ、歩きながら聞いていても
涙が出そうになったり、腹を抱えて笑えるときもあるから、一応は書籍できちんと
何度も読み、そのあとに何度も聴きこんだ洋書なら、俺の今の低い英語力でも
一応は歩きながら聞いても楽しめる部分はかなりあるらしいことがわかる。
俺はいろんな言語を勉強することに膨大な時間を費やしてきたので、何冊もの
本をどんどん読み進めることができなかった。たとえばフランス語。フランス語の
小説や新聞を辞書なしでそれなりに読目るようになるために、膨大な準備期間が
必要だった。
フランス語学習の最初の4年くらいは、完全な独学だった。つまり NHK などの
ラジオ・テレビの講座を視聴しまくり、学習テキストを数種類ほど自分で
こなし、文法書めいたものも2種類くらいは通読し、そのあとは洋書コーナーで
買ったフランス語による童話や小説を、辞書を引きまくりながら読む。最初から
Michel Foucault とか Blaise Pascal なんて読めるわけがないので、
やはり童話などでもすでに苦労するのだ。
47:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 06:59:07.97 o2ZN+GHB.net
>>46 の続き
フランス語だけでなく、中国語・アラビア語にも4年ずつくらい熱中し、それにも
膨大な時間を費やした。ロシア語1年、ドイツ語1年、ルーマニア語6年、韓国語
3か月、ラテン語 400時間、ギリシャ語20時間、ポーランド語1か月、スペイン語
3か月、イタリア語3か月、ポルトガル語1か月、広東語2週間、アイヌ語3日、
琉球語(沖縄方言というべきか?)3日、スワヒリ語3日、インドネシア語1日、
タガログ語3日・・・それくらいだろうか?あとは英語の語源からインドヨーロッパ諸語の
いろいろな言語における似た単語を追っかけるので忙しかったので、印欧語比較言語学
や語源学をいろいろとかじるためにいろんな本を読んだ。
なんでそんなことを
やったかというと、英語というものを立体的に、別の角度から多角的に眺められる
ようになりたかったし、英語だけで終わるのは絶対に嫌だったからだ。それから、
特に25歳くらいのとき、英語をいくらやっても伸びないように思えるスランプの時期が
あって、悔し紛れに「英語力は中途半端だが、せめてフランス語だけでも」と
思ってついでに勉強したという経緯もある。もちろんフランスの実存哲学に
惚れ込んでいたためもある。さらには英語を歴史的に眺める上で、フランス語
(そしてついでにラテン語)をある程度は習得することは不可欠だといつも思って
いたからでもある。
48:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 07:12:40.41 o2ZN+GHB.net
独り言を延々と続けるこの哀れな男が英米文学を原書で読みながらそれについて
語るスレッドを読んでやろうと思う奇特な人がもしいたら、文学板にある
次のリンク先に向かってほしい。
美しい文学を英文で読み散らそうと試みるスレ [無断転載禁止]©2ch.net
スレリンク(book板)l50
49:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 07:26:43.60 o2ZN+GHB.net
新聞雑誌に興味がないとは言ったが、やはり45歳になるころまでは、まだまだ
社会に真剣に関わらないと申し訳ないという気があったので、社会や人間にまるで
興味が持てないのに無理やりに新聞雑誌を読もうとはしていた。しかしほんの
3か月もすると疲れ切って、いつの間にか時事問題や社会情勢から遠く離れて
しまっていた。それから数年後、これではいけないと思ってまたもや時事問題や
社会情勢に戻る。そして3か月でまたもや離れて行ってしまうということを
繰り返していた。
45歳くらいになり、やはり俺は人間にも社会にも興味がないのだと観念した。
正直を言って、俺は人類が明日滅亡しても何とも思わない。いやそれどころか、
明日にでも滅亡したらどれだけうれしいかしれない。核戦争でもいいし、
宇宙の外から巨大な隕石が落ちてきて地球が爆発してもいい。あるいは
世界中の人がみんなで一緒に集団自殺することに決定するのもいい。
そんな日が来たらいいのにと、実は17歳のころから今までずっと思って生きてきた。
そんな俺だから、時事問題や社会情勢や、流行している歌手やスポーツなどは、
どうでもいいのだ。さらには自然科学も工学も医学も法律も経済も、どうでも
いいのだ。それらはしょせんは、本来なら早く消滅すべき人類を存続させる
ためのものでしかないから、俺にとっては下らないものなのだ。そういうわけで
新聞雑誌にも実務翻訳にも、実はまるで興味がない。
とはいえ、自殺することも極めて難しいし、第一、それも一つの罪だ。だいいち、
痛い思いをするのは俺も嫌だ。それにまた、自殺することにさえ意味がないのだ。
さらにまた、俺には古い道徳観念があり、親兄弟に嫌な思いをさせたくないと
いう思いがある。だから病死や事故死や寿命が尽きたときに死ぬのを楽しみに3
待つしかない。
生きる限りは、俺はぎりぎりまで闘い続けねばならない。前のめりに死んでいきたい。
自分に対して甘えは許されない。死ぬまで修行の連続だ。俺の場合、知的な修行、
特に言語(そしてその中でも特に英語)を追求して生きなければならない。それが
俺の使命だと思っている。本当はもっと素晴らしいことに専念したいものだが、
俺は才能も何もない人間だから、この程度が精一杯なのだ。
50:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 11:31:30.97 q1FZLOtg.net
2chなんて何言っても筋の通らない批判が来るものなので、ここでの批判なんて全く気にされる必要ないかと
読んでいてただただ感服いたしました
若輩の身ながら、大変な孤独と苦労であられたものとご拝察します
51:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 11:52:54.47 o2ZN+GHB.net
>>50
温かいお言葉をくださいまして、本当にありがとうございます。
実は、2ちゃんねるやネット上の他のサイトにおいてのみならず、
実生活においても俺はきわめて批判に弱いのです。異常なほど
敏感なのです。そのせいで人生はむちゃくちゃでしたが、
その代わりその鋭敏な神経を語学などにおいて活用したときには、
きわめてよい結果が生まれたことも多かったと信じています。
なお、このスレッドではあまり書きこみをしなくなったとしても、
英語板や文学板で、俺専用のスレッドまたは共有スレッドにて、
これからも膨大な長文連投をし続けると思います。
52:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 18:18:50.44 o2ZN+GHB.net
在宅の実務翻訳フリーランサーになってから、20年ではなく実は30年だ。その前には、
製造業の会社で翻訳・通訳・庶務・会計などの事務(つまりは雑用)を担当する
正社員として4年ほど働いていたから、その4年も含めると、合計で34年の実務翻訳
の経歴がある。
仕事の依頼の電話がかかるたびに、いつ俺は失業するだろうと考える。よくも俺
みたいな不器用な奴のところに仕事を回してくれるよな、といつも思う。
世間は厳しいから、とっくの昔に失業しててもおかしくはなかった。それなのに
30年ものあいだ、ほとんど営業活動をすることもなく仕事が続けられ、一応は
金には困ったことがほとんどない。かつてはきちんと家族を養った。
確かに俺は、誰よりも勉強家ではある。少なくとも語学に関しては、すさまじい
努力家だ。しかしそれだけでは世間は渡れない。他の実務分野の知識や世間知や
器用さが必要だ。俺はもちろん放送大学での講義を聴きまくったり、東京の
産業見本市で足が棒になるまであらゆる種類の製品や技術紹介パネルや技術宣伝
用のビデオなどを見まくり、産業界のパンフレットを読みまくったりもした。
しかし俺は、すでに言ったように根本的に一般の社会や産業や通常の人間の営みに
興味がまるでないので、どうしても産業や社会情勢が下らないものにしか見えない。
だからそういう方面のことを勉強していると、すぐに疲れ切る。結果として、
膨大な時間を費やして勉強した割には、実務分野の知識がろくに身についていない。
53:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 18:19:10.54 o2ZN+GHB.net
>>52 からの続き
気が付けば文学や哲学めいたものや心理学めいたものに没頭してしまっている。
少し異常な人間の生きざまなどにしか興味がないのだ。だからと言って、
文学が本当に楽しいわけでもない。文学が娯楽だという人が多いが、楽しい文学なんて
単なる恋愛小説とか明るくて前向きな生き方を描いたものなんだろう。しかし
俺はそういう前向きの文学などにはまるで興味がない。どちらかというと
精神異常者とか自殺者とか misfits にしか興味がないのだ。
そんな俺だから、この世の普通の人たちと会話することさえ疲れ切る。
この世に生きることには根本的に意味がないと感じている俺が、どうやって
他の人と明るく元気になぞ話ができるというのか?どうやって産業翻訳なんぞという
ものに意味を感じることができるというのか?
それでも産業翻訳が何とか続けられたのも、他の仕事だったらもっと退屈で
気が狂いそうになるところだけど、産業翻訳なら何とかギリギリ気が狂わなくて
すんだからだ。この仕事により、少しでも外国語の力を身につけ、そこで
蓄積した底力をあとで文学を読むときに使えるだろうと期待しながら、
この業界で頑張ってきた。
54:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 18:25:29.36 o2ZN+GHB.net
すでに言ったように、それでは文学・哲学・心理学(あるいはそれに似たもの)
なら本当に楽しいと感じられるかというと、そうでもない。楽しいはずがない。
苦しい。なぜかというと、そもそもこういう分野に俺が頭を突っ込んでいるのも、
生きることがあまりにも苦しすぎ、どう生きていけばいいかさっぱりわからず、
人間を見ると俺は震え上がり、人間や人生が果てしもなき不可思議でしかない
ので、何とか少しでもそれを理解して安心しようとして、しばしの休息を求めて
文学などを紐解くのだ。
若いときには哲学や心理学(特に異常心理学)に凝っていたことがある。のちになって
そういう理屈っぽいものが嫌になったが、やはり歳をとってからもなおかつ、
人間とは何か、人生とは何か、なんのために宇宙は存在するかなどと問い続けて
いるから、やはり一応は哲学めいたものに今でも興味を持っているということに
なろう。
55:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 18:45:26.54 o2ZN+GHB.net
産業翻訳で出てくる単語や表現を膨大に覚えたところで、趣味で文学小説や詩などを
読むときに役立つことはあまりないのではないかと思う人もあろう。実は、
大いに役立つと感じている。ただ、産業翻訳で手掛けている分野を狭く限ってしまうと、
俺の場合はよくない。できる限り広い範囲にわたる翻訳を手掛け、実に広い分野の
単語や表現を覚えまくることにより、それが相乗効果を発揮し、最終的には
英米文学における小説や詩や脚本や童話や英文の歴史書などを読むときに役立つと
感じている。
Shakespeare を読むときにさえ役立っていると思っている。もちろん、
法律。経済・商学・工学・医学などに出てくる英語がそのまま Shakespeare に
出てくるなどという馬鹿なことは言っていない。遠回りに、実に遠回りに
回りまわって役立っていると感じている。
言葉にしても知識体系にしても、すべては連関しあっていると思う。Shakespeare
だけでなく、ゆくゆくは Chaucer にも挑戦したいと思っているが、それも含めて、
19世紀であろうと20世紀の modernism 文学であろうとなんであろうと、工学や
医学や法律や経済において使われる英語表現とまったく違ったものだとは思わない。
どこかでつながっているのであり、どこがどのようにつながっているかを
探るつもりでこれらすべてを手掛けていきたいと思っている。
そのことにより、英語(そしてひいては言語一般)というものが、一千年前くらいから現代まで、
そしてイギリスの各地域の方言において、あるいはアメリカやアイルランドや
スコットランドやオーストラリアなどの各地域において、時空間を超えて
どのように移り変わっているかを探り、それを通して人間というものを時空間を
超えて観察したいのだ。いや「観察したい」というよりも、そうすることが
俺の使命だと思っている。命を賭けてでもやり続けないといけないのだ。
したがって、俺の本当の仕事は金を稼ぐための仕事ではなく、このように
金にはならないが本当に俺がやらねばならないと感じている作業なのだ。
56:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 19:08:33.20 o2ZN+GHB.net
文学が娯楽だと言っている人は、たとえば Samuel Beckett の文学をそう呼べる
のだろうか?とうてい娯楽だなどと言えないはずだ。文学とは、大多数の人が
直視したがらない恐ろしい存在の実相を凝視し続けることだ。希望を与える文学は、
小学生向けだ。Samuel Beckett の文学は、絶望を直視する人のためのものだ。
57:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 19:09:35.66 o2ZN+GHB.net
したがって、娯楽文学を純文学と同一レベル上に置こうとする議論などは、
笑止千万である。
58:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 19:54:04.80 o2ZN+GHB.net
純然たる娯楽を楽しんでいる暇はなかったと書いた。確かにそうだった。とはいえ、
俺も人間だ。娯楽が俺にとっても死活問題として不可欠だ。そこで俺はどうしたか?
外国語でその娯楽を楽しむことだけは、自分に許した。
たとえば、お笑い番組もたまには見て笑いたかった。しかし日本のタモリや
明石家さんまなどが出てくるようなお笑い番組は、できる限り避けた。
お笑い番組も、ポルノも、映画も、テレビドラマも何もかも、娯楽のための
小説や書籍や新聞雑誌もすべて、俺は外国語で読んだり視聴したりした。
それなら簡単かというと、そうでもない。あまり英語ができないころは、
せっかくのお笑い番組を英語やフランス語で行われると、まったくわからない。
俺にわかるものといえば、かなり低級なものだった。高級な笑いも理解できるように
何としてでもならないといけない。そう思って、必死で辞書を引き、必死で
下らないジョークに出てくる外国語での表現を覚えまくった。リスニングの
力も鍛えまくった。
キャバクラのようなところへ行って、若くてきれいな女性と話もしたいと思う
時期もあった。しかし日本のキャバクラには行かなかった。外国人のいる
キャバクラで、外国語だけで喋りまくった。英語・*****語・ロシア語
などだった。相手がアフリカ出身の黒人女性なら、アフリカの話ばかりを
英語で展開した。相手がロシア人なら、必死でロシア語を勉強して、ブロークンの
ロシア語で5時間ほど喋りまくったこともあった。
****語(この言語名は伏せる)に関しては、1年でペラペラにまでなった。これに
ついては、実は*****人に本気で恋をしてしまったため、必死で*****語を勉強した
ためだった。6年ほど ***** 語に熱中し、ついには*****語の実務翻訳で 45 万円
ほど稼いだこともあった。そのあと*****語には熱が冷め、勉強をまったくやめてしまった。
このように、俺は本当の遊びはほとんど経験していない。若い女性とキャバクラで
しゃべるときでさえ、外国語の知識や外国の情勢を学ぶために利用した。そういう
ことにかこつけることによってしか、俺は自分に娯楽を許すことができなかったのだ。
59:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 20:19:07.00 o2ZN+GHB.net
俺がもしも外国語なんかに没頭しなかったら、今までに読んだ本の数の少なくとも
10倍くらいは読めたろう。なにせ、英語だけでなくいろんな言語を習得する、あるいは
かじるためには、初頭文法を終了するだけでもかなり大変で、具体的に言うと
一冊または二冊だけの初級語学テキストや初級文法書を頭に叩き込むだけのために
1年も2年もかかる。そのあいだは、他の本はろくに読めない。
そのあと、さらには童話などを辞書を引きながら読みまくる。そのために、
大人にとっては実にバカバカしいと思えるような幼稚な童話を読むために、
膨大な時間を費やすことになる。
そのあとにビジネス書や娯楽小説など、実に簡単で単純な本をたくさん読まないと
いけない。そしてずっとずっと後になって、やっと少しは難しい(もともと俺が
読みたかった)本に取り組み始めることができるのだ。しかしそのレベルになっても、
やはり母国語で読むのに比べると、心もとない。外国語をほんの少し勉強するだけでも、
とてつもなく時間がかかるのだ。
だから本当は、広くて深い教養を身に着けたければ、
外国語などに没頭しないで、さっさと母国語だけで広範囲にわたる読書をしたり
映画を見まくったりした方がよいともいえる。
もしも俺が、別の能力で金を稼げる人間だったら、外国語の習得のためにこんなに
まで膨大な時間をささげなくて済んだろう。しかし俺の場合、性格などの面で
この世には向いていないので、どうしても一人で黙って金を稼ぐ分野が必要だった。
だからこの在宅での実務翻訳フリーランサーとしての仕事にしがみついた。
そのために、命を削って英語などの外国語に専念してきた。
60:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 20:24:39.05 KEIpJzA2.net
長い
コピペ?
61:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 20:51:35.17 MWMVrxc5.net
それだけ能力があれば英語だけで稼げそうだが
62:名無しさん@英語勉強中
16/06/13 21:16:37.67 JfdwlLSd.net
コニャックで稼いだって…これ訳がコニャックなんだけどね
全然意味わからないんだけど
20代が甘えなのかそうでないのかすらわからない
別記事で和英でわかるのあるんだったら持って来いよ
>あなたがかつて20代だった頃を振り返ると、身を固め、子供を持ち、
>家を購入するなど大変な10年間だったかもしれません。
>しかし、現在はというと、家族の束縛や大きな借金もない恵まれた人たちは、
>結婚年齢の上昇と長期のキャリア形成で、少なくとも傍から見ると、
>20代の生活はある意味でモラトリアムのように見えます。
URLリンク(www.lifehacker.jp)
63:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 00:47:17.24 5x/fxrjG.net
ぎくしゃくだけどこんなもんじゃない
64:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 06:29:24.67 fi08XgKw.net
Con*ac には、誰でも参加できる格安料金の翻訳と、Standard 翻訳とがある。
格安の方は、べらぼうに安い料金なので、最初は経験のために俺もやったが、
途中でやめた。でも、でたらめの翻訳がまかり通っていることも多い。
だからよく批判されている。しかししょせんは半ばボランティアのサイトなんだから、
依頼者も文句を言ってはいけないと思う。
Standard 翻訳の方は、それよりもずいぶん高い料金を払って依頼するもので、
翻訳者は通常の業者からもらう料金の 1/4 くらいの料金はもらえる。ただし
英和はやる気が起こらないのでやらなかった。俺がやったのは和英だけ。
しかも2か月だけ。だいいち、「Con*ac で稼いだ」などとは言っていない。
あれはあくまで半分ボランティアのサイトだ。ふだんなら仕事をしているとき
以外には Shakespeare を原文で読んだりして勉強するところだが、
1年前の一時期、ふとそれまではやったことのないクラウド翻訳を試してみる
気になった。
あそこで Standard 翻訳コーナーで翻訳する人たちは、Co*ac の試験に
受からないと請け負うことができない。とはいえそれでも、翻訳者間で
品質にばらつきがあって当然だ。どこでもそうだろう?仮に Co*ac で
提供される仕事の品質がほとんど低いものばかりだとしても、
自分だけは高い品質を心がければそれでいいではないか?
文芸翻訳めいた仕事の依頼があったので面白くてやってはみたが、
2か月たってから飽きたので、俺もやめたというわけ。ほんの10万円
分くらいしかやっていないので、少し試したというだけのことだ。
何を下らぬことをグダグダ言ってるか?
65:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 06:31:50.51 fi08XgKw.net
英語だけで稼いでいるに決まってるだろうが。ほかの外国語を勉強したのは、
金を稼ぐためだけではない。そもそも英語以外の言語で稼ぐのは、効率が
悪すぎる。今までに英語・フランス語・ルーマニア語・中国語で金を稼いだこと
があるが、英語以外はごく少しやっただけで、すぐにやめた。そこまでの
情熱はなかった。
英語以外の言語をやった理由については、すでに詳しく書いただろうが?
読み取りの力がないのか?
66:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 06:34:19.05 fi08XgKw.net
中国語とアラビア語については確かに4年ほど勉強したが、それは主に海外の
工事現場で日本語・英語の通訳や翻訳をやっていたときに、周りに中国人や
アラブ人がたくさんいたので、せっかくだから彼らと中国語やアラビア語で
しゃべりまくりたかったからだ。もちろん読み書きや文法を正確に覚え、
発音もきちんと勉強した。
67:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 06:40:12.80 fi08XgKw.net
大体からして、俺は英語というものはついでに勉強しているだけのことであって、
本当の俺の興味がこの鬼畜米英の下らぬ軽薄言語だけにあるなんてことが
あるわけないだろう?
俺は、英語から始まってあらゆる言語をできれば眺めていき、そこから(英語や
日本語にとどまらない)言語一般の、時空間を超えた(つまり太古の昔から
現代まで、そして世界中のあらゆる地域をまたいだ)変容ぶりや躍動の姿を
観察し、ひいては人間の本質を探りたいのだ。そのためにいろんな言語をかじり、
印欧語比較言語学(つまりインドからヨーロッパまで広がる多くの言語のあいだの
文法や単語の類似性や相違点を探る言語学)や語源学をかじってきたのだ。
独学だから大したことはできなかったが、一人でできる範囲内のことはやってきた。
68:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 11:44:07.66 nIr5upBg.net
他の言語は趣味なんだ
69:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 14:12:27.26 fi08XgKw.net
他の言語では金を稼いでいないという点では、確かに「趣味」だな。ただ、趣味だから
楽しいかというと、そうでもない。なんせ文法をマスターするのってものすごく
しんどい。単語をバラバラに覚えるのはけっこう楽だけど、文法事項をきちんと
覚え、さらにはそれを何年も、何十年ものあいだ覚えておくことは大変だ。
フランス語の場合、30年前にせっかくかなり高いレベルにまで達していたのに、
そのあとはほとんど勉強しなかったので、かなり忘れてしまっている。忘れない
ようにしようと思うと、少なくとも一日に1時間くらいはその言語で何かを読むか
聴くかしないといけないと思う。その他の言語も、かなり忘れた。
ただ、かなり忘れたとは言ってもいくらかは覚えているので、いろんな言語を
比較しながら言語(特に英語)を多角的かつ重層的に観察するときに
非常に役立つ。また、特にギリシャ語・ラテン語・フランス語・スペイン語・
イタリア語・ポルトガル語・ルーマニア語、そしてドイツ語の勉強によって
覚えた単語や文法事項は、かなり忘れてはいても、すでに覚えた英単語を
思い出したり、あるいは英語の方言や昔の英語の単語や文法を習得したり、
あるいは英語の工学・医学などの学術用語を覚えるときに、偉大なる威力を
発揮する。特にギリシャ語とラテン語とフランス語の知識は、英語の学術用語
を覚えるときに大きな力になる。
だから、英語以外の言語を勉強することは、真剣に何年もかけた場合であれ
ほんの数か月という短期間でかじっただけの場合であれ、必ず英語をさらに
奥深く追及するときに役立つ。
70:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 14:35:01.01 nIr5upBg.net
格闘技なんかで殴られるのは楽しくない
もちろん楽しいというのもいるんだろうが
登山なんかも
海外旅行も楽しいだけではない
71:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 14:41:49.98 fi08XgKw.net
さらには、アラビア語や中国語は英語とはかけ離れているから関係ないように
思ってしまいがちだけど、実は役立っている。英語で好きな本を読んだり翻訳の
仕事をしたりしていると、どうしてもアラビア語や中国語による固有名詞などが
出てくる。そういうときに、ローマ字で書いてあるアラビア語や中国語を
何となく僕がうっすらと覚えている言葉に関連させることができるときが多い。
さらには、日本語の文章の中にカタカナによるアラビア語や漢字による中国語
が出てきても、それを英語に翻訳するのが、それらの言語をまったく知らない人に
比べると、はるかに楽だ。
同じことが、ほんの少ししかかじっていない韓国語やポーランド語やロシア語
などについても言えるのだ。
72:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 14:50:28.05 nIr5upBg.net
知識が多いほうがいい
そうなると新聞は2個くらいとってるのか
73:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 14:59:06.35 nIr5upBg.net
ああ日本の新聞ね
もっともあんたなら英字でも同じに読めるか
たまに同じに読めるってのがいるね
74:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 15:04:09.95 fi08XgKw.net
すまん。俺はこのスレでもすでに書いたけど、新聞雑誌は読まないのだ。子供のときから、
人間社会にはまるで興味がない。だから政治・経済・社会・芸能・工学・法律など
にはまったく興味がない。ところが仕事のためには、法律・経済・商学・自然科学・
医学・生物学などには一応は触れないといけないから、放送大学などで無理やりに
勉強した。(ろくに身についていないけどね。)
本当は、時事問題についてもしっかりと身に着けておかないと、きちんとした
翻訳ができないはずなんだが、どうしても時事問題から離れてしまう。一時期、
これではいけないと思って新聞を数種類ほど読み漁り、NHK のドキュメンタリー
なども思いっきり見まくるが、そういう努力も3か月ほどで嫌になる。
75:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 15:07:57.40 nIr5upBg.net
じゃあ語学に特化しようというのは趣味
探求心か
ほんとに和訳しようとするなら新聞くらい当たり前だから
76:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 15:09:45.79 fi08XgKw.net
そうそう。新聞雑誌にまるで興味がない俺なんかのところに、よくも30年ものあいだ
仕事の依頼が入り続けたもんだと、いつも驚いている。
77:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 15:12:27.06 fi08XgKw.net
語学というよりも、俺は比較言語学(および語源学)と文学に興味がある。
そのために語学をやっているという感じだ。これについても、このスレで
詳しく述べた。
78:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 15:12:32.79 nIr5upBg.net
結局仕事あるかどうかだから
十分実用になったということだと思う
ただ普通は日本語や日本の事情も大事だから
79:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 15:13:41.78 nIr5upBg.net
文学にも実は興味がないんだろう
真理に興味があるんじゃないか
80:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 15:14:21.06 fi08XgKw.net
>>77 に関しては、>>47 あたりで書いた。
81:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 15:15:12.95 fi08XgKw.net
>>79
鋭いね。まったくその通りだと思う。
82:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 15:16:05.24 nIr5upBg.net
一応ざっとは読んでるんでw
83:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 15:22:54.20 fi08XgKw.net
>>82
ありがとうね。
84:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 15:29:08.96 fi08XgKw.net
僕はどうやら、普通の人間に興味がないらしいのだ。普通の人間というのは、
子供を作って仕事をして、金を稼いで、食事やセックスや飲酒を楽しみ、
賭け事やゲームを楽しみ、たわいない話を楽しみ、車や家を買って楽しみ、
権力を得ることを望み、できれば有名になりたいと思っていて、
生きることが楽しいと感じている(というか、一応は楽しめさえすれば
生きることに意味があるかのように感じることのできる)ような普通の
人間の営みに興味がないのだ。
僕が興味を持っているのは、むしろ異常な人間たちなのだ。だからこそ、
17歳くらいのときから異常心理学つまり精神病などに興味を持っていた。
精神病の世界にこそ、真理が隠されているように思った。自分の意識の
奥底や宇宙のかなたに眠っている「存在の真相」を突き止めたいと思って
いるようなのだ。
ただし、そんなことは何の役にも立たないだけでなく、決して楽しいことではなく、
それどころか苦しいばかりの作業であることは、百も承知なのだ。
大げさに言えば、俺は哲学にしか興味がないらしい。ただし俺は、既存の
哲学書をたくさん読んできたわけではなく、自分で勝手にいろいろと
疑問を持ち、答えなんて見つからないのにずっと心の中で問い続けてきただけだ。
85:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 15:31:31.42 fi08XgKw.net
俺が17歳から20歳くらいのときに英語(などの西洋諸言語)に志したとき、
まずは語学力で飯を食わねばならないと思っていた。同時に、西洋諸言語で
難しい哲学書を読みこなせるようになるために語学を勉強しようと志した。
86:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 15:40:24.43 fi08XgKw.net
簡単に言えば、俺は何のために生きているのか、さっぱりわからんのだ。誰だって
そうだと言われればそれまでだ。でも、かなりたくさんの人は、生きる目的は
自分で作ればいいと言って納得している。もちろん、俺もその程度の生きる目的は
たくさん持っていて、子供のときからひっきりなしに猪突猛進してきた。誰よりも
充実した人生を送ってきたと思う。
しかし、そんなのは仮の目的であって、永遠性を持つものではない。宇宙の外から、
別の生命体が俺たちを見たときに、「こいつらは何のために存在してるんだよ?」と
思われたときでも、自信を持って「俺たちはこれこれのために生きている」と
言えるだろうか?
俺の場合は、時空間を超えた人生の目的、存在の目的、そして宇宙存在の
存在意義なんて見つけ出せなかった。そして同時に、そんなものは存在しえない
と思ってもいる。それでいながら、そんな問いを問い続けないではいられない。
そんな問いを追求するために、俺はたとえば Shakespeare や Samuel Beckett
など、いろんな文学を読み、少しだけ哲学書も読み(そしてすぐに挫折し)、
いろんな映画を見て、語学もかじりまわるのだ。
そんな俺にとっては実務なんてどうでもいいし、金を稼ぐのは、何とか生き延びて
書籍代を稼ぎ、好きなだけの本を買い、読んだり考えたりするための時間や金を
手に入れるためのものでしかない。もしも俺が裕福だったら、こんなくだらない
仕事なんてやらない。
87:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 16:07:05.51 p6rMC57l.net
>>11
すんごくストイックな人だなあ
そこまで人間に興味薄くてよく結婚できたなという感じだけど
88:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 17:29:50.08 fi08XgKw.net
なぜ結婚したか、そのあと20年近く経ってなぜ離婚したかについては、
深い深いわけがある。それを話すと確実に身バレする。俺だけじゃなく、
一人または数人の人に大きな迷惑がかかったり、深く傷つけたりしてしまう。
だから言えない。
ただ、その「わけ」は、俺のこの長い長い人生の根幹を
なすものであり、俺を阿鼻叫喚のごとく苦しめ責めさいなんできた
人生や社会の根本的な問題に深く関わっている。
89:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 17:31:46.20 fi08XgKw.net
そしてその「わけ」を話したとしても、ほとんど誰にも理解されないだろう。
この地球上に、俺のその「わけ」が半分ほどでも理解できた人は、2人くらいしかいない。
90:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 17:39:44.51 nIr5upBg.net
もうミばれしてもいいんじゃない
不都合があるんだろうか
91:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 17:43:01.00 nIr5upBg.net
まさか悪妻ー哲学の鉄板コンボではないよなw
もしそうならギリシャ語を勉強しないとw
92:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 18:09:26.88 fi08XgKw.net
身バレすると、まずは俺のことを半ばまたは本物の狂人であると信じている人たちが
動き出すかもしれない。そのせいで俺の弟妹やその子供たちが就職などで
差別されるかもしれない。(実は俺の親族の行ったことによって、俺の家族の何人かが
職場を半ば追い出されたこともある。)さらには、俺の元家内が仕事において
差別を受けることになるかもしれない。俺の過去は、そんなに普通ではないのだ。
法律に触れるようなことは俺はしてないけど、文字通りの狂人だと思っている
人も(少なくとも数十年前には)いたのだ。
93:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 18:18:48.88 fi08XgKw.net
もしも元の家内が悪妻だというのであれば、むしろ話は単純だと思う。俺の場合は、
もっともっと複雑だ。
人間には、この世に存在しているだけで疲れ切ってしまうタイプがある。俺は
若くして自殺したり犯罪を犯したり発狂したりした人たちよりは「ふつう」だけど、
その「普通」の人たちの中では、かなりこの「存在すること」に違和感を感じている。
存在することが気持ち悪くてたまらないのだ。呼吸しているだけで疲れるという
感じかな。30年ものあいだ、仕事も一人、生活もほとんど一人だった。結婚していた
ころには家内もいたが、家内は仕事で謀殺されていて、ろくに寝る暇もなかった。
そういうふうにほとんど一人でいたにもかかわらず、それでも神経が常にピリピリして
疲れていた。刺激に弱いのだ。ちょっとしたことで興奮する。まあ、その病的な
鋭敏さのゆえに、言語に対する神経も鋭敏で、そのおかげで一応は曲がりなりにも
この30年にわたって翻訳だけで飯が食えたのだけどね。
94:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 18:25:38.48 fi08XgKw.net
3年ほど前になって初めて Samuel Beckett を読んだり、その芝居を YouTube 上で
見始めた。彼の The Unnamable (L'Innommable) という、英語では 100 ページほどの
小説がある。その小説に俺の本音がすべて盛り込まれている。まるで俺が独り言を
言っているかのような作品だ。俺は何も言う必要がない。
とはいえ、まだ十分に細部までこの小説を理解しているわけじゃないし、
この小説に描かれている主人公とあらゆる意味で俺の気質や考え方や環境が
同じだと言っているのではない。俺が言っているのは、いろいろと微妙な違いは
あれども、この小説は俺みたいな人間のために書かれていると感じる。
まだまだ Samuel Beckett は俺にとって実に難しい作品(というか、まったく
ちんぷんかんぷんの作品)が多いのだけど、これから死ぬまで彼の作品を
愛読し続け、その芝居を見続けようと思う。
95:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 18:42:08.19 74p8Kqvt.net
この訳書は出てるの?
96:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 18:48:04.47 fi08XgKw.net
Samuel Beckett の小説を読もうとするとかなり時間と根気が必要だが、
彼の舞台の映画版を数分ほど見るだけなら、簡単に見られるかもしれない。
あっちこっちで紹介した作品だが、ここでも紹介しておく。これら二つの
作品も、いわば俺自身なのだ。
(1) [1973] "Not I" (Samuel Beckett) -- 12 分ほど(Not I という作品)
女性が超高速でしゃべりまくるので、ネイティブスピーカーにさえ
内容がよくわからないらしい。俺もあまりわからないが、Samuel Beckett
は、「頭で理解しようとはせず、本能的に感じ取ってくれればいい」という
ような意味のことを言っている。
URLリンク(www.youtube.com)
(2) Samuel Beckett Play 2001 (beckett on film) -- 15 分ほど(Play という作品)
この作品でも、登場人物はただひたすら単調に高速にしゃべりまくるだけ。
三人の三角関係の苦しさをそれぞれがつぶやいていることがわかりさえすれば、
最初のうちはよいと思う。
URLリンク(www.youtube.com)
97:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 18:49:12.86 fi08XgKw.net
>>94 で紹介した The Unnamable (L'Innommable) は、「名づけえぬもの」
という日本語題名で出版されているはずだ。
98:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 18:51:49.75 fi08XgKw.net
日本語での訳書は、out of print であるらしく、プレミアムがついてべらぼうに
高い。文庫本に換算するとおそらく200ページくらいの小さな本であるはずなのに。
名づけえぬもの 単行本 – 1995/8
サミュエル ベケット (著), Samuel Beckett (原著),
99:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 18:53:14.68 fi08XgKw.net
Samuel Beckett にしても、Virginia Woolf にしても、僕が本当に惚れ込んだ
本のうち、さほど売れていないもの(しかし非常に価値のあるもの)は、
日本語訳が出版されてもすぐに絶版になってしまって、べらぼうに値段が高くなる。
100:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 19:08:50.40 fi08XgKw.net
>>94 >>96 では、僕が特に好きな作品を挙げたけど、初めて Samuel Beckett
を読んだり見たりする人は、まず次のものに接するのがいいと思う。僕自身も
これによって入門したし、ほかの多くの人も同じだ。
Waiting for Godot
(1) 英語版の芝居の映画版(実に実に素晴らしい)(スペイン語の字幕がついている
けど、台詞はすべて英語)
URLリンク(www.youtube.com)
(2) 上記の脚本は、下記のリンク先で無料で読める。
Act 1:
URLリンク(samuel-beckett.net)
Act 2:
URLリンク(samuel-beckett.net)
101:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 19:19:38.24 74p8Kqvt.net
じゃあ是非訳書出して欲しいな
102:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 19:28:13.20 fi08XgKw.net
ベケット伝〈上巻〉 単行本 – 2003/5
ジェイムズ ノウルソン (著), James Knowlson
上記のような訳本もある。上下巻を合わせると、なんと 21,000 円にもなる。
ところが英語原書はペーパーバックで実に軽くて、3,000円くらいで買える。
その他にも、Beckett の作品のほとんどを収めた英語版の4冊シリーズもある。
これは4冊を合わせて 2,000 ページくらいで、3年前に新刊本で 4,000 円ほどで
俺は買った。現在でも 7,300円で買える。これをすべて日本語訳でそろえると、
べらぼうに高くつくと思う。
Samuel Beckett の4冊本へのリンク先
URLリンク(www.amazon.co.jp)
103:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 19:36:18.20 fi08XgKw.net
>>101
すでに訳書が出ていても、新たに誰かに訳書を出してほしいの?
104:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 19:38:38.36 74p8Kqvt.net
う~ん
なんかものが違うような気がする
ぎゃつびー
105:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 19:40:56.98 74p8Kqvt.net
たぶん訳書を読んでもオレナラこう訳すのにって部分があるんじゃないのか
そのへんに拘った訳書が欲しい
あとは自伝を書いて欲しいが恐らく書かないだろうから
自伝かわりに
106:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 19:54:02.53 fi08XgKw.net
>>105
僕みたいな平凡な人間の自伝に何で興味があるのか不思議だ。もちろん僕自身に
とっては、僕自身の人生はかけがえがなくて大事なんだけど、僕が自伝を書いても
まずは文章が(平均よりはうまくても)作家に比べるとはるかに下手だからな。
それに自伝が他人の興味を引くほどには劇的なことが少ないからな。
それはともかく、自伝を書いてほしいと言ってくれるのは、実にうれしい。
実は、自伝に近い私小説めいたものを 400 字詰め原稿用紙で 350 枚ほど書いて、
40歳のころに雑誌「群像」の新人賞に応募したことがある。10年くらいかけて、
少しずつ書き溜めたものだったけど(もちろん10年ものあいだひっきりなしに
書いていたのではなくて、気が向いたときに書いただけだけど)、やはり
当然のことながら落選した。
僕にとってはかけがえのない貴重な体験記(生い立ちの手記)
だったし、恩師に読ませると感動してはくれたけど、それでもやはり他人が
貴重な時間を費やしてまで読もうと思うような代物ではなかった。
107:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 20:01:06.50 fi08XgKw.net
>>105
確かに、やはり僕なりに真剣に訳したものを発表したいという思いはあるな。
ただ、翻訳で飯を食っているくせに、翻訳そのものにまるで興味がない。
和英なら少しは興味があるが、英和には特に興味がない。
なぜかというと、そもそも子供のときから、西洋諸言語から日本語に訳したものは、
どんなに優秀な人が訳したものでも実に気味悪かったので、あまり読まなかった。
現代日本語は、150年前の明治維新あたりから急激に西洋諸言語から無理に
作り出された訳語を膨大に吸収した結果、しっちゃかめっちゃかに不自然に
なっている。
西洋かぶれしているわけでもないし、日本を馬鹿にしているわけでもないけど、
やはり現代日本語は自然な言語ではないと感じる。こんな日本語で書いたものは、
面白くない。だからなるべく西洋諸言語で書かれたものは、僕自身は日本語訳で
読む気がまるで起こらないし、さらには僕自身も西洋の作品を日本語に訳そうという
情熱がわかないのだ。
ただし、たまに僕自身の勉強のため(つまり原文をしっかり
と理解しているということを自分なりに確認するために)、ほんの数行の
英語原文を日本語に訳すことはある。特にネット上での質問に答えたり、
あるいは友人との経済英語の勉強会のときに、日本語訳は大いにやっている。
108:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 20:18:36.77 fi08XgKw.net
気取るつもりはないけど、たとえば Shakespeare は、高校生のときから読まないと
いけないといつも思っていた。しかし Hamlet の日本語版をほんの100ページほどで
挫折してしまっていた。そのあと何度も他のいろんな作品を読もうとしたけど、
日本語版ではまるで面白くなかった。
それなら英語版と思ったけど、Shakespeare は難しすぎた。長い長い準備期間の
あと、ほんの1年ほど前にやっと Romeo and Juliet を、イギリスなどから
取り寄せたいろんな Shakespeare 専用の辞典や注釈書などを6冊くらい並べて、
それらを片っ端から参照しながら、さらには何種類もの映画版を見ながら、
読み進めた。仕事の合間に読んだからとはいえ、2か月ほどかかったと思う。
何とか楽しめた。僕の場合、英語を勉強し始めてから、なんと50年近くも経って
やっと Shakespeare が原文で何とかぎりぎり読んで楽しめるようになったのだ。
つい数か月前にも、今度は Shakespeare の第2作として、A Midsummer Night's
Dream を、またもや1か月くらいかけて読み、そのあと Much Ado About Nothing
を半分だけ読んだ。(今はそこで止まっている。)
ともかく、芝居の映画版を見て何となく笑ったりすることはできるけど、台詞の
単語を克明に理解して楽しみ、さらには Shakespeare の時代から現代までに
どのように英語が変容してきたか、そして Shakespeare 時代の英語がいかに
そのあとの諸方言(たとえばイギリスの Midlands とか Northern England
とか Dorset の方言)に息づいているかを辿るには、やはりたくさんの資料を
読みながらゆっくりと読んでいかないといけないので、ものすごく時間がかかるのだ。
109:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 20:22:01.00 fi08XgKw.net
Shakespeare は、主に詩によって成り立つ作品群であり、だからこそ余計に
原文で読まないと面白くないだろうという気はいつもしていた。そして原文で
2本と半分を読んだわけだが、やはり面白いと思った。韻律がすべてよくわかる。
それぞれの単語がいかにラテン語やフランス語から直輸入されたか、そして
いかにドイツ語などのゲルマン語の伝統を残していたかが、今ではかなりよく
わかるようになってきた。(もちろん、えらい学者たちに比べるとまるでダメだろう
けど、僕自身としてはこれでもよく頑張ってきたと思って、自分を褒めてあげている。)
110:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 20:40:40.79 fi08XgKw.net
僕が、30歳くらいの時から原則として西洋の書物を日本語訳で読まないことにしている
最大の理由は、僕が曲がりなりにも4年生の大学で英語を専攻したからだ。僕は
異常なほどプロ意識が強く、いったん大学を出たら、その大学で専攻した科目の
プロにならねばならないと考えている。法学専攻ならば司法試験に受からねば
ならぬ。理科系の大学を出たらエンジニアになって開発担当者にならねばならぬ。
商学関係なら、公認会計士か何かにならねばならぬ。
僕は英語を専攻したので、たとえ英語圏に行ったり大学院に進学したりは
できなかったとしても、何が何でも死ぬまで英語の映画は字幕なし日本語吹き替えなし
で、英語だけを聞き取って見なければならない。英語で書かれたものはすべて
英語だけで読み、日本語訳は参考にさえしてはならない。その他の西洋諸言語
で書かれたものは、せめて英語訳で読まねばならない。
もちろん、こんな考え方を他の人に押し付けるわけにはいかない。これは僕が
一人で決めて、一人で実行しているだけだ。
111:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 20:44:06.71 fi08XgKw.net
映画やテレビドラマに関しては、もともと僕はそれらを見ない人間だったので、
ほとんど日本語で見たことはなかった。英語がかなり上達したあとに映画やドラマを
見始めたのだが、すべて英語だけで理解するようにした。日本語の字幕も吹き替えも
活用しなかった。
どうしても英語だけで理解しようとするとあらすじさえわからない
ような作品は、最初から避けた。そしてそれから10年、20年、あるいは30年も
経った後、英語力がさらに上達したあとになってやっとそれらの難しい作品も
理解できるようになっていた。ただ、いまだにわからないものもある。そういうものは、
さらに10年か20年ほど待ったあとに再び取り組むつもりだ。
112:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 20:53:15.47 fi08XgKw.net
そんなことを言うと、相当に英語が読めて、思いっきり英語の映画が聞き取れる
んじゃないかと思われてしまいそうだが、実はそうではない。いかにいまだに
僕は英語が読めず、いかに聴き取り能力が低いかを痛感している。幸か不幸か、
死ぬまでにもう少し時間がかかりそうなので、死ぬまでにはもっとよくわかるように
なろうと奮闘している。
113:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 20:56:49.74 Whc3bjI6.net
そうだな、そういう人がいてもいい
だがそれは平凡な人ではなく、非凡な人だ
平凡なオレなんかは翻訳ができると自称していても
あなたのように深いところまで理解して英書を読むことはできない
つまり訳書がなければ一生読むことはできないだろう
で、あなたように原書を深く理解できるようにしているひとの訳文を
読んでみたい
せっかく英語にそれだけ努力して深く理解しているのにそれが死蔵されてしまう
ちなみに和訳は力不足みたいに言うが恐らくオレよりもスゴイのだろう
それにある程度はみんな翻訳調に慣れていると思うから
原文をきちんと理解した上での翻訳調ならばそれほど問題にならないはずだ
また少なくとも30年も翻訳やってきたのであれば市場レベルの翻訳力と
推定可能だ
とはいえ本人にやる気がない以上どうしようもないわけだが
それだけのアカンプリシュメントが死蔵されて消えてしまうのは残念だ
114:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 21:04:09.11 fi08XgKw.net
>>113
本当にありがとう。もっとお礼をきちんと述べたいが、お礼を言う代わりに、
もっと別の書き込みをすることにする。お礼代わりにもっとたくさんの
ことを書いていきたい。
ところで、英語板上の別のところに、ひっそりと「テレビをすべて英語で見るスレ」
とか何とかいうスレッドがある。そこでは、テレビを見るならば日本語で見ないで、
すべてを英語で見るくらいの気概がなければ、英語なんて死ぬまできちんと
上達なんてできない。だから俺は英語でしかテレビを見ない、と宣言して、
毎日毎日、英語だけでドラマなどを見続けている人がいる。
そういう人が、もっとたくさんこの英語板に現れればいいなと思う。俺には無理だ
などと言わないで、どんどん無理をすればいいと思う。思いっきり背伸びすれば
いい。もちろん、うそをついてはいけない。でも、自分には無理なんじゃないか
と思えるほどのきつい目標を持って、自分を鞭打って頑張らないと、絶対に
英語ごときのちっぽけなものさえきちんとは身につかないと思う。
そういうわけで、相変わらず僕は、背伸びばかりして、欲張って、衒学的な
態度を貫き、読めもしない本を何としてでも読もうとし、聞き取れもしない
映画を石にかじりついてでも聴こうとするのだ。
死ぬまでに、何とかぎりぎり聴き取り、読み取れるようになりたい。
115:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 21:06:31.80 IjGhNGNI.net
すげえ
最近疲れて英語やって何になるんだろうとか思ってたけど、
真摯に格闘してる人を見ると、何かをものにすること自体に意味があるような気がしてくるね
116:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 21:22:41.97 fi08XgKw.net
そうそう。僕はものすごいペシミストだけど、努力することだけには意味があると
堅く信じて生きてきた。努力するためにのみ、僕は生きている。持って生まれた
環境とか、もって生まれた容姿や財産や親の知的・精神的なレベルをうんぬんしたって
仕方がない。ともかく、僕はこんな頭を持って生まれてきて、こういう境遇に
いる。これは変えようがないし、それが悪くても僕のせいではない。
しかし努力する度合いだけは、自分の意志で変えられる。死ぬまで闘えば、
自分を褒めてあげることができる。それが最大の勲章だ。言ってみれば、
僕はパラリンピックで頑張る選手なんだ。(こんなことを言うと
パラリンピックの選手を馬鹿にしてると思う人がいるかもしれないが、
どうか誤解しないでほしい。)
境遇と才能に恵まれた人は、本物のオリンピックで頑張ればいい。
僕はそこまでじゃないから、パラリンピックで優勝することを狙う。
それだけでも僕にとっては大変なんだ。
117:名無しさん@英語勉強中
16/06/14 21:36:16.17 Whc3bjI6.net
ところでそんなに英語に拘りがあるんなら
いっそ全部英語で書いたらどうだろう
その場合単語が難しかったりするとオレは読めなくなるが
どうも日本人に周知させるのが目的ではないような気がするので
ああ全部英語だと誰も読まないだろってことなら
半々とか部分部分でもいいけどね
118:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 06:44:50.29 lwXYGrR/.net
MySpace というアメリカのブログサイトで、何年前だったか、確か13年前くらいに
1年くらいかけて膨大な英文ブログを書いていたことがある。どれくらい書いたかな?
1件のブログが 2,000 words から 6,000 words にまで上ったのではないかと
思えるくらいに、一つ一つのブログが長大だった。
日本語では恥ずかしくて書けない
ようなことも、英語でなら書けるような気がするときもある。Samuel Beckett
も、途中からフランス語ばかりで著作するようになったが、英語で書くと
アイルランドの因習に縛られてしまいそうだが、フランス語で書くならあらゆる
束縛から自由になれたそうだ。
MySpace だけでなく、あちこちで英語で書いてきた。ボタン一つでその書き込みを
すべて消せるようなサイトでは、日本語で書いたものも含めて、すべて消してしまった。
2ちゃんねるでは自分では消せないから、いまだに残っているだけのことだ。
ときどき何かの拍子に、すべてを英語で書き続けることがある。頭のモードが
そのように切り替わってしまうのだ。さらに、自分の書きたいことを英語で書くと、
単にどこかで誰かが書いたことをそのままコピーペーストしただけだと思われる
こともあるので、そうではないことを示すため、そして自分自身の訓練のために、
別の人たちが日本語で書いたものをその場で即座に片っ端から英訳していく
こともよくやった。
相手が英語で書いてきたときに、相手が外国人であれ日本人であれ、僕も
英語で応対するのはけっこう楽だ。でも基本的に日本語のわからない人が
いなさそうな場で英語だけで書き続けるのは、けっこう疲れる。
同時に、この数日間は実務翻訳で忙しい中で、その合間を縫って休憩がてらに
この書き込みを続けている。長大な文章を連投しているからと言って、暇だとは
限らない。いやそれどころか、基本的に僕は、忙しいからこそそのくだらない
仕事にイライラして、そのくだらなさに退屈しまくって、憂さ晴らしに
こんなことを書き続けているのだ。だから日本語で書く方が楽だということになる。
119:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 06:45:24.81 lwXYGrR/.net
>>118 の続き
英語で書くと、日本語よりもやはり疲れるし、表現力も劣る。日本語で書く時よりも
寡黙になってしまうだろう。ときどきなら英語で書いてもいいとは思うが、
そうしてほしいと思うなら、それを願う人の方からすべてをまずは英語で書いて
ほしい。それに対応してなら、僕も英語で書いてもいい。ちなみに、2ちゃんねる
上でも実にたくさん英語だけでものを書いてきたし、そもそも長大な英文を
書き続けてきた人は僕以外にはほとんどいないので、探してみればすぐわかると思う。
英文で書くと変な横やりが増えるし、読みもしないで(理解もできないのに)
変なところで間違った添削を入れようとする人も出てくる。見せつけるために、
目立つために英文を書いているのだろうという言いがかりもつけられる。
ここで書いておくが、目立ちたいと思うなら実名にてブログで書くとかするだろう。
いや、実名で書いている人たちも、目立ちたいとか自己主張したいからそんなことを
しているわけではないだろう。そんなことではなく、Samuel Beckett の作品の
主人公たちのように、物を言っても仕方がないことは百も承知ながら、しゃべり
続け書き続けざるを得ないのだろう。存在の根底から突き動かされて書き続けるのだ。
そこには目立ちたいとか自己顕示欲とか自己主張欲などというものとはまるで違う
衝動が隠れている。
120:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 06:54:57.24 lwXYGrR/.net
たとえば「洋書を読んで英語の勉強」というスレで3年くらい前に Thomas Hardy
の Far from the Madding Crowd を冒頭から片っ端から日本語訳していたときが
ある。そのときに、「日本語訳をいちいちしないと英文が読めないの?英文は
読んですぐにそのまま理解しないとだめだ。訳していたらだめだ。せめて原文を
英語で要約し続けたらどうだ」などと言ってくる人がいた。それに対して応対したら、
今度は「英語でものが書けもしないのに、こんなところで小説の和訳なんてしても
仕方がない」と抜かしやがるので、「それなら英文で書いてやるから、あなたの
方から英語で話しかけてこい」と言ったら、相手は英語で書いてきたが、その英語は
英検「準1級」または「1級」を合格したばかりという感じの、何となく英語が
わかりかけてきただけの、僕から言わせれば初心者からやっと抜け出した程度の
英語だった。
英語で書いたらどうだ、という要望を寄せてくる人は、その程度のレベルの人で
しかないのが普通だ。ほんの2年ほどアメリカあたりに留学し、英検1級をパスしました
という程度の英語力で、今の僕を見下そうとするなど、傲慢もはなはだしい。
121:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 07:29:25.55 lwXYGrR/.net
ついつい激烈な調子で書いてしまったけど、>>117 さんに対する当てこすりや
嫌味のように聞こえてしまったら、謝る。言い過ぎたかもしれない。
それはともかく、僕もかつては、英語で何でもしゃべったり書いたりできるように
なったと感じていたとき、まるで偉くなったかのような気分になっていたときがある。
何でもかんでもともかくひっきりなしに英語でしゃべり、書きまくっていた。
周りにほとんど外国人のいない時代と地域に生きていたから、仕方なく英語の
得意な日本人をあっちこっちでつかまえ、英語で話しかけ、英語で書いて
意思疎通しようとしていた。文字通りネイティブ並みの英語力を持った日本人も
いたが、どうか英語だけで書いて話し合おうと強く要望したこともあった。
英語力をある程度まで高めるためには、そういう時期もやはり必要なのだろう。
英語修行の初期を超えて中期のころには、そのようにアウトプットを重視して
しまいがちなんだろうと思う。
今の僕はその時期を超えた。今の僕にとって、アウトプットなんてどうでもいい。
金を稼ぐために仕方なく英語は毎日、朝から晩まで書く。しかししゃべることに
ついては、この 13年のあいだ、ほとんど一言もしゃべってはいない。英語のみ
ならず、日本語でもあまりしゃべらない。
僕にとって重要なのは、読むことなのだ。自分が本当に読まねばならないと思っている
英文を、ともかく深く理解したい。そのためには、和訳した方がよいこともよくある。
読んだ内容について深く解説している学者などが解説しているドキュメンタリー
ビデオや作品の映画版を聞き取る能力も必要だ。このように、読んで聞くという
インプットが何よりも僕には大切なのだ。
122:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 07:29:47.89 lwXYGrR/.net
>>121 の続き
このことは、実は僕は17歳くらいの時からすでに強く感じていた。ともかく
真理を探究するために読みたかったのだ。そのために、難しい日本語や英語や
その他の言語での文章をきちんと理解できるようになりたかった。
ただ、きちんと読める人は、通常は聞いたりしゃべったり書いたりする能力も
レベルが高い。だからそれら4つの能力をバランスよく高めないといけないと
思っていたから、本当はあまり興味もない話す訓練も大いにやったし、
さほど興味もないハリウッドの軽薄映画も見まくったし、英米のお笑い番組も
見たり、そのほかの娯楽作品も見まくり、読みまくった。
というわけで、アウトプットには基本的には興味はないのだ。ろくなことを
考えてもいない平凡な僕が英文で何かを書くよりも、すでに古今東西の
天才たちが書いたりしゃべったりしてくれたことを読んだり聴いたりする方が、
はるかにはるかに大切なのだ。
アウトプットは、そういうインプットを積み重ねたのちに、ごくたまにポロッと
あふれ出るものでしかない。アウトプットをするためにインプットしているのでは
ない。アウトプットは、大切なインプットの作業の合間の息抜きか余興でしかない。
したがって、2ちゃんねるで僕があちこちで書き散らしていることも、日本文であれ
英文であれ、すべては僕の長い長いアウトプットの合間の余興なのだ。だから
決してこれは重要な活動でもなんでもない。仕事の合間の、あるいは読書や
映画の鑑賞の合間の、ほんの数分、そしてある時には数十分の休憩時間に、
気晴らしまたはうっぷん晴らしに書き散らしているだけなのだ。
そしてこんなことを書き散らしながら、もっともっと読まないといけない、
もっともっと聴かないといけない、と自分自身をかき立て、煽り立てているのだ。
123:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 09:52:11.02 lwXYGrR/.net
僕がなぜ英語をはじめとする外国語にこだわるか?なぜ日本にいながら、英語ばかりで
映画を見たり英語ばかりで本を読むのか?
それはどうやら、僕がこの人生や社会にとことん退屈しているからであるらしい。
日常性が大嫌いなのだ。セックス・食事・賭け事(などのゲーム)・娯楽映画・
娯楽ドラマ・娯楽小説、その他のものすべてが退屈きわまりない。この宇宙が
退屈なのだ。存在していることが退屈なのだ。
だから何とかして、この世やこの宇宙に存在していることを忘れようとしている
らしい。そのために、できる限り非日常的な時空間を僕の周りに作ろうとしている
らしい。母国語で生活していると、日常性の退屈さと矮小さが直接的に感じられて、
それが暴力的に僕に襲い掛かる。しかしそのくだらない日常生活をできるだけ
追いやって、翻訳の仕事でも英語を書き、できる限り余らせた時間を使って英語で
読書したり映画を英語だけで見ると、少しは退屈が紛れる。
なぜかというと、英語でそんなことをするのはとても大変で苦しいからだ。
好きなことで仕事ができて幸せだとか、好きなことを趣味として追及できて
幸せだとか人から言われるが、僕に言わせればいつもいつも苦しんでいるので
あって、楽しくなんかない。だいいち、楽しんでいるうちはその道にさほど
打ち込んではいないのだ。本気で打ち込めば、苦しい。
早い話が、テニスや将棋は大多数の人々にとっては気晴らしの楽しいことだろうが、
プロになると毎日毎日、死ぬまでが修行の連続だ。そんなことが本当に
楽しいだろうか?プロの選手たちはみんな、一応は「楽しいです」というだろうが、
通常の人が言う「楽しい生活」とはかけ離れているはずだ。
楽しい生活をしていると、この人生の退屈さや矮小さや無意味さが痛感され、
もっと苦しくなり気が狂いそうになるので、仕方なく何かに打ち込んで修行の
毎日を送ることにより、何とかその人生の無意味さを忘れようとしているのだ。
124:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 10:00:47.44 lwXYGrR/.net
だからこそ、非日常を求めて外国に永住しようと真剣に考えたこともよくあった。
いろいろ試行錯誤した結果、日本に留まることにした。第一、年老いていく両親を
放っておいて平気でいられるようなタイプの人間でもない。
同時に、日本にいる方が僕の求める非日常的な、僕なりに充実した生活を
送りやすいらしいということにも気づいた。外国にいると、確かに常に
外国語で暮らさないといけないので、その意味では毎日が修行だ。
しかしそこでは、下らない別の雑用が付きまとう。外国にいても死ぬまで働き続けないと
いけない僕は、外国で働くよりは日本で働く方がはるかに短い時間で生活費が
稼げそうだ。その分だけ好きなことに充てる時間が増える。そんなわけで、
日本にいる方が得策だ。
第一、僕は別に外国そのものが好きなわけでもなく、
外国人が好きなわけでもない。日本や日本人が特に好きというわけでもないが、
外国よりは日本の方が精神性や文化の点でまだマシだと思う。日本に住むことには
慣れているので、一人で誰ともしゃべらずに暮らしやすい。外国ではそうは
いかないだろう。ちょっと働いて金を稼いだり、ちょっと買い物にいくだけでも、
外国では詐欺や窃盗や暴力に会わないように常に自己防衛していないといけないので、
そういう下らないことに神経を使うことになるので、時間や神経を無駄遣いする
ことが多くなる。
125:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 11:20:54.12 ckgEhPL4.net
そう言えば何で海外に住まないかわからんな
VISA問題か
126:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 11:25:06.79 lwXYGrR/.net
口を酸っぱくしてくどくどと説明しているのに、なんでわからないんだよ?
127:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 11:54:48.04 ckgEhPL4.net
わからん
他言語に使う時間があるなら現地に住んだほうがいい
実際そうやってる人間もいる
ただ実現できるかどうかは別
128:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 12:00:55.41 lwXYGrR/.net
だからいろいろと実現できない理由があるし、海外に行かないで日本にいる方が
最終的に僕のいろんな目的を達成しやすいから日本にいるに決まってるだろう?
説教するのが好きな人たちだな。
129:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 12:02:35.79 lwXYGrR/.net
大体からして、こんなところでほんの数行ほどのコメントをもらって、「ほう、そうだな。
そうしようか、ありがとう」なんていうようなアホだと思ってるのか?あらゆることを
考えつくした上で、あらゆるいろんな事情を抱えたうえでこのような生き方をしてきた
に決まってるじゃないか。
130:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 12:11:16.59 ckgEhPL4.net
そうだけど他言語やる暇があるならと思ってね
外国大変だけど大変なのは気にしないようなので
131:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 12:23:32.83 lwXYGrR/.net
大変なことを気にしないのは、あくまで知識を探究する上での大変さを気にしない
ということであって、雑用とか下らない神経を使うことで大変なのは、絶対に
嫌なのだ。たとえば企業で上司の顔色を窺ったり、同僚からの嫉妬の攻撃を受ける
ことによる大変さとか、外国での犯罪予防などで気を遣うことの大変さは、
それによって知識を探究することができないので、僕にとってはただの無駄な
下らない大変さなのだ。
しかし日本にいれば、そういう下らない大変さは
経験しなくて済むので、言語や文学を探究することだけに専念できる。
下らない役所に通っていろんな手続きをするにしても、日本にいれば
最小限度に食い止めることができる。
まだ若ければ、まだそういう無駄ともいえる大変さが乗り越えられたろうけど、
僕はあと少ししか生きられない。気力・知力・体力がガクンと落ちた。
わずかに残った力を無理に引き出し、近くに住む両親の様子をときどき
見に行きながら、生活費を稼ぎだすための下らない仕事をなるべく
最小限度に食い止めながら、できるだけ時間を余らせて、やっとの思いで
Shakespeare, Samuel Beckett, Virginia Woolf を読んだり、あるいは
映画を見たりしているというわけだ。
海外なんかに行ったら、まずは
その渡航費、生活の基盤を築くための金を稼ぐという下らない労働などに
ものすごくエネルギーが必要だろう?もちろん金のある人ならいいけどね。
132:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 12:27:46.50 lwXYGrR/.net
他の言語をやる暇があるなら、って言ったけど、僕がそんなに暇な人間だと
でも思ってるのか?それはすべて、仕事の合間に必死でねん出した時間を
かき集めて勉強しているに決まってるだろ?トイレに行く間も、風呂に入っている
ときも、歩いているときも、食べているときも、寝床で眠りに入る直前も、
常に常に勉強しているのだ。
だから17歳のときからテレビの娯楽番組は
見たことがほとんどないし、テレビを見たとしてもすべて教育番組ばかりで、
15年前には教育番組さえ見るのをやめて、テレビを手放したくらいだ。
そんな俺に対して、「他の言語をやる暇があるだろうから」なんていうのは、
むしろ侮辱だ。悪気はないのだろうけど、俺にとってそれほど腹立たしいことはない。
俺がどれだけ気が狂う寸前まで勉強してきたことか、そうせざるを得なかったか、
まるでわからないからそんなことが言える。
133:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 12:35:51.41 lwXYGrR/.net
たとえば例の糞コテ2人(つまり数字の奴と三太郎とかいう奴)は、本物のブルジョア
の白痴豚だから何もわかっておらず、ちょうど12歳のガキみたいなことを言っている
奴らだから、もう俺は完全に諦めている。
しかし他の人たちに対しては、まだ少しはまともな神経があると俺は思っているから、
こういうことにでもついつい腹を立ててしまう。どうか許してくれ。しかし
俺は、少なくとも 17 才のときから本当に時間がなく、学費を稼ぐために14歳のときから
(少しだとはいえ)アルバイトもしてきたし、18歳のときからはかなり本格的に
アルバイトしないといけなかった。勉強しないといけないことが山ほどあったのに
大学院も海外にもいけないままで、それでも英語のプロにならねばならなかった
のだ。そんな俺に対しては、まるで暇があるかのような言い方は、仮にうっかりとは
いえ、言わないでほしいのだ。ゲームもほとんどやったことがないし、漫画も
読みたくても読まないで我慢して勉強してきた俺なんだ。セックスやオナニーの
時間も節約して勉強してきたのだ。その気持ちがわかるか?
134:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 12:45:45.35 lwXYGrR/.net
俺がこんな年齢になっても勉学にこだわり、美食もせず酒も数年前に
ほとんどやめて、もちろんタバコも20年前にやめて、電車やバスに乗ることさえも
やめて、あらゆる下らない生活を切り詰めてでも勉強しようと思うのも、
すべては10代とか20代のときに思う存分に勉学にいそしむことができなかったからだ。
下らぬ生活のための労働に明け暮れなければならなかったからだ。両親の
喧嘩ばかりを震えおののきながら見守らなければならなかったからだ。
何としてでも家族の平和を築き上げるために俺がしっかりしないといけない
と思って、勉学以前の下らない精神的な葛藤を潜り抜けないといけなかったからだ。
その幼児体験における深い傷をいやすために、そのあと45歳くらいまで、いや
実は55歳くらいまでの50年という長い長い年月をかけて、社会や人間とかかわり、
何としてでも社会を改革するために貢献せねばならないと思って俺なりの
無理な自己犠牲的な活動を朝から晩までせねばならなかったからだ。
世間に対して義理を果たしたと思った 45歳くらいの時に、やっとの思いで俺は
今度こそ自分のやりたかった勉学にいそしむ権利と資格を得たような気がしたのだ。
それまでに長い長い紆余曲折があったのだ。
135:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 12:52:15.87 lwXYGrR/.net
だから俺には、学問に対して怨念ともいえるような恐ろしい執念を持っているのだ。
そこまでに深い情熱を注いでいたものに、きわめて大事で多感な10代や20代のときに
思いっきりいそしむことができなかった怨念がわかるだろうか?いや、わからない
だろうし、わかってもらえなくても俺は恨んではいけないんだけど、
このように言わないではいられない。
しかし同時に、そのような怨念があればこそ、
信じられないような情熱が湧き、46 歳くらいのときに日本にいながらにして
たったの1年でルーマニア語の読み書き話し聞くことがかなりできるようになった
ときは、周囲も俺もものすごくびっくりした。それまでに勉強した英語・フランス語・
ラテン語(そしてついでに少しばかりのスペイン語・イタリア語・ポルトガル語)の
知識に基づいていたので、ルーマニア語の習得はかなり楽だったとはいえ、
それでもやはり大変だったのだが、異常なほどの執念のゆえに、かなり上達したのには
びっくりした。
そして同時に、命を賭けて取り組んでいたのだから、それだけ
上達して当然だとも思った。実は、このルーマニア語に関連して、死ぬよりも
辛い思いをしたので、その恨みを果たそうとしてルーマニア語に専念したのだ。
136:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 12:56:08.55 lwXYGrR/.net
30年前にフランス語に熱中していたときも、やはりフランス語に関連して、
俺は文字通り死ぬよりも辛い体験をした。本当に今なら死ねると思った。
それくらいに、地獄に落とされるような体験をした。
このように、俺が取り組んできた語学の勉強に伴って、死ぬよりも辛い体験が
少なくとも2度はあったので、そのあとに語学力が少しくらい上達しても、
それは当然のことだとも言える。
137:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 13:05:17.17 ckgEhPL4.net
死ぬぐらい大変なら雑事ぐらいたいしたことないんじゃない
雑事いやなら結婚しなきゃ良かったのにw
これも深い事情が?
138:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 13:08:54.37 lwXYGrR/.net
深い深い事情があったのだ。その雑事も何もかも、俺がこの世に生きる資格を
獲得するために通過せねばならない苦行だったのだ。生きる資格がないと
感じていた少年時代から青年時代にかけての俺が、命を賭けてでも世間に対して
義理を果たさねばならなかったのだ。そのために結婚し、その中でやり遂げなければ
ならないことがあったのだ。そのために、少なくとも 20 年ほどかかった。
139:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 13:11:36.21 lwXYGrR/.net
そんな風な思いに駆られて生きていた俺にとって、哲学と文学は、死活問題だった。
楽しみなどという気楽なものであるはずがなかった。生き延びるために絶対不可欠な
息も絶え絶えの大事業だったのだ。そんな俺にとっての哲学や文学を軽くあしらった
り俺を小ばかにする奴は、ぶっ殺してやりたくなる。だからこそ、俺は人前に
顔を出せないのだ。人の近くにいると、必ずその人をぶっ殺したくなる時が来る。
140:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 13:25:51.37 ckgEhPL4.net
ヤバい人格
ところで20代は休みなし?
休日あれば勉強できると思うけど
141:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 13:36:05.47 lwXYGrR/.net
休日は、すべて勉強に打ち込んでいた。たとえば、別の隔離スレッドでも書いたけど、
26歳のときに製造業の会社で翻訳をやっていたとき、できるだけ仕事をさぼっては
退社して、60日間ほど毎日毎日、ラテン語の勉強にいそしんだ。9時から5時までは
会社で束縛され、そのあとは走るように帰りながら、歩きながらラテン語を勉強し、
電車の中でもラテン語、そのあと家では夜7時から12時まで5時間ほどみっちり
ラテン語。そのころはテープも何もなかったから、すべてはラテン語教習テキスト
で文字だけで勉強した。手のひらにはラテン語の活用形を書き込んで、それを
覗き込みながら歩いた。会社でトイレに行くときは、トイレの中でもラテン語を
勉強した。仕事が少しでも暇だったときには、仕事をしているふりをしながらも
ラテン語を勉強した。土日には、14時間くらいずつラテン語を勉強した。
それにより、2か月で400時間くらいラテン語を勉強した。
フランス語も中国語もアラビア語も韓国語も、そのほかいろんな言語は、そのように
勉強した。毎日毎日、会社では疲れ切った顔をしていた。自宅やトイレでの勉強に
疲れ切っていたので、金を稼ぐときの仕事のときには、疲れ切っていたのだ。
そのあともずっと俺はそのような調子だった。つまり、自分が取り組むべきだと思っている
勉学(たとえば Shakespeare を原文で読むこと)であまりにも精力をつぎ込んで
いるため、実務翻訳をするときにはすでに疲れ切っているのだ。俺にとっては、
金を稼ぐ仕事はあくまで余興であって、Shakespeare を読んだりそのほかの言語を
勉強することこそが本業なのだ。
142:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 13:43:05.65 ckgEhPL4.net
なんだ勉強してたのか
しかもラテン語とは
語学オタクだな
143:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 13:49:37.01 lwXYGrR/.net
会社勤めのとき、9時から12時まで机に向かって翻訳するか、あるいは製造業関係の
資料を読むなどの業務をしていた。さらには、ビジネス関係や工業関係の英語辞典
をいくつか開いて専門用語を覚えることも仕事だった。その中で、仕事をするふりを
しながら、研究社「英和大辞典」を読みふけっていた。そのようにしていれば
専門用語の勉強をしていると周囲は思ってくれる。
実は俺は、文学・哲学・心理学・
歴史そのほかありとあらゆる分野の英語を追っかけていた。さらにはそこに出てくる
語源欄に出ているあらゆる語源情報を読みまくった。Sanskrit, Greek, Latin,
Russian, Old Church Slavonic, Swedish, Norwegian, Dutch, Old English,
Middle English, Spanish, Portuguese, Polish, French, Catalan,
Italian, Gothic その他、ありとあらゆる古代から現代までの言語の単語で
英語と似たものがその辞書には並んでいたので、片っ端から読んで覚えようとして
いた。そんなことを、会社にいる18か月間ほどのあいだ、毎日毎日やっていた。
この大辞典は、会社にいるときに毎日3時間くらいは読んでいたと思う。
そんなことをやっていたから、仕事とは関係ないように思われることばかり
追っかけているように見えて、実は最終的には仕事にもつながっていた。
ビジネスや工業関係の用語というものは、ご存知の通りラテン語・ギリシャ語・
フランス語と深く関わっている。そういう語源知識が豊富であれば、簡単に
専門用語が覚えられる。現に森鴎外も、膨大な医学用語をそのように覚えた。
144:名無しさん@英語勉強中
16/06/15 15:47:54.89 lwXYGrR/.net
製造業の会社では、日本国内の事務所では 18か月ほどいた。そして 2年6か月ほどは、
アラブの国にある工事現場で通訳・翻訳・雑務の係として働いた。2人から3人の
プレハブの雑居部屋で他の日本人と共に寝泊まりし、仕事も私生活も四六時中、
共に行動しなければならなかった。そのころその国では別の国と戦争中であり、
専制君主みたいな大統領が国を牛耳っていて、物資は不足し、その国のあちこちに
常に砲弾などによる攻撃がかかっていた。
僕が働いていたところでは、幸いにして大きな爆弾の音が僕の耳に聞こえたのは
1度だけだった。朝の5時に巨大な爆音がしてみんな飛び起きた。数時間後、
それが実は 2キロ先の市街地に落ちた爆弾だということがわかった。
僕と同じ職場にいた別の日本人たちには、その国で変な法律に引っかかって
牢獄に入れられた人もいたし、僕自身も危うく牢獄に入れられそうになった。
さらには、宿舎で休んでいるときに、隣の国からの砲弾の破片が飛んできて、
僕の同僚の頭からほんの10センチほど離れたところにある壁に突き刺さった
こともあった。
そういう危ない職場にいたおかげで、あまり大して待遇がよくもない会社では
あったにもかかわらず、2年6か月の地獄のような現地駐在生活のおかげで、
お金がかなり貯まった。貯めたお金を持って、会社を辞めた。