紙の英和辞典について語るスレ6at ENGLISH
紙の英和辞典について語るスレ6 - 暇つぶし2ch605:名無しさん@英語勉強中
16/03/01 15:35:40.36 mDFUMlwW.net
なるほど。sachem は Native American Indian の言葉から来ているから、やはり
無料の Merriam-Webster にも有料の Merriam-Webster


606:Unabridged にも きちんと載っているね。OED Second Edition にも、うれしいことにちゃんと載っていて、 (まだ改訂はされていないので情報は 2000 年以前のものばかりだけど)例文も 10を超えるものを載せている。sachemdom, sachemship, sachemic という 派生語も載せている。語源については、次の通り。 Etymology: < Narragansett sachem = Delaware sakima , Micmac sakumow , Penobscot sagamo (whence sagamore n.). さらに、OED Second Edition での最も古い用例は、次の通り。 1622 Relation Eng. Plantation Plimoth, New Eng. 49   They brought vs to their ●Sachim● or Gouernour.



607:名無しさん@英語勉強中
16/03/02 00:06:34.96 rU0g7f1g.net
くだらないが
middle age
の範囲を調べてみた
どれもあくまで
「about/だいたい」
の定義なのだが参考に

MWALD/W3/O2/G5/R3/LDOCE5/COBUILD/
おそらく古いMWと古いOX系も
40-60

P4
OALD9
40-65

SOED
45-60

MW
45-64

RH大/ODE系
45-65

最初の定義では「中年」
最後の範囲だと「中高年」
だろうか

608:名無しさん@英語勉強中
16/03/02 09:26:20.29 4CVEFuuH.net
>>572
SOED と同じく、OED でも 45-60 だった。ついでに、middle age という言葉が英語の
文献で初めて出てきた例を示しておく。有名な Piers Plowman からの引用だ。

A. n.
1. The period of life between young adulthood and old age,
now usually regarded as between about ●forty-five and sixty●. Also fig.

c1400 (▸c1378) Langland Piers Plowman (Laud 581) (1869) B. xii. 7 (MED),
  I haue..moeued þe..of þi wylde wantounesse þo þow ȝonge were,
  To amende it in þi myddel age.

上記の例文を少しだけ現代風に表記しなおしてみる。(詳しいことを知らないので、
間違っているかもしれないが。)

I have... moved the... of the wilde wantonness
tho though young were, to amend it in the middle age.

-------------

middle age という英語に対応する諸言語における表現として、OED では次のような
表現を列挙している。

With sense A. 1 compare
classical Latin media aetas , medium aevum , medium tempus ,
German Mittelalter (1684).
---------------
This entry has been updated (OED Third Edition, March 2002).

609:名無しさん@英語勉強中
16/03/02 12:04:45.03 rU0g7f1g.net
動詞のgiftについて調べる
上級英和はどう扱うべきか

610:名無しさん@英語勉強中
16/03/02 12:05:43.04 rU0g7f1g.net
上級英和じゃなくて
上級学習英和だったわ

611:名無しさん@英語勉強中
16/03/02 12:20:49.25 4CVEFuuH.net
gift という単語は、英語では「贈り物」という意味だし、古英語の時代にもそれに似た
意味だった。ところが、同じゲルマン諸語でも、オランダ語やドイツ語においては、
古来から「毒」という意味だ。これは、ドイツ語の辞書によると、もともと贈り物の意味だったけど、
隠語として「毒」という意味になったのだそうだ。(出典:クラウン独和辞典、第5版より)

名詞としての gift について、古英語やその他のゲルマン諸語ではどのような形をしていて、
どのような意味を持っていたかについての OED の解説を引用する。

gift
Etymology: Common Germanic: ★Old English gift★ strong feminine
(recorded only in the sense ‘●payment f


612:or a wife●’, and in the plural with the sense ‘wedding’) corresponds to Old Frisian jeft (feminine), gift, Middle Dutch gift(e (Dutch gift (feminine), gift, gift neuter, now more commonly gif , poison), Old High German gift (feminine), ★gift, poison★ (これは、Old High German の gift という単語が、英語でいえば gift とか poison という意味であった、という意味) (Middle High German, ●modern German gift● (feminine), gift, neuter, ★poison★), Old Norse gift , usually written gipt gift (Swedish, Danish -gift in compounds), plural giptar a wedding, Gothic -gifts in compounds < Old Germanic *gifti-z (feminine), < root *geƀ- give v.



613:名無しさん@英語勉強中
16/03/02 12:23:38.91 4CVEFuuH.net
>>576
それからもちろん、gift は give という英語や geben (= to give) というドイツ語と
語源が同じはずだ。つまり、gift はもともと、give という動詞の過去分詞の形から
来ているはずなのだ。(ただしこれについては、僕がきちんと調べたわけではない。
そのように推測しているだけ。)

614:名無しさん@英語勉強中
16/03/02 12:29:11.68 4CVEFuuH.net
>>577
とは言ったものの、研究社「英語語源大辞典」によると、gift は give とかドイツ語の
geben (= to give) などのゲルマン諸語における動詞の古い形の過去分詞から
派生したのではなく、*geƀ- (= to give) という Proto-Indo-European (印欧祖語)
の動詞に、抽象名詞を作るための接尾辞である -t がくっついたものだそうだ。

615:名無しさん@英語勉強中
16/03/02 17:12:40.58 rU0g7f1g.net
動詞のgiftについて上級学習英和は
何を記述するべきか
自分の結論から言うと
動詞のgift=present/giveは
略式(L2)か⦅主に報道/米非標準⦆(W3)と書くべき
G5「正式」はダメ

まず掲載の有無
英系学習英英全てなし
MWALDあり
(非掲載が非標準と認めていることにはならない)
ODE系は普通に掲載
O2はスピーチラベルなし

gift=present/giveの歴史は長い
その中で大作家が「正式」な語感で
で使用している用例も見つかるだろうが
G5「正式」は現代英語を反映していない

616:名無しさん@英語勉強中
16/03/02 17:13:41.40 rU0g7f1g.net
いくつかの語彙に関する記事から
わかったのはアメリカの話者にとっては
歴史があるusageとは感じられずに
現代的な動詞化に響くということ
また動詞のgiftはダメだよという
規範文法の流れも昔あったということ
現在はregiftという現代的な動詞が生まれた
ように使用が拡がっているということ
ちな今のusageは20世紀中葉に
アメリカの広告やメディアで広まっていったものらしい
(つまり使用の是非が問題になったのも
マスメディアで使用され始めたから)
Glen Ford gifted Eleanor Powell with a brand new kitchen.
― Movieland, March 1951
(Merriam-Webster's Dictionary of English Usage)

617:名無しさん@英語勉強中
16/03/02 17:13:56.20 rU0g7f1g.net
使用を全面的に適切/スタンダード
だとしているのはMW
MWの編集者もそうだし
Merriam-Webster's Dictionary of English Usageも同じ
ただネットでは聞きなれない
giveでいい等の意見が散見される
またGarner's Modern American Usage
ではWidely shunned判定
(使う奴は見かけるけど間違いだと
思っている奴も大勢いるから使うな)

俺が見つけた用例では上で触れた辞書の
用例以上にgive化している
若い書き手のくだけた文脈だが
確かに公的な場で使われているのが
確認できる
Before I came to the University of Maryland,
my grandparents gifted me a Canon Rebel.
URLリンク(www.huffingtonpost.com)

618:名無しさん@英語勉強中
16/03/02 19:12:05.98 iD2CEfwY.net
OALD

(British English)
(used especially in journalism) to give something to somebody without their having to make any effort to get it

619:名無しさん@英語勉強中
16/03/02 22:52:21.13 rU0g7f1g.net
>>582
ああ見逃してたわ
それは下の語義
だと思う
英和だと
(英)サッカーで不注意で得点を許す
とかなっている
• informal inadvertently allow (an opponent) to have something:
[ with two objs ] : the goalkeeper gifted Liverpool their last-minute winner.
(ODE3)
ただ
書き忘れていたが下記の語義は
G5のと近い
これは実際に使われた例がある
ということを示しているのみ
だと思うのだが謎だ
give (something) as a gift, especially formally or as a donation or bequest:
the company gifted 2,999 shares to a charity.
(ODE3)
俺の推測では一部の業種で使われる
usageのような気がする

620:名無しさん@英語勉強中
16/03/02 22:52:43.83 rU0g7f1g.net
Fowler's Dictionary of Modern English Usage(2015)
によれば米より英の用法とあるが
無論問題になるからusage辞典に
掲載されている
Jeremy Butterfieldは
MWのように大丈夫だ使いなさい
とは言っていない

ちな英guardianスタイルガイドでは
サッカー以外には使わないというルールがある
gift
not a verb (unless, perhaps, directly quoting
a football manager or player: “We gifted Barnsley their fifth goal”)
URLリンク(www.theguardian.com)

621:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 07:23:31.23 1gc9HF4/.net
>>578 にて書いたように、give という英語に似た大昔の言葉 (Proto-Inndo-European)
に、抽象名詞を作るための -t という接尾辞がついたものが時代を経て現代英語の
gift になった。だから乱暴に言うと、gift は give の名詞形だと言っていい。
このことを、僕はついつい見逃してしまっていた。

(大雑把に言って)gift は give の名詞形だからこそ、gift という言葉は古くは
「与えること」という意味だったそうだ。知らなかった。

give
I. Giving.
1. a. The action of giving, an instance of the same;
a giving, bestowal.
(1) ●†of gift●: as a gift, gratuitously, for nothing;
also ●of free gift●.
(2) ■(I would not have it) at a gift■ (colloq.):
at the price of nothing; even as a gift.
(3) ●†of a person's gift●: of his giving, as his gift.
(4) Also, the power or right of giving, in phr. ★in (also †of) a person's gift★.

(続く)

622:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 07:23:57.74 1gc9HF4/.net
>>585 からの続き
2. Law. (法律の分野で)
a. The transference of property in a thing by one person to another,
voluntarily and without any valuable consideration.

II. The thing given.(ここで「与えられたもの」という意味が生まれる)
3. a. Something, the possession of which is transferred to another
without the expectation or receipt of an equivalent;
a donation, present. Also preceded by qu


623:alifying words, as ●Christmas-gift, Easter-gift, New Year's gift●, etc. ★Grecian gift★ (see Virgil's Æneid ii. 49): some seeming favour or concession on the part of an enemy, suspected to be offered with sinister motive. ------------------------ OED Online [This entry has not yet been fully updated (first published 1899).]



624:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 10:25:26.79 1gc9HF4/.net
lumber は、アメリカ用法としての意味合いしか知らなかった。

3. N. Amer. Timber sawn into rough planks
or otherwise roughly prepared for the market.

たった今、この lumber が実はもともとイギリスでは次のような意味であったことを知った。

●1.
  a. Disused articles of furniture and the like, which take up room
inconveniently, or are removed to be out of the way;
useless odds and ends.
  b. fig. Useless or cumbrous material.
●2. Superfluous fat, esp. in horses.

だからこそ、lumber は動詞として(イギリス用法として)次のような意味になる。

a. trans.
(1) Orig., to cover, fill up, or obstruct with lumber; to burden uselessly, encumber.
(2) Now usu., to leave (someone) with something unwanted or unpleasant;
to get (someone) into trouble or difficulties;
(3) freq. pass. Said both of personal agents, and of the things
which form the encumbrance. Sometimes with over, up.

-------------------
OED Online
This entry has not yet been fully updated (first published 1903).

ただし、OED の記述を少し見やすくするために、僕なりに●の印や (1), (2)... などの
番号をつけた。

625:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 11:26:42.95 lqjC8fKh.net
ロングマン英和にも動詞giftで
フォーマルとあった
ただLDOCE5には動詞用法そのものが
ないので謎だ
LDOCE4にはあったのか

しかしスピーチレベルひとつで
語がどう社会的に扱われているか
示すのは難しいな
たとえば
would-be が
貶しているのかそうでないのか
RH大だと貶していない用例も
あるが記述全体から受ける印象は
とても「エセ」度が高い
一方W3はそういう含みはほとんど
感じられない
a would-be poetは
詩人気取りの者(R3)
詩人の卵(G5)
言い回しというよりも意味が違う

626:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 11:27:24.21 IyWSubTP.net
ここのところ ID:1gc9HF4/さんのおかげでものすごい勉強をさせてもらっている。
正直自分の不勉強が恥ずかしい。一言感謝。

627:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 11:49:35.07 1gc9HF4/.net
イギリス英語での lumber は「不要な家具など」だが、timber といえば有用な「立っている
木や、伐採したあとの木材」だ。timber といえばフランス語の timbre をついつい連想
してしまって、あたかも timber という英語がフランス語由来であるかのごとく錯覚して
しまっていたが、実はこれはゲルマン語由来なんだそうだ。ドイツ語の Zimmer (= room)
やラテン語の domus (= house) がこれと同じ語源だとは気づかなかった。
ちなみに、ロシア語の дом (= building, house) は、このラテン語と語源が同じだろう。
ロシア語のこの単語については、下記のリンク先を参照。発音も聞ける。
   URLリンク(www.dict.com)

timber の語源
●Old English timber = Old ★Frisian★ timber, (ここで言う Frisian は、デンマークの
西側からオランダ北方にかけてつながる Friesland 諸島またはフリジア諸島と呼ばれる
島々の言葉。イギリスに近いので、ゲルマン諸語の中では最も英語に近いものと思われる。
だからこそ、英語の語源の探求においては、この Frisian language がきわめて重要。)

Old Saxon timbar (Dutch dialect timmer), Old High German zimbar
(Middle High German zimber, ●German zimmer room●),
Old Norse timbr timber (Swedish timmer, Danish tømmer),
Gothic *timr (compare timr-jan to build, timr-ja builder, etc.)
< Old Germanic *tim-ram < *tem-rom < Indo-European *dem-rom,
< ablaut series *dem: *dom: *dm, to build:
compare ★Greek δέμειν (demein と発音) to build, δόμος (domos と発音),
Latin domus house★.

(続く)

628:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 11:51:02.31 1gc9HF4/.net
>>590 からの続き
timber の意味(単語の古い意味を調べると、現代の意味を理解することに役立つ)

●†1. (この † という十字架マークは、このような意味が廃用となったことを示す)
  a. A building, structure, edifice, house. Also fig. Obs.
  (? only Old English.)
●†2. Building material generally; material for the construction of
  houses, ships, etc., or (in extended sense) of any manufactured
  article; the matter or substance of which anything is built up or
  composed; matter, material, stuff. Obs. Cf. belly-timber n.,
  flesh-timber (flesh n. Compounds 2).
●3.
  a. spec. Wood used for the building of houses, ships, etc.,
  or for the use of the carpenter, joiner, or other artisan;
  wood in general as a material; esp. after it has been suitably trimmed
  and squared into logs, or further adapted to constructive uses.
●4. a. Applied to the wood of growing trees capable of being used for
  structural purposes; hence collectively to the trees themselves:
  standing timber, trees, woods. Rarely in pl. tall timber:
  see tall adj. 7e.
--------------------------
OED Online
This entry has not yet been fully updated (first published 1912).

629:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 11:54:51.31 1gc9HF4/.net
Fowler の usage の本とか American Heritage Dictionary of English Usage
などを日常的に引き合いに出せる人は、とても少ない。もしかしてあの方かな?もしそうなら
うれしい。僕はこの二冊の本を、その人から触発されて買ったけど、ほんの5回ずつくらい
しか引いたことがない。

630:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 12:01:20.67 1gc9HF4/.net
おお、そうそう。Garner's American English Usage も上の方のレスにて引き合いに
出されているな。

そしてさっき僕が言った American Heritage Dictionary of English Usage は
間違いで、正しくは Merriam-Webster's... だったな。

631:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 12:07:26.22 1gc9HF4/.net
>>589
声を掛けてくださって、ありがとう。このようにお礼を言うと、またもや自演だという
言いがかりをつけられますけどね。

それにしても、せっかく濁世の下らない実利的な仕事から束の間のあいだ解放されたので
Samuel Beckett の小説を読んでいたんだけど、ついつい寄り道をして中世の英語の
形や意味、そして古いゲルマン諸語につながる語源などを調べていると、面白くてたまらず、
そっちの方に時間をどんどん使ってしまう。英語力の増進に間接的には役立つが、
やはりこういう作業は物好きの部類だという烙印を押され、攻撃を受け続けるなあ。
ああ、自然科学や社会科学に押し流されそうな人文科学や芸術の悲哀。

632:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 12:20:36.93 1gc9HF4/.net
>>587 にて lumber という名詞がイギリス英語で「不要な家具など」という意味であり、
動詞となって(やはりイギリス英語で)"to lumber AAA with BBB" と言う形で
「AAA に BBB を押し付ける」というような意味になることを見たけど、これは実は、
別のスレにて話題になった次のような最近の The Japan Times での二葉亭四迷の
「浮雲」についての英文記事の一節を読んだときに、調べてみようと思ったのだ。

Part of the problem was that he took on more than the Japanese
literary language of the time could handle, ★lumbered★ as it was ●with●
creaking pseudo-Chinese formalisms that made the thoughts, emotions,
tragedies and triumphs of “banal, domestic” people seem — as Futabatei
was among the first to realize they are not — beneath serious
literary attention.
   URLリンク(www.japantimes.co.jp)

633:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 12:28:21.90 IyWSubTP.net
>>594
自演だなどと言う人間には言わせておくしかないですね。少なくとも私はあなたが書いて
いることから学ぶことが多いと思う人間のひとりでしかありません。頑張ってください。

634:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 12:30:48.20 1gc9HF4/.net
>>590 の真ん中あたりで、Frisian languages について触れた。この言語群は、

   URLリンク(en.wikipedia.org)

このリンクを辿れば見られる表に書いてある通り、英語にとても近い。(それどころか
英語に最も近いとされることもある。)だから英語の語源欄を見ていて、それがゲルマン語
由来のものである場合は、必ず真っ先にこの Old Frisian などの対応語が出てくる。
この Frisian という言語は現代でも生きているが、有名な詩人がその言語で詩を
盛んに書いたためにきちんと現代でも有力な言語として生き延びているそうだ。そして
YouTube にてこの言語を詳しく紹介してくれている人もいる。

   Frisian: Languages of the World: Introductory Overviews
     URLリンク(www.youtube.com)

635:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 12:40:15.60 1gc9HF4/.net
>>596
はい、ありがとうございます。

636:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 12:54:56.14 1gc9HF4/.net
このスレの趣旨から少しずれるが、「ドイツ」という日本語はドイツ語の Deutzsch
[
から来たのだと思い込んでいたが、そんなドイツ語よりもはるかに「ドイツ」という発音に
近い言語を見つけた。考えてみれば当たり前かもしれないが、オランダ語だった。つまり
オランダ語で「ドイツ語」(German) のことを「ドイツェ」に近く発音するのだ。

   オランダ語での German という意味での duitse という単語の発音
      URLリンク(forvo.com)

さらにこのオランダ語は南アフリカ共和国の Afrikaans や Frisian(フリジア語)
における German という意味での duits またはそれに近い単語の発音に近いようだ。

(1) Afrikaans における German という意味の duits という単語の発音
   URLリンク(forvo.com)
(2) Dutch における German という意味の duits という単語の発音
   URLリンク(forvo.com)

上記のリンク先に duits という単語が出てくるが、その左側についている青色の三角印
をクリックすると、それぞれの言語における発音が聞ける。この Forvo というサイトは、
世界中のいろんな言語における単語の発音を聞くことができる便利なサイトだ。

637:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 15:43:47.97 1gc9HF4/.net
>>597 にて、オランダの沿岸からデンマークの西側沿岸地域


638:にある Frisian Islands で話されている Frisian(フリジア語)が英語にとても近い(おそらくは世界でいちばん 英語に近い)言語だと言ったが、それにしてもこんなにまで近いとは驚く。    Word Comparison: Old English and Frisian      https://www.youtube.com/watch?v=gRTibJgnfnw 上記の1分ほどの短いビデオでは、古英語 (Old English) と Frisian とが 驚くべきほど似ているどころか、まったく同じように聞こえることを紹介してくれている。 たまたまそっくりな単語を選び出しているのだろうが、やはり全体的に古英語と Frisian はやはり酷似しているのだろうと思える。 紙の英和辞典と何の関係があるのかと言われそうだが、紙の英和辞典には語源辞典も あり、研究社の大英和辞典は語源辞典としての役割が強く、さらには Frisian という言語を英語と比較することは英語というものを深く理解する上でとても役立つ。



639:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 16:46:40.23 MX7YF9Zj.net
ここも含め似たような自演をあちこちで(笑)何年こんなことやってんの(笑)ほんとこんな淋しい大人にはなりたくないな(笑)

640:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 17:27:57.21 C1OHSOU/.net
自分でOEDごとき
とか言い放ちながら
ダラダラとコピペ連投



誰も褒めてくれないから
自演か

キモい

641:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 17:58:23.45 1gc9HF4/.net
いろんな奴がいるのに、なんで俺だけに粘着するんだよ?しかも
わざわざ ID を変えるなんて。それとも Smartphone しか使えないような
低能なのか?Smartphone でポルノを見ながらシコシコするのに飽きると、
俺に粘着するのか?

642:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 18:19:40.90 7QCedgyN.net
新しい辞書の語義フィルタリングで

toxic 引くのだが

P5 でがっかりするのである。(経済)焦げ付いた すら掲載ないのだ。
SA5ですら掲載してるのだから

SA5
3.(informal) (人や関係が)害悪を及ぼす

これが微妙なのだ。


CALD
【unplesant】 が大区分だからだ。「不快」という訳語がないとずれてくる SA5は以下の3)を採用
2.informal  very unpleasant or unacceptable
3.informal  causing you a lot of harm and unhappiness over a long period of time
           ・toxic parents
           ・toxic relationship
2つの語義を記載。

(G5)
[通例限定] (略式) とても不快な、どうしても容認できない

(W3)
(米)とても不快な、我慢ならない


(ODE)例文
 In so many subtle ways, intimate relationships are today presented as toxic and harmful.

SA5)の語義 「害悪を及ぼす」 のみと採用すると harmfel と重複になってしまう

643:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 18:44:54.52 7QCedgyN.net
deal with  

新英和中5(大辞典5)に
(口語)[人を]殺す、片付ける[with]
  He was dealt with by the Mafia. 彼はマフィアに消された

とあるが、新英和中6-7では削除された
ジーニアス4版 ⇒ 5版 で削除

SA5) 3版にない(→殺す ~) が追記された
deal with
1.(人・物が)…を扱う、処理する(→「殺す」の遠回し的ないい方でもある)


どうも英英を見る限り、この語義は(顕著に)見当たらないのだ。

ライトハウス6版では(L2にもない)
・(悲しみ・困難などを)対処する、乗り越える

を新規掲載した。
「殺す」を匂わせる加筆よりもこちらのほうが汎用性があるのではないか?
(MWでは control とあるので、)
「乗り越える」とすると狭義になる感じは否めないものの


G5
 (感情・心の問題など)に対処する、…をコントロールする(cope with)
W3
 (感情・困難など)に対処する、~をコントロールする

644:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 18:56:25.88 lqjC8fKh.net
なるほど
なんらかの理由で語義を
列挙できない場合
>>604のunpleasantのように
まず大区分に注目すると
いいのだろうな

W3はズバリ
deal with
感情/困難などをコントロールする
というのがあるな

645:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 19:44:00.85 lqjC8fKh.net
ああ
W3は>>605
の最後に書いてあるか

646:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 20:51:57.99 1gc9HF4/.net
●any という現代英語に対応する中英語の ony, onie やスコットランド語 (Scots) の
ony, onie について●

スコットランド語の学習テキストには ony, onie という単語が出てきて、それを [oni] の
ように発音している。これは現代英語の any に似た意味だ。変な発音だなあと思っていたが、
たった今、これは実は中英語 (Middle English) にもあった綴りと同じだと気づいた。
中英語ではこの ony, onie をどのように発音していたのかははっきりしないかもしれないが、
現代の Scots に似た発音をしていたのではないかと思う。

any という単語の歴史的な形態変化表 (Forms)
Forms: OE–ME ænig, æni, ME anyg, eini, eani, ME æniȝ, aniȝ, ænie,
ME–15 eni, ME–16 ani, ME–15 anie, eny, ME enye, anye, 15 anny,
ME– any; ★ME– ony(e, onie★. Contracted: ME ei, ME æi, eie, æie.

Etymology:
(1) Old English ǽnig (古英語の形に注意), cognate with Old Saxon ênig (古サクソン語),
  Old Frisian ênich (フリジア語), ienig , Old High German einîc ,
  ●modern German einig● (現代ドイツ語の形に注意) .
  Dutch eenig (オランダ語),
  < án one (in umlaut ǽn ) (もともと án が one という意味だったが、
  ウムラウトがついて発音が変化して ǽn となったと書いてある)
  + -ig , -ig , adj. ending (see -y suffix1),
  here perhaps diminutive;
  compare Latin ullus = unulus.

(続く)

647:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 20:52:29.24 1gc9HF4/.net
>>608 からの続き
(2) Of the Middle English (中英語) forms,
  eny, ei, seem to have been southern, any midl.,
  ★ony midl. and northern★.
  (中英語の形のうち、eny,ei がイングランド南部方言で、any が Midland 地方
  のもので、ony が Midland および北方イングランドの方言であるように思える、
  と書いてある)

(3) The living word in modern English is eny.
  Fem. and plural forms in -e existed in Middle English;
  the word is now invariable, even pronominally.
   (以上はすべて OED Second Edition より)

648:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 20:54:05.56 lqjC8fKh.net
トランプの英語は面白いなあ
ネタだらけでアメリカ口語が
凝縮してる感じ
2010年のテレビ番組で
トランプがシンディローパーの
文法ミスを訂正w

Cyndi Lauper: "Because I feel bad. She's happy now..."
Donald Trump: "Badly. You feel badly."
Cyndi Lauper: "Badly."

649:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 20:57:37.21 lqjC8fKh.net
anといえばa nicknameを思い出す
たしか
an icknameがくっついて
nickになっちゃったとか
そんな感じのやつ

650:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 21:27:43.09 1gc9HF4/.net
>>608 に出てきた any という意味での Middle English


651:である ony, onie などに ついては、ネット上の無料の(しかし実に詳しい)Middle English Dictionary には、 次のように書いてある。 anī (lim. adj.) Also æniȝ, ayny, eniȝ, eni, eani, aniȝ, ●ony, oony●. [ ●OE (Old English) ǣnig●; the ME (middle English) types anī & enī are regional variants derived from the inflected trisyllabic forms of OE by normal shortening of the vowel; Orm's aniȝ and the ●EM (East Midland dialect of Middle English) ōnī● have the vowel of ★OE ān one★. ■ani■ refers to single entities, amounts, etc., occurring at random or chosen at random, as being convenient, suitable, to one's liking, etc. ------------------- © 2001-2014, the Regents of the University of Michigan



652:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 21:29:14.29 1gc9HF4/.net
>>612 で引用した Middle English Dictionary の出典は、次の通り。

   URLリンク(quod.lib.umich.edu)

653:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 21:47:17.64 1gc9HF4/.net
>>611
nickname の語源については、OED では
  Variant of eke-name n. with metanalysis (see N n.).
と書いてあって、>>611 が書いてくれたようなことを言っている。そこで eke-name を
調べてみる。

eke-name とは、an additional name, a nickname という意味の言葉で、今では
使われていない。
< eke n.1 + name n. and adj.; compare Old Norse aukanafn.

そこで eke を調べてみる。
Old English éaca = ★Old Norse auke★ < Old Germanic *aukon- , < same root as eche v.

eke というのは、名詞で an addition, an increase という意味で、上記のような
語源を持つ。ここで上記の Old Norse(古ノルド語つまり古アイスランド語)の auke を
見ると、現代ドイツ語の auch (= also, too) を思い出す。おそらくそれも語源が
共通しているのだろう。

eke という単語は、上記のような名詞としてだけでなく、動詞としても昔は使われていた
そうだ。意味は、to enlarge, augment, increase という意味だったそうだ。

eke の語源
repr. ★Old English écan★, in West Saxon íecan weak verb
= Old Saxon ôkian < Old Germanic *aukjan
(compare Old High German (古高地ドイツ語) auhhôn < *aukôjan),
< *auk-an strong verb (Old Norse auka, Gothic aukan;
elsewhere only in past participle Old English éacen, Old Saxon ôkan)
to increase, cognate with ★Latin augēre★, (ラテン語のこの augere は、
英語の augment と語源が共通している)
Greek αὐξάνειν (aukseanein と発音する) to increase.
------------
以上の辞書の記述の出典は、すべて OED Online。

654:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 22:52:00.82 lqjC8fKh.net
殺すのdeal withは
重要度がかなり低い気がする
Oxford Thesaurus of English
のkillにも大量に言い換えあるけど
deal withはない

しかしOTEもneutralizeが落ちてるなあ

Victims and their families had the right to avenge any wrong,
while anyone breaking the code of silence would be dealt with by the Mafia itself.
(The Mammoth Book of the Mafia, 2009)

655:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 22:56:18.92 lqjC8fKh.net
>>605
L2(2005)に
deal with(悲しみ・困難などを)対処する、乗り越える
ないのはおかしい
削りすぎてるよね

656:名無しさん@英語勉強中
16/03/03 23:15:36.04 TBKn+mG7.net
英和の話はどこ?

657:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 00:26:36.01 USJZKDfu.net
英和辞書に関する作為的な誹謗中傷・悪口雑言・名誉棄損にはうんざりだ。それに比べれば、
今のほうがはるかに勉強になる。どんどん続けてほしいね。

658:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 08:10:08.64 BJvK3qty.net
figulativeな用法を挙げてったらきりがないよ
学習英和は基本語義を丁寧に説明してくれればOK

基本語義の説明がないのに語義の分類ばかりやたら多くするのは有害無益

659:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 09:52:12.54 V3ijDXPw.net
前も話題になってたが
小学館のサイトの辞書情報
ページ数が1000頁を超える本は
表示が1 234頁みたいになるな
気になる

660:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 11:05:07.19 BJvK3qty.net
とはいうものの、実例ではfigulativeな用例が多いんだなあ。

vocabulary.comさんのUsage Exampleを見てるんだが、例えば"cobble"。
原義のcobblestone「道の玉石」の意で
A bunch of other bars nearby line the faux downtown area: cobbled streets, old-timey buildings with balconies.
URLリンク(www.theguardian.com)そのまま
使われることもあるが、転じて「道を固める」意で
It had taken time, but we had cobbled out a way to work together.
URLリンク(www.nytimes.com)
使われることが多く、さらに cobble とtogetherが一緒になると「急造」の意が
They cobbled together their own base to withstand demands that they surrender.
URLリンク(www.oregonlive.com)
強くなる。

原義と、転用の方向性とその実例を挙げてくれればいいんだが、それは確かに難しい。

661:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 11:23:24.30 BJvK3qty.net
そういゃ「玉石」はないわ。
玉石なんか敷いたら歩き/走りにくくてしょうがない。

662:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 11:33:54.48 QrWVrWBN.net
>>619 >>621
揚げ足取りみたいで申し訳ないけど、figuLative ではなく、figurRative だね。

663:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 11:42:27.27 BJvK3qty.net
ああホントだサンクス

独り言の続きですまんが、名詞なんかは1対1の対応がしやすいからまだマシだな。
問題は動作とか感情とかだな。

664:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 11:58:49.94 V3ijDXPw.net
現代の感覚では
同一視されてるかもだけど
直すのcobbleは靴直しが元で
石のcobbleとは別だね

665:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 12:03:12.95 V3ijDXPw.net
ああ
石から派生した
「舗装する」
があるのか
失礼

666:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 12:10:00.09 QrWVrWBN.net
「玉石」という日本語は、英語の cobble, cobblestone と同じく、玉そっくりの
丸いものだけじゃなくて、舗装に適したようなかなり平たくなったようなものも言うそうで、
「道の玉石」という日本語もたぶんよく使われているのだろうと想像する。

   URLリンク(page7.auctions.yahoo.co.jp)

上記のページにある写真では、道に敷かれている平たい「玉石」が写っている。

  レンガ調グリーン 懐かしい ●玉石● とオリベ色がレト
    URLリンク(www.sazendo.jp)

上記のような風呂場などの玉石タイルについても「玉石」という言葉を使っている。

   URLリンク(www.nihontamaishi.co.jp)

上記のページに載っている写真のように、玉石の美しさを引き出しながらもきちんと歩ける
ような道を作る場合もあるらしい。

667:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 12:16:19.75 QrWVrWBN.net
>>627 の続き
cobble とか cobble-stone という単語を英英辞典で引くと、paving に適した
サイズの物を特にこのように呼ぶのだと書いている。やはり cobble, cobble-stone を
paving に使うことがよくあるようだ。

cobble
a. A water-worn rounded stone, esp. of the size ●suitable for paving●.
In earlier times often identified in use with pebble.

   1727 Beverley Beek Act 2 Cobbles or pebbles ●for paving●.

cobble-stone
a. A water-worn rounded stone, such as is ●used for paving●;
= cobble n.1 1. Cf. also cobbled adj.2

1879 C. E. Pratt Amer. Bicycler
  A..very stony way is difficult; so is ★a cobble-stone pavement★.

すでに別の人が言ってくれたように、cobbled には paved with cobble stones と
いう意味がある。

cobbled
2. Paved with cobbles.

1853 G. P. Morris Poems (1860) 88
  The omnibuses rumble Along their ●cobbled way●.

----------------
以上の辞書の記述の出典は、すべて OED Second Edition。

668:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 12:25:02.64 6YGttC1J.net
meltdown
OALD7(2005)
では炉心溶融しかなかったが、最近の英英は語義を増やしてる

CALD
 【NUCLEAR】
 【FAILURE】
と2つに増加

ライトハウス6版(2012)では L2 から
《略式》 (制度・企業・市場などの)崩壊; 暴落
がスライドして新規掲載。

SA5 を見る
 これに加えて、
・(米)錯乱状態
が加わる。お得と考えるべきか、、、中級にそこまで必要かと思ったり

(sad)
 SA5 3.哀れな、みじめな;始末におえない、嘆かわしい;さえない、つまらない
 SA3 3.哀れな、みじめな;始末におえない
と新版で増加してるが、これはどうだろうか? 過密状態で語義がぼけていくかな スピーチレベル区分もないし
コズミカ前がきによれば、語義の見直しなどは、日本語にも堪能なEdwin L.Carty氏が担ってるとのこと。

G5
4.(略式)〈人・事・物が〉つまらない、センスがない、さえない
W3
5.《話・俗・否定的に》 退屈な、さえない、センスがない、へぼな(boring)
CALD
【BORING】5.UK slang showing that you are not fashonable or interesting or have no friends

669:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 13:23:27.94 6YGttC1J.net
(sad)

は基本語であるので
学習辞書であれば、どういう(文型)で使用するのか?
用例含めて確認しておきたいところだ。

Longman Active study 参照で
 (about)
 (to


670:do)  (that節) を取る用例が掲載されてる。これを基準にするとクリアしてるのは  ・ライトハウス  ・コアレックス、オーレックス  ・その他上級 SA系は(文型)区分が不明瞭、用例もないのも多い (LDOCE)(CALD)で太字表記の  ・the sad fact is (that) はL2では掲載されており、SA5版で掲載があるのは評価できる。 ただ、その前に(より平易な表現方法である)上記の基本用例を  SAが多用する 太括弧 (  )  で記載し 学習者への配慮も必要ではないだろうか? 単語により文型記載が過剰、過少とばらついてる感じが否めない フェイバリット英和は(初級のアルファフェイバリットですら)   【be sad to do】    …して悲しい  【It is sad + that節】 …というのは残念だ と 文型記載がクリアで適切であると感じる というわけで、本屋の辞書コーナーも装い新たに新入生用に辞書コーナーができ 近所のは、G5,W3,O2 が御三家大量平積。コズミカ、スパアン ちょこちょこという感じ



671:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 14:23:42.50 BJvK3qty.net
「玉石」の話の続きで恐縮だが、
名詞が必ずしも1対1に対応しないっぽいささやかな例と思われるので:

日本語の「玉石(たまいし)」は河川採取の天然石なんだわ。
激流に揉まれてカドが取れて、割れるべきところは
割れてしまっているためにそれ以上割れにくい強い石。
だから護岸なんかに使われる。

"玉石張 道"と"cobbled street"で画像検索するとよくわかるけど、
cobbled streetは日本語の意味での「玉石」とはいいがたい。
日本語でいうならむしろ「石畳」じゃまいか。

だからcobbleは「丸石」じゃなくて「石畳の石」としておこう。

672:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 14:25:05.77 BJvK3qty.net
最後の一文訂正

だからcobbleは「玉石」じゃなくて「石畳の石」としておこう

673:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 14:54:20.25 V3ijDXPw.net
wikipediaのcobblestone
読む限り
大きいpebbleで玉石を
指していたのは確かだな
典型は変わらない
しかし
Such pitched paving is quite distinct from that
formed from rounded stones, although both forms
are commonly referred to as 'cobbled' surfaces.

今は小さめの石を使う石畳みならなんでも
cobblestoneなんだろう
それから学術用語のcobbleは専ら
サイズの問題だとある

674:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 15:48:23.10 V3ijDXPw.net
basically 「つまりは」「要するに」
この意味を載せている
英和は多いが
用例はなかなかない
「特に意味なく用いる」
とするRH大の踏み込みは好き

「基本的に」では
よく意味が通らない用例を探す
W3は良い感じ
Basically, I am in trouble.
ひとことで言えばとにかく困っているんだ.
MWALDの用例もさすが
“Why don't you like him?” “Basically, I think he's crazy.”
We'd like to buy a new car, but, basically, we just don't have enough money.

見つけた用例
なかなか
I lie among the food packs, water tanks, extra O2 tank,
piles of CO2 filters, box of pee, bags of shit, and personal items.
I have a bunch of crew jumpsuits to serve as bedding,
along with my blanket and pillow. Basically, I sleep on
a pile of junk every night.
(The Martian, 2011)

俺の意見としては
口語ではよく聞く
(overuseな)
言いまわしなので
このタイプの用例が上級学習英和
にあって欲しい

675:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 15:50:46.04 V3ijDXPw.net
この用例は
個人的には
MWに送りたいようなヒット

676:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 15:53:17.81 BJvK3qty.net
サンクス wikiけっこう詳しいのね

右上写真のイタリアの"Cobblestones in Imola, Italy"は玉石なんだが

In England, it was commonplace since ancient times
for flat stones with a flat narrow edge to be set on edge
to provide an even paved surface.
This was known as a 'pitched' surface and was common
all over Britain, as it did not require rounded pebbles.
Pitched surfaces predate the use of regularly-sized
granite setts by more than a thousand years.
Such pitched paving is quite distinct from that formed
from rounded stones, although both forms are
commonly referred to as 'cobbled' surfaces.

英国では古来、丸い玉石ではなく角ばって平らな「石張り」がふつうだが、
どちらも"'cobbled' surfaces"と表現する、とあるよ。

石が出ばってると転びやすくて大変だよ。
馬なんか骨折したら安楽死しかないから、玉石むき出しで使ったら大変。
玉石をつかう場合も表面をモルタルで埋めてたと思うよ。

677:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 17:21:14.26 6YGttC1J.net
チャーンとは、短期間に次々と同種のサービスを乗り換える「移り気な」顧客

へー こんなIT用語があるんだ。

(churn)

新英和中、P4 にないので新語義かと思い調べる

CALD
【CUSTOMERS】 の語義がある!
 (also churn rate)
the number of customers who decide to stop using a survice offered by one company
and to use another company, usually because it offers a better service or price

O1 (よりよいサービスを提供する方への)乗り換え
W3 (商品・サービスの)解約(率) (churn rate)
G5 (一定期間)不買する人の数

678:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 17:32:09.98 BJvK3qty.net
携帯とかネットのプロバイダーとかで日本語化しつつあるかもな

679:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 17:37:07.49 QrWVrWBN.net
cobble といえば pebble、そして -bble で終わる単語は、英語の中に無数にある
ようだ。実に語呂がいいから、イギリス人たちに古来から愛されてきた結果として
そういう単語が膨大に膨れ上がってきたのだろう。OED Online で *bble という
キーワードで後方一致検索すると、膨大な数の単語が並ぶ。そのうちのごく一部を
紹介する。

abubble, a-wobble, babble, barley-stubble, bean-stubble, bedabble,
bedrabble, bescribble, bibble, bibble-babble, bobble, foot-dibble,
drabble, dribble, eco-babble, embubble, Eurobabble, fribble

680:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 17:43:41.81 QrWVrWBN.net
>>639 の続き
-bble だけでなく、-ble という語尾を持つ単語も含めれば、さらに膨大になる。
これだけでなく、-tle, -dle, -ple, -gle, -cle, -fle, -kle, -rle, -sle,
-xle, -zle を含めると、さらに多くなる。基本的に L という音は半ば子音で半ば
母音みたいな性質を持っているから、他の子音とくっつきやすいわけだ。
そして、確かサンスクリット語の文法ではそのような性質に注目することが大切だったはずだ。

681:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 19:49:43.46 V3ijDXPw.net
O2買って10日たった
200回くらい引いたな
Hobson's choiceとか
未知語50くらい覚えた
俺は全然idiom知らんなあ

今月買う本は決めてないや

682:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 21:17:02.50 NZQYC7U4.net
すまぬ辞書の略称と正式名称の対を
簡単でいいから一覧にしてもらえないか
もちろんテンプレはみたけど
それだけじゃないのもあってわからない
あと英和と英英で分けてくれないか
せっかくみんながいろいろ書いてるから
ちゃんと読みたいんよ

683:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 22:09:37.52 V3ijDXPw.net
英和辞典
G5 ジーニアス英和辞典第5版
W3 ウィズダム
O2 オーレックス
L2 ルミナス
AC アンカーコズミカ
SA5 スーパーアンカー
R3 リーダーズ
RH大 ランダムハウス英和大辞典

684:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 22:19:30.71 V3ijDXPw.net
学習英英
OALD9 Oxford Advanced Learner's Dictionary 9th edition
LDOCE6 Longman Dictionary of Contemporary English
CALD4 Cambridge Advanced Learner's Dictionary
MWALD Merriam-Webster's Advanced Learner's English Dictionary

英英
OED Oxford English Dictionary
SOED Shorter Oxford English Dictionary
COD Concise Oxford English Dictionary
MW Merriam-Webster

685:名無しさん@英語勉強中
16/03/04 23:29:24.00 NZQYC7U4.net
うおう
すまない
ありがたい

そうか
ランダムハウスか
リンガーハット大学?なんやねん とか思ってた

あと
ケンブリッジとコンサイスか
コリンズ系のコウビルド分類かと思ってた

686:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 07:05:47.35 vuiyn4AS.net
【ember】

ember という言葉の使用頻度は、どれくらいなのかな?辞書を見ると一応は頻度が数値化
されてるけど、あまり使われてはいないのだろう。100年以上も前の人にとっては、常に
石炭や木材を燃やした暖炉の火が消えかかっていたらそれを強く意識してこの ember(s)
という言葉をひっきりなしに使っていただろう。しかし現代では、そもそも消えかかった火を
見る機会がめったにない。

かといって、現代では embers という言葉をまったく使わなくなったかというと、そうでも
ないらしいことが、
   URLリンク(books.google.com)
このグラフを見てもわかる。昔は文字通りの残り火のことを言うときに毎日使っていたかも
しれないが、現代ではそれを比ゆ的に使うことが逆に多くなったということかもしれない。

Ah, distinctly I remember it was in the bleak December;
And each separate dying ★ember★ wrought its ghost upon the floor.
Eagerly I wished the morrow;—vainly I had sought to borrow
From my books surcease of sorrow—sorrow for the lost Lenore—
For the rare and radiant maiden whom the angels name Lenore—
Nameless here for evermore.
   ("The Raven" by Edgar Allan Poe)
     URLリンク(www.poetryfoundation.org)

(続く)

687:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 07:06:15.04 vuiyn4AS.net
>>646 の続き
ember(s) という言葉は、ひっきりなしに使われるというほどの言葉でもなく、しかも
その文字通りの意味ではもはや使う機会が少なくなり、しかもフランス語やラテン語由来の
言葉ではなくゲルマン語由来のもので、ゲルマン諸語以外の言語には行き渡っていない
単語なので、余計にその奥ゆかしさが感じられる。その意味合いも、悲哀を醸し出すのに
ぴったりだ。だからこそ、上記の Poe の詩に代表されるような詩や文学にぴったりなのだろう。
Samuel Beckett の戯曲にも Embers という題名のものがあり、年老いた男がたった一人で
今は亡き娘、若くして死んだ娘、同じく死んだ父親の亡霊たちと共存しながら生きている
様子を描いているが、その雰囲気にぴったりの題名で、実に味わい深い言葉だ。

688:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 08:51:51.09 xwfQX6lq.net
人の道を貫くか、誤魔化すか。
それを見破るか、騙されるか。

「津波てんでんこ」だ。
おまいら諸君は各自適切に判断して、何としても生き残れ!

689:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 09


690::32:47.32 ID:YH7od1EN.net



691:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 13:01:04.25 MKDFKijC.net
>>645
自分で聞いて自分で答えてます。

692:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 14:13:39.78 TSo/F/3L.net
a poor man's A
 貧乏人のA、A(本物・有名人)より劣った物(→Aの代わりをする安物)
 a poor man's nuclear weapon 貧乏国の核兵器(→化学兵器のこと)



これ、おかしいな

693:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 14:39:02.58 TSo/F/3L.net
【機関指定の中辞典】というジャンルがあること。
たとえばWNWCD (= Webster's New World College Dictionary ) がそうです。
WNWCD は、AP通信社ほか、英語圏の著名な新聞社の記者ハンドブックにおける指定辞書となっています。

URLリンク(tricken.hatenablog.com)

ほうほう

694:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 15:26:33.44 i3m2ipIo.net
ジャンルと言えるほど事例があるのかな?

695:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 16:04:31.96 uHXwb6BL.net
>>651
前世紀末に「白い粉」を封筒に入れて送りつける事件が頻発して
anthrax(炭疽菌)というバイ菌が有名になった。

用例はあるんで間違いじゃないんだが、
URLリンク(articles.chicagotribune.com)
a poor man's Aの用例としては最適ではないわな。

国民が餓えているのにnuclear weaponに外貨を投じているpoorな国もあるもんな。

696:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 16:09:27.34 X7HHGLmN.net
ジャンル(genre)の発音のリスニングが出来なくて、会話が崩壊した忌まわしい記憶が蘇った・・・
和製英語でも何でもないんだけどね

697:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 16:10:49.22 uHXwb6BL.net
ググったら前世紀じゃなくて今世紀の2001年9~11月頃だったわ

698:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 16:18:27.32 YH7od1EN.net
>>652
形式上指定になっているだけで
実際にはあまり関係ないと思う
綴りじゃなくてusageで影響が大きいのは
意外とAPAスタイルじゃないかな
ジャーナリズムとか大学でやると
多分APAスタイルでしょ
1980年代にはこういう推奨があった
URLリンク(www.apaonline.org)
descendants of Adam and Eve→descendants of Eve and Adam
(時代に留意)
>>604
P4にはtoxicの比喩用法がないんだよね
これはRH大に「米俗びっくりさせる」
しかないからだと思う
a


699: toxic [=very unpleasant] work environment(MWALD) がすごくヤバイ職場になってしまう もしP5にないなら要改善だろうし O2は「(人が)いやな性格の」 だからこれもちょっと問題 今日ニュース読んでたら目に入った a toxic relationship ODE3にもあるコロケ (保守派の首席裁判官だった) ウィリアム・レンキスト が浮動票(判事)への刺激を恐れてスカリアに 重要な仕事を任せなかったと言う文脈 During Scalia’s first two decades as a Justice, Chief Justice William H. Rehnquist rarely gave him important constitutional cases to write for the Court; the Chief feared that Scalia’s extreme views would repel Sandra Day O’Connor, the Court’s swing vote, who had a toxic relationship with him during their early days as colleagues. (http://www.newyorker.com/magazine/2016/02/29/antonin-scalia-looking-backward)



700:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 16:34:30.21 YH7od1EN.net
>>651

「生物」入れないととかかな
それとも国家じゃなくて勢力とか
ちょっと古い感じの語だけど
その意味で使われているでしょ

701:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 16:50:43.12 YH7od1EN.net
W3のa poor man's A
は語義ふたつあるけど
両方分かりにくいな
いくらスペース足りなくても
もう少しなんとかならなかったか

702:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 17:03:01.05 uHXwb6BL.net
そういゃeveryman's 何とか、って言い方があるね
"Everyman's Library"とか
日本でも大正時代ぐらいに「万人のための」というタイトルの本が
頻発したっぽいけど、たぶんこの影響

703:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 17:50:33.75 RiVnLVOq.net
世界卓球選手権で男子準決勝進出、女子決勝進出記念
解説の松下浩二はかつて世界的なカットマン(和製英語)

英語では何というか、次の中から正解をあるだけ選べ
① cutting player
② cutter
③ chopper
④ attacking chopper
⑤ catman

実はcutmanという英語は存在する では意味は?
① 斬りつけられた福本清三(ファンタジア国際映画祭で主演男優賞)
② ボクシングなどのラウンドとラウンドの間に選手の治療を行う者
③ レストランで野菜や肉のカットを行う者
④ 猫カフェで猫とじゃれあう片山さん
⑤ 足切りされた東大受験生

東京パラリンピックに向けて、「手を切る」「足切りする」を言葉狩りか?
ちなみに、「パラリンピック」は和製英語

1964年の東京オリンピックのころに日本人が作った言い方が
世界のParalympicsになった
カラオケの「オケ」の部分だって、kara-orcheだったら広まらなかった
和製英語マンセー

704:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 17:54:07.80 vuiyn4AS.net
時代は変わって、現代では次のようなタイトルが流行る。

(1) The Complete Idiot's Guide to Linux
The Complete Idiot's Guide to Writing Poetry
  その他、類似のタイトルが多数あり。
(2) C++ For Dummies
Building a Web Site For Dummies
  その他、類似のタイトルが多数あり。

(3) The Absolute Fool's Guide to Technology
(4) An absolute idiot's guide to the Dark Net - The Daily Dot
(5) Moron's Guide to Buying a Motorbike
(6) Android Apps for Absolute Beginners (類似のタイトルが多数あり)
(7) A Beginner's Guide to Mathematical Logic (類似のタイトルが多数あり)
(8) Network Marketing for Morons, Macs for Morons (類似のタイトル多数)
(9) Law School Admissions for Complete Morons

705:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 18:20:21.35 TSo/F/3L.net
>>658
いや、
 訳語の最初に、「貧乏人の」とか、これ直訳まんまでしょ。
 熟語扱いなら、その語義をちゃんと掲載しないと。

(OALD) the poor man's sb/sth
 a person or thing that is similar to
but of a lower quality than a particular famous person or thing


で、貧乏国の核兵器 なんで、これが →化学兵器     とイコールだなのよ
SA3版には用例なかったんだが。

新グローバル2 の写しか?
 貧乏人の~、(安い代用品に付いて言う)、本物[有名な人、物]より劣った~

Chemical weapons are sometimes called the poor man's H-bomb.
 化学兵器は貧乏人の水素爆弾と呼ばれることがある。

時代が進んだから、水爆→核兵器にしようか? 的な発想かな?


こういうのはP4が優れてる。
 a poor man's steak ハンバーグステーキ
 a poor man's Miami (安あがりで行ける)マイアミを小型化したような場所


何がまずいかって、いくらホットな話題とはいえ検索すると 「イスラム国」のニュースで(も)使用されてる
フレーズ。こういう政治的なものが絡むような用例は止めたほうがいい。

706:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 18:21:12.74 vuiyn4AS.net
【independent of [something, someone]】

independent (  ) something [or someone] と言えば、of が入るに決まっていると
思っていた。そしてこの場合の of は from という意味だと単純に解釈していた。
ところがだ、もともとは independent of ではなく independent upon, on, from
だったんだそうだ。知らなかったぞぉぉぉぉぉ。

ちなみに、independEnt と independAnt という二通りの綴りが混在しているのは、
おそらくその単語を借り入れた先の国が違っていたからだろう。つまりフランス語では
indépendant (c1600 in Hatzfeld & Darmesteter) であり、イタリア語では
independente (Florio, 1598) であったと OED Second Edition には書いてある。

(続く)

707:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 18:21:37.47 vuiyn4AS.net
>>664 の続き
independent
b. Const. of (formerly on, upon, from).

1651 T. Hobbes Philos. Rudim. xv. §18. 258 (例の哲学者ホッブズ)
  An opinion, that there is any man endued with a Soveraignty
  ●independent from● God.
1680 R. Morden Geogr. Rectified: Brit. Isles (1685) 15
  These Islands..were first possessed by divers People,
  ●independent one upon the other●.
1705 J. Addison Remarks Italy 489
  The Town of St. Gaul, is a little Protestant Republick,
  wholly ●independent of● the Abbot.
1776 Amherst Rec. (1884) 70/1
  Voted—That should the Honourable Congress, for the safety of
  the united Colonies in America: Declare them ●Independant of● the
  Kingdom of Great-Britain; We..solemnly engage with our lives
  and fort


708:unes to support them in the measure. 1785 T. Balguy Disc. 115 It has been said..that the church is   ●independent on● the state. --------------------- OED Online; This entry has not yet been fully updated (first published 1900).



709:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 18:40:06.27 vuiyn4AS.net
【unscathed, scathe】

The Economist 社が刊行しているベストセラーの単行本を読んでいたら、unscathed と
いう単語が出てきた。

unscathed --- adjective
  without suffering any injury, damage, or harm
    [Pocket Oxford English Dictionary, 11th, 2013]

この単語は、古ノルド語や古アイスランド語では、次のような単語と語源が共通しているそうだ。

ON (= Old Norse). and Icelandic ú-, óskaðaðr, Middle Swedish oskadhad,
Swedish oskadad. (OED Second Edition)

フランス語などのロマンス諸語やラテン語から来た英語には若いころには惚れ込んだが、
今ではつくづく飽きているので、このような中世のゲルマン諸語と似た英単語を見ると、
奥ゆかしく感じてしまう。

un- を取り除いて scathe(d) としてみる。まずは現代語としてよく使われるものは、
次の通りだ。(続く)

710:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 18:40:32.71 vuiyn4AS.net
>>666 の続き
scathing [adjective] = harshly critical [Pocket Oxford English Dictionary]

scathe
Etymology: < Old Norse skaða impers., it hurts (Swedish skada ,
Danish skade to hurt, injure); corresponding to
●Old English sc(e)aðian● to injure, rob,
Old Frisian skathia to injure,
Old Saxon scaðon (Essen Gloss.) to slander,
Dutch schaden to injure,
Old High German skadôn (Middle High German, ★modern German schaden★ )
< Germanic *skaþōjan , < *skaþon- scathe n. (OED Second Edition)

上記のように、なんとドイツ語の schaden, Schade と語源が同じなのだ。
これらの単語は、ドイツ語の超初心者である僕でさえ知っている。
schaden (= to damage); Schaden (= damage); schade (残念な、惜しまれる)
というわけだ。ドイツ語の ch は、別の言語においては k に変わりやすい。
だから schade は skade となり、d は th に変わりやすいから skath となり、
上記のような英語の scathe になってもまったくおかしくはないのだ。

711:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 18:54:21.53 vuiyn4AS.net
【answer = and (anti) + swear --> ドイツ語の Antwort】

answer という英語は、ドイツ語の Antwort と同じ語源から来るのだろうとぼんやり思って
いたから、いまさらその語源を調べようなんて今まで思ったことがなかった。友人にこの
単語の語源を教えようと思って研究社「英語語源大辞典」を開いてびっくり。

語弊が生じることを覚悟して思いっきり単純化して説明すると、answer は and + swear
から来ていて、この and は anti というラテン語と語源が同じだそうだ。and は
ここでは「そして」という意味ではなく against という意味なんだそうだ。

answer
Etymology: ●Old English ˈandswaru●, cognate with Old Saxon antswôr,
Old Frisian (ontswer) ondser, Old Norse andsvar, annsvar,
Danish and Swedish ansvar, Old Germanic *andswarâ-;
< ★and- against, in reply + *swarâ- affirmation, swearing★,
< Old Germanic *swarjan, Gothic swaran, Old English swęrian to affirm, swear.
★The original meaning was thus a solemn affirmation made to rebut a charge.★

というわけで、上にもあるように、昔は answer という単語にはもっと厳粛な強い意味も
あったのだ。現代でも法律などの分野ではそのような意味で使われているようだが。

answer の最も古くからある意味
1. A reply made to a charge, whereby the accused seeks to clear
himself; a defence. spec. in Law, The counter-statement made in reply
to a complainant's bill of charges.

--------------
OED Second Edition, This entry has not yet been fully updated (first published 1884).

712:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 19:22:36.22 TSo/F/3L.net
poor man's

P4の用例 RHのまんまでした。

L2にないので、
研究社 新英和中5-7

(同種のあるもの・人より)劣った、安価な、手軽な
a poor man's Porsche 貧乏人のポルシェ(他社製の、ポルシェより廉価なスポーツカー)


誤訳をしないための翻訳英和辞典 のレビューで出てきたフレーズでした。

ルミナス は カレッジライトハウスの域であり
10万語句に増えても、新英和中の上級領域には及んでないのが実情。
ルミナス、ライトハウス)系は用例が新英和中と違うので被らない利点はあるが。

713:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 20:05:14.70 vuiyn4AS.net
【two-shot】

two-shot
  n. a cinema or television shot of two people together.

1949 N. Streatfeild Painted Garden xxi. 228
  Movies are made with a long shot, ●a two-shot● and a close~up
  of each person, each taken separately.
1978 Broadcast 27 Mar. 8/3
  Two grey-suited figures, held in ●two-shot●, recapped results
  interminably.
------------
OED Online
This entry has not yet been fully updated (first published 1916).

714:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 20:50:56.58 gVo8NOwP.net
パス単英検1級

unscathed 痛手を受けていない[=unharmed]

He seemed unscathed by his long years serving a prison sentence.

715:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 21:17:38.28 uHXwb6BL.net
condescend

本来は「へりくだる」意味だったのが、
→ 当人の地位よりも低くふるまう
→ 恩着せがましく親切にする
→ 偉そうにする

と意味が逆転しちゃってるね。

descendを「下げる」から「上から目線で見下す」と
意識するようになったのかもしれない。

ともかく現代の用例では「優越感を示す」が圧倒的っぽく、
自分では使いたくない表現。

716:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 21:32:56.44 uHXwb6BL.net
慇懃無礼、という日本語にも相当するか?
と思ってググったらこれには"politely impolite"のoxymoronが引っかかった。

とするとcondescendは単独oxymoronと考えられなくもない気がする。

717:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 21:44:13.39 YH7od1EN.net
>>663
それは確かにある
カタカナ語のプアマンズは
ある程度市民権を得てるから
あってもいいけどidiomならいきなり
意味でもいいか

まあ
(→Aの代わりをする安物)
で語義の解説になっているが
問題は
a poor man's nuclear weaponで
あくまで「貧者の核兵器」
(→化学兵器のこと) でなく
(→核兵器と比べ安価に抑止力を
得られる化学・生物兵器を指して)
みたいな説明が必要か

718:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 21:52:52.73 YH7od1EN.net
スレリンク(english板:777番)
>P478のduskで from dawn to dusk の訳が「朝から晩まで」になっているが
>「夜明けから夕暮れまで」の方がいいとO社に送ったら
>次の重版で訂正しますとのこと

>電子辞書に入ってるオーレックス初版でもduskの例文中で間違ってるんだけど
>2版では直ってるのかな?

O2直ってないよ!
なんやねん!
俺のは2016年の重版やぞ!

719:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 22:09:51.35 YH7od1EN.net



720:ワ一年ぶりくらいに 新品で買った辞書だから 許したるわ 今年のメイン辞書や



721:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 23:14:23.35 Ltc/uRck.net
なあ
各辞書の重版状況どうなってる?

O2 2016
SAミッキー 2015.12
G5 2016.4
オーレックス 2016
は買った

AC 2016
確認済み保留
ミッキーと割とかぶる感じしたんで

W3
特装版2016が来るならそれが欲しい

英英は
L
CC
MW
OX
現行版あり

ライトハウスいるかな?

722:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 23:17:30.68 YH7od1EN.net
Wの特装版てどこ情報
あのうっすい目潰しフォントの改善か

723:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 23:19:59.26 Ltc/uRck.net
来るなら欲しいのよ
来るならね
赤じゃなくて白が欲しいのよ
ガンダムよ

724:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 23:26:18.96 Ltc/uRck.net
ちなみに
W3 並装版 2015.12
これが赤

ライトハウス 2016.2
確認済み

725:名無しさん@英語勉強中
16/03/05 23:35:17.37 gVo8NOwP.net
パス単1級 condescending 人を見下すような

The child resented the condescending way the visitor spoke to them.

726:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 00:14:44.15 hOIoU0Er.net
ああ既にある特装版の新しい刷
ってことね
それはないんじゃないの

727:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 00:54:53.46 puRowfBs.net
Oxford learners pocket dictionaryってどう?今気になっている英英辞典なんだけど

728:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 07:59:41.96 r/bgRN8C.net
重版しても
 エキシビジョン なんだろ?
パッと見 同じやから

729:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 08:30:11.47 kjnlD0Xw.net
人の道を貫くか、誤魔化すか。
それを見破るか、騙されるか。

「津波てんでんこ」だ。
おまいら諸君は各自適切に判断して、何としても生き残れ!

730:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 09:48:44.98 hOIoU0Er.net
O2がなんで見やすいかというと
GWOのなかで一番
赤字の色味がいいからだな

731:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 10:40:42.94 hOIoU0Er.net
なんかW3への辛口が
自分最近多い気がするけど
語法関係はGよりも好きだよ
shouldn't have toの用例が
あってshouldn't have toが
ボールドになってる
G5にはないと思う
あったらごめん
でもやっぱり掲載してるんだ
って感心した覚えがある

732:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 11:21:34.84 i0M6sCgW.net
【wallow =(泥んこなどの中で)転げまわる】

日本語でこのようなことを表現しようとしたら、現代では「転げまわる」とか「泥んこ遊びを
する」とでもいうしかないだろう。「転げまわる」では、"転げる + 回る" というふうに
二つの動詞を重ねないといけないし、「泥んこ遊びする」では、"泥んこ + 遊び" というふうに
二つの名詞を重ねないといけない。もしかしたら、豚を日常的に買っている農家の人たちの
方言ではもっと短い言葉を使って豚たちの行動を表現しているかもしれないが、
それについてはよく知らない。

英語では wallow という言葉でこれを表現するのだと
いうことを、今になってやっと知った。汚いところで体が汚れることを気にしないで
転げまわって喜ぶ感覚というものは、昔の日本人と昔のイギリス人とを比べて、
どちらの方が強いのかについてはわからない。ただ、日本人に比べてイギリス人は
豚を醜いものと感じ、低劣な人間を豚に例えることが多いような感じがする。

pearls for pigs とか chauvinist pig という軽蔑語もあるし、警察を馬鹿にして
pig というときもあると聞いている。日本人も確かに人間を馬鹿にするときに豚を
引き合いに出すこともあるが、イギリス人の方がもっと強烈なのではないか?
だからこそ、wallow という言葉も、下らない人間の低劣な行動を揶揄するための侮蔑語
として発展し、日常語として使われやすかったのではないかという気がする。

(続く)

733:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 11:22:11.86 i0M6sCgW.net
>>688 の続き
wallow
3. To roll about, or lie prostrate


734:and relaxed in or upon some liquid, viscous, or yielding substance (e.g. mire, blood, water, dust, sand). Often implying sensual enjoyment or indifference to defilement. Usu. with in. 1577 B. Googe tr. C. Heresbach Foure Bks. Husbandry iii. f. 149,   A marrishes [is] to be preferred before a dry ground, that   they [sc. swine] may..●wallowe● in the myre, and toomble in   the puddels of water. (本物の豚の行動についての話) 1597 Shakespeare Richard II i. iii. 261 (シェイクスピア)   Or ●wallow● naked in December snow. (人間の行動について述べている) 1611 Bible (King James) 2 Sam. xx. 12 (聖書)   Amasa ●wallowed● in blood in the mids of the high way. (人間の行動) 1791 W. Cowper tr. Homer Odyssey in Iliad & Odyssey II. x. 391   Hence—seek the sty. There ●wallow● with thy friends. (人間の行動) 1819 J. F. Stephens Shaw's Gen. Zool. XI. i. 139   They [Gallinaceæ] are fond of ●wallowing● in the dust. (人間の行動) 1838 Dickens Oliver Twist I. viii. 129 (チャールズ・ディケンズ)   Little knots of houses where drunken men and women were   positively ●wallowing● in the filth. (人間の行動) ---------------- OED Online; This entry has not yet been fully updated (first published 1921).



735:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 11:32:14.48 r/bgRN8C.net
G4まで many のところに細かい表があったよね。
あれ、W が登場し記述内容がコーパス準拠で(より)有用なものになったから
W3 で(コーパスの窓)追加 で駄目押し。

G5で抜本書き換えを迫られた感あるね。
W が新グローバルを書き写して名前変えただけなら売れなかったと思う。


URLリンク(kabuse.y7.net)
なんか騒いでる人が居るが、、、
URLリンク(kabuse.y7.net)

Fランクなんだから、勉強した事が反映されればいいではないか。
ジーニアス5版では~と書いてるだの、、、


細かい人は
G,W、英英など引いて
・find O doing の用例が多い、というか(分詞)じゃなく(現在分詞/doing)と書いてる

・find O 過去分詞  を載せてるのは間違いだ

とか言い出しそう。

736:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 11:32:40.40 i0M6sCgW.net
>>689 にて引用した OED の解説文のうち、特に次の部分に注目したい。
★の印を2か所につけてあるが、そこを注目してみる。

wallow
3. To roll about, or lie prostrate and relaxed in or upon some
liquid, viscous, or yielding substance (e.g. mire, ★blood★, water, dust,
sand). Often implying sensual enjoyment or indifference to defilement.
Usu. with in.

1611 Bible (King James) 2 Sam. xx. 12 (聖書)
  Amasa wallowed in ★blood★ in the mids of the high way. (人間の行動)

--------------------

泥の中で転げまわるのならまだしも、血の中で転げまわって sensual enjoyment なんかを
感じるのだろうか?上記の旧約聖書の一節にも、そのようなことをしている人間の話が
出てくる。

もしかしたら、血を見て快感を感じ、その中で転げまわりたいというような本能的な
欲望を持っている人たちもいるのかもしれない。そしてそういう感覚を逆に忌避しようと
いう思いも逆に強いからこそ、古代からユダヤ人たちは旧約聖書の中で詳しく描かれている
ように血というものを特別視し、血の含まれた肉は食べないようにしたりするのではないか?
Jehovah's Witness の人たちはその古代ユダヤ人の戒律(つまりは旧約聖書にある
戒律)を厳格に文字通りに守り、現代において鯨の肉が血を含んでいるからという理由で
食べないでいるようだし、輸血を受けることも(死ぬことを覚悟で)拒否し続けているようだ。

737:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 11:52:32.03 i0M6sCgW.net
>>691 の続き
そしてそのような汚いものにまみれることに快感を感じるような感性を秘めているからこそ、
wallow という言葉を「汚れた欲望に溺れる」というような意味で使うことも多くなっている
のだろう。

だから日本人よりも彼らの方が劣っているとか言うつもりはまったくないが、
白人は一般的に性的快楽を究極まで追及しようとするし、酒に対する耐性も強く、
日本人と違って体内にアルコールをたくさん蓄積しても生きていけるようなので、
アルコール中毒になりやすいと聞いている。さらに食欲をも際限なく満たそうとする
人も多く、500キロを超える体重を抱えてベッドから立ち上がれることなく生活
しているにもかかわらず、なおも際限なく食べ続ける人もアメリカにはいると聞いている。

そんなことを考えあわせると、白人社会には強大な絶対の力を持つ唯一の神を設定する
キリスト教がどうしても必要だったのだろうという気がしてならない。くどいようだが、
これを持って、僕はどこかの人種を排斥しようとか日本人を擁護しようとかいう気は
さらさらない。それぞれの民族や国には、それぞれ長所や短所がある。ただそれだけだ。

(続く)

738:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 11:53:05.08 i0M6sCgW.net
>>692 の続き
wallow の比ゆ的な意味
6. fig. (cf. sense 3).
a. To remain plunged in the mire of sensuality, degraded habits,
or the like; ‘to live in any state of filth or gross vice’ (Johnson);
to take delight in gross pleasures or a demoralizing way of life.
Usu. with in.

c1380 Wyclif Wks. (1880) 217
  To walwe in glotonye & drounkenesse as swyn in þe feen.
  (現代語に表記しなおすと、たぶん次のようになる。
  To wallow in gluttony and drunkenness as swine in the ???)
a1513 R. Fabyan New Cronycles Eng. & Fraunce (1516) I. clxxxxviii. f. cxiiv,
  He ●walowed● in Lechery.
1723 D. Defoe Hist. Col. Jack (ed. 2) 212,
  I ●wallow'd● in Sloth and Voluptuous Ease.
1871 B. Jowett in tr. Plato Dialogues I. 547
  The corrupted nature..●wallows● like a quadruped in sensual pleasures.
--------------
OED Online
This entry has not yet been fully updated (first published 1921).

739:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 12:36:19.30 i0M6sCgW.net
>>691
>>1611 Bible (King James) 2 Sam. xx. 12 (聖書)
  >>Amasa wallowed in ★blood★ in the mids of the high way.

上記の旧約聖書の一節は、うっかり Amasa が血の中で転げまわって快感を感じている
のだと思ってしまっていたが、そうではなく、別の男から腹を刺されて、路上で血まみれに
なって倒れていたのだった。

740:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 13:16:59.75 i0M6sCgW.net
【flurry -- to flurry someone -- to be flurried】

フランス語やラテン語に似た英単語には慣れている。それだけでけっこうたくさんの
単語を覚えたつもりになってしまっている。ところが、ゲルマン語由来の言葉を


741: あまり知らないので、いまだに英文がきちんとはわかるような気がしない。ゲルマン語 由来の言葉をたくさん覚え、その深い意味をきちんと把握せねばならぬ。 Emily Bronte による Wuthering Heights の中で、Heathcliff の家を 訪ねてきたイングランド南部人の Mr. Lockwood がそこにいる何頭かの番犬から 悩まされて興奮しているのを、家の主人 Heathcliff が半ばからかいながら なだめているときの台詞が、次の通り。 ‘Come, come,’ he [= Heathcliff] said, ‘you are ●flurried●, Mr. Lockwood. Here, take a little wine. Guests are so exceedingly rare in this house that I and my dogs, I am willing to own, hardly know how to receive them. Your health, sir?’ flurry a. A sudden agitation of the air, a gust or squall. 1698 J. Fryer New Acct. E.-India & Persia 128 (margin) ,   ●Flurries● from the Hills carry Men and Oxen down the Precipice. 1726 Swift Gulliver I. i. i. 6   The Boat was overset by a sudden ●Flurry● from the North. 1831 Scott Jrnl. 19 Nov. (1946) 197   Wind..dies away in the morning, and blows in ●flurries● rather contrary. (続く)



742:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 13:17:33.68 i0M6sCgW.net
>>695 からの続き
2. a. A sudden commotion or excitement; perturbation, nervous
agitation, flutter, hurry.

語源欄によると、上記の flurry はおそらくもともと onomatopoeia だろうとのこと。
そして flurr を参照せよと書いてある。flurr もおそらくもともと onomatopoeia だと
書いてある。

flurr
1. trans. To scatter, throw about; also with up.

flurry (as a verb)
1. trans. To bewilder or confuse as by haste or noise; to agitate,
‘put out’.

2. intr. To flutter down in sudden or gusty showers. Also transf. and fig.
----------------- OED Second Edition

743:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 13:18:43.57 bxuT9cWq.net
>>683
悪くはないけど語数が少ないからすぐにもの足りなくなる。
それと字が小さめなので、使いやすいとはいえない。

発音記号が一部にしか載っていない(載っていてもネイティヴ式表記)のが難点だが
ネイティヴ用の小さな辞書の方が長く使える。
字も大きめで見やすい。

Oxford Colour Dictionary and Thesaurus
Color Oxford Dictionary and Thesaurus (アメリカ版だが表紙が違うだけで内容は同じ)

Dictionaryのみだと語義を読んでも理解できないときがある。
Thesaurusが付いていると他の単語の群れから意味を類推できるときがある。

ボキャブラリーを増やす目的でも、単なるdictionaryよりもthesaurus付きの方が効果的。

744:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 13:53:05.67 i0M6sCgW.net
【raven, ravine, ravish, ravishing, rape, rapine】

Edgar Allan Poe の 詩 "The Raven" のタイトルにある raven という単語と
同じ形をした(別の語源を持つ)raven という単語は、古くは次のような意味を持っていたそうだ。

raven
a. trans. To take away (esp. property) by force; to seize or divide
as spoil; to carry off as prey. Also with away. Now rare.

上記のような意味を持つ raven は、ravish, ravishing などと語源が共通する。

ravish の古い意味(廃用)
1. trans.
†a. To drag off or carry away (a woman


745:) by force or with violence (occas. also implying subsequent rape). Also fig., with death as subject. Obs. そういう物騒な意味を持っていた動詞の ravish が ravishing となり、現代では よい意味を持つ。 ravishing 3. That excites ecstasy, strong emotion, or sensuous pleasure; entrancing; overpowering. Also in weakened use: very attractive; charming; gorgeous. (続く)



746:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 13:53:47.47 i0M6sCgW.net
>>698 からの続き
そしてその単語は、rapine とも語源を共有する。

rapine
Now chiefly arch. or hist.
1. The act or practice of seizing and taking away by force the
property of others; plunder, pillage, robbery. Occas. fig.

rape という、現代人にとってはかなり物騒な単語とも語源を共有するが、もともと
この単語は、次のような別の意味を持つ。

a. trans. and intr. To take or seize (something) by force
(cf. rape n.3 1). In early use occas. of an animal:
†to seize or devour prey (obs.) (cf. raping adj. 2).
------------
以上の辞書の記述の出典は、すべて OED Online (Second Edition または Third Edition)

747:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 18:41:18.31 xunPswwA.net
>>690
人の道を貫くか、誤魔化すか。
それを見破るか、騙されるか。

「津波てんでんこ」だ。
おまいら諸君は各自適切に判断して、何としても生き残れ!

748:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 21:02:23.20 hOIoU0Er.net
O2には
オンラインストレージの
Dropbox
が見出しであるw
新語は金吾が担当
かもだが
大胆だな

749:名無しさん@英語勉強中
16/03/06 21:58:17.39 hOIoU0Er.net
P4の語法情報は結構すきだが
G/Wでカバーしていない
項目を(あるにはあるだろうが)
実際に見つけたことはなかった

だが主語になるherはG/Wでは見当たらなかった
「It's me語法」
については両者とも詳しいが
下のタイプへの言及はない(はず)

her
3⦅主語⦆⦅ ... and herの形で⦆⦅略式⦆=she
Her husband and her were sitting by the fire.|彼女とその夫は炉ばたに座っていた.
(P4)ただしRH大からの引き継ぎ

O2にもある
Her and me got married here.

Gではsheの代用とあるが
残りの記述からは
主語として立つとは読めない

参考
Her and Kitty didn't have much to do with each other anymore
N. Virtue, (1990)
(Fowler's Dictionary of Modern English Usage, 2015)
N. VirtueとはおそらくVirtue, Noel (1947– )のこと

750:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 06:19:35.84 6HmJDCFD.net
>>702
おお、それはいい発見だ。her や me が主語になる場合を見聞きすることがあるとはいえ、
辞書でそのような記述があるかどうかまでは、考えもしなかった。ジーニアスにもウィズダムにも
ないことを書いてくれているとは、プログレッシブも大したもんだ。

751:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 07:01:27.49 6HmJDCFD.net
>>702
her, me などが動詞 be のあとの predicate として使われるのは、現代英語では
標準用法として認められているのでまったく問題ない。しかし >>702 に書いてあるように
通常の主語として使われる場合を辞書でたくさんの用例を見せながら確認してくれている
のは、うれしいことだ。

OED を見てみた。そしてその解説や用例のあまりの詳しさに圧倒された。しかも OED2 では
her が通常の主語として使われる場合についての定義文や解説が全部で3行ほどだけど、
つい最近に盛り込まれた改訂版 OED3 では、なんと20行くらいにわたっている。それら
すべてをここに引用したいところだが、それを我慢してごく一部に�


752:ッめておく。あくまで be のあとの predicate としての her ではなく、普通の主語としての her についての 定義文と例文だ。 --------- 以下は引用 ----------- her b. Eng. regional. Used as the ordinary subjective case. (a) midl. and south. (Midland and Southern English という意味)   = she pron.1 1. Also: = she pron.1 2a(a). 用例は9つあるが、そのうち最古のものと最新のものとの2例のみを引用する。 1777–8 R. Wight Horæ Subsecivæ (MS Bodl. Eng. lang. d.66) 3 Archaisms, Anomalies, Barbarisms... Dum. [i.e. Devon]   ●Hire● corrupte pro She—‘Where is ●Hire● gone?’   (上記の言葉の意味が僕にはわからない。She corrupts herself.   Where has she gone? というような意味だろうか?) 1996 M. Syal Anita & Me (1997) v. 101   ‘●Her● was blue,’ he said, ‘Like every bit of blood wore gone   from her little body.’ (続く)



753:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 07:01:57.55 6HmJDCFD.net
>>704 の続き
(b) Chiefly south-west midl. and south-west. Used with reference
to a male person or animal (= he pron. 1), or generally as a
common-gender pronoun.
See etymological note at hoo pron. and n.1
  (上記のように、二つ目の用法である (b) の用法は South-West Midland および
  South-West Midland の方言としての用法であり、her を男性や雄の動物に対して、
  あるいは一般的に性別関係なしに使う。
  さらに、hoo という古英語での用法についての語源欄の解説を見よ、と書いている。)

これについては、7つの用例があるが、そのうち最古と最新のもの、合計2つだけを
挙げておく。

1811 P. Roberts in tr. Chron. Kings Brit. Notes 359,
  I have been informed that the word ●hur● is used for he,
  in a small district on the border of Shropshire, not far from
  Welshpool, and another near Ellesmere in Shropshire.

1974 W. Leeds Herefordshire Speech 11
  Our Dad ●er● says as uz is to go.
  (上記の英文は、Our Dad he says that we are to go. という意味だと思う。
  uz は、OED の別の項目にて通常の主語として Scotland や USA の一部で
  使われていると書いている。as を I think that (subject + verb) というときの
  that と似た意味で使う方言もあるので、たぶんここの as もそれだろうと思う。)
---------------
This entry has been updated (OED Third Edition, September 2013).

754:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 07:15:02.67 6HmJDCFD.net
>>704
>>●Hire● corrupte pro She—‘Where is ●Hire● gone?’
>>  (上記の言葉の意味が僕にはわからない。She corrupts herself.
>>  Where has she gone? というような意味だろうか?)

上記の18世紀の用例の意味が、やっとわかった。後半は上記のままでいいのだが、
前半の意味は "Hire" is a corrupted form for "she." というような意味らしい。
"corrupte pro" は、ラテン語だろう。

ラテン語の文法をきちんと覚えていないので、こんなことになる。そういえば、corrumpere
(= to corrupt) という動詞の過去分詞である corruptus, corrupta, corruptum
のうち、corrupta という女性形の形容詞が currupte と変化したのではないかと思う。
ラテン文法表によると -a で終わる名詞(など)の奪格の形が -e だと書いてあるが、
これについては完全に僕は忘れている。

100年、200年以上も前の英文を読むときには、ラテン語が単語レベルではなくセンテンスと
して当たり前のようにじゃんじゃん出てくるので、きちんとラテン語を覚えないといけないなあ、
と感じるが、実行できていない。

755:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 07:29:36.33 6HmJDCFD.net
>>706 にて書いた corrupte に関わるラテン語の文法については、まったく間違っていた。
ラテン語文法表を見間違ったのだ。辞書を見ると、corrupte (ただし e は長母音) という
副詞がある。これは corruptus という形容詞から来たもので、「不正確に、不適当に」
という意味だ。だから >>706 の Hire corrupte pro she. というのは、
"Hire" incorrectly for "she." という意味だったのだ。

それはともかく、>>704 の 1777–8 R. Wight Horæ Subsecivæ (MS Bodl. Eng. lang. d.66) 3
というような 18世紀後半の文献をちらっと参照するだけのためにも、ラテン語の辞書を
引かないといけないのだ。(もちろんラテン語の辞書を引かなくても済む人も多いだろうが。)

756:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 07:53:32.51 6HmJDCFD.net
>>704 に関連して、she という意味で he を使う方言もあるということを OED では
詳しく解説している。

he
c. regional. Used with reference to a female person or animal
(= she pron.1 1a), or to a person or animal of either gender.
In English regional use chiefly west midland and south-western
(esp. as a result of phonological convergence with forms of hoo pron.:
see etymological note at that entry); elsewhere chiefly in varieties
influenced by English pidgins and creoles.

これについての例文8つのうち、ごく一部を引用する。

1851 T. Sternberg Dial. & Folk-lore Northants. 1
  ●A●, this pronoun, which has the sound of the inarticulate a,
  is used for he, she, and sometimes it.

上記の例文では、he, she, it という意味で a という pronoun を使う方言もあると
書いているが、Shakespeare においてもそういう 'a (a の前に apostrophe がついている)
が頻繁に出て来るし、Thomas Hardy の書いた小説にもイングランド南部の Dorset
での19世紀の方言として頻繁に使われている。

(続く)

757:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 07:54:01.06 6HmJDCFD.net
>>708 の続き
1852 W. G. Simms Sword & Distaff (1853) xxviii. 196
  Miss Ebleigh! ★He's★ a bressed (blessed) woman.
  (これは完璧に女性を he と呼んでいる例。)

1972 D. Dalby in T. Kochmann Rappin' & Stylin' Out 180
  ●He●, as undifferentiated pronoun for ‘he’ or ‘she’ (now becoming
  increasingly rare in black American speech).
  (アメリカ黒人が昔はよく she という意味で he と言っていたと書いている。)

1984 J. Platt et al. New Englishes iv. 61
  From Hong Kong: (Someone was referring to her sister): ●He● work in office in Kowloon.
  From Malaysia: My mother, ●he● live in kampong.
  (上記は、香港やマレーシアの英語で、she という意味で he を使っているという例。)
---------------
出典:This entry has been updated (OED Third Edition, September 2013).

758:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 08:19:04.40 S4QB4mX8.net
人の道を貫くか、誤魔化すか。
それを見破るか、騙されるか。

「津波てんでんこ」だ。
おまいら諸君は各自適切に判断して、何としても生き残れ!

759:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 08:25:45.88 i5Otz0A4.net
スーパーアンカー(旧版)に、ジーニアス最新版にすら出てない
youの語法が載ってることに気付いた。

youの6[自分(たち)をさして](⇒本来はIまたはweと言うべきところを
youを使うことがある;日本語では主語を明確にしない方が自然)
“You're tired all the time, that's what really gets you." the patient said.
「年がら年中疲れていて、それがとても困るんです」と患者は言った。

You only get 1,200 yen an hour in this job, even though you have
previous experience.「前にやった経験があるのに(私は)この仕事では
時給1200円しかもらえない」


760: You have to admire his guts and persistence. 「彼の根性とがんばりには感心する」



761:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 09:15:28.42 6HmJDCFD.net
>>711
昨日に引き続き、それも大発見だね。そんな用法があるなんて、まったく知らなかった。

762:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 09:17:54.17 6HmJDCFD.net
>>711
スーパーアンカー最新版(第5版)にも、まったく同じことが載っている。例文も同じ。

763:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 09:38:25.64 gHzhPIHY.net
>>711
新版で消えてないので言及してあげてー
最新5版 買ってあげてー

764:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 09:39:19.45 gHzhPIHY.net
被った

1,200 yen


5版 文字デカすぎ!

765:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 10:13:55.02 6HmJDCFD.net
>>711
I (私) という意味での you についての解説を Quirk et al. の中で見つけた。

6.21 (you について)
Sometimes, the reference is to the speaker's rather than the hearer's
life or experiences:

It wasn't a bad life. 【You】 got up at seven,
had breakfast, went for a walk....

   A Comprehensive Grammar of the English Language, Quirk et al., p.354

766:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 10:24:37.06 6HmJDCFD.net
>>716 の続き
We や I という意味での you と似ているけど、医者が患者の様子を伺うときに you の
代わりに we を使う例は、あちこちで出てくる。そしてさらに、Cockney や Scotland の
方言や子供の会話においては、me の代わりに us を使うことがよくあるらしい。それについては、

   (1) 安藤貞雄「現代英文法講義」、p.432
   (2) Cambridge CGEL, p.1467
   (3) Quirk et al., p.351

に詳しく書いてある。僕は、かつて Charles Dickens の小説を読んでいたときに
それに出っくわしたことがある。

   "Oh! Don't cut my throat, sir," I pleaded in terror.
   "Pray don't do it, sir." "Tell ●us● your name!"
   said the man. "Quick!"

ここで Tell ●us● your name! と言っているのは脱獄した囚人で、相手は主人公の
少年だ。他には誰もいない。「名前を言え。どこに住んでるんだ?食べ物を持ってこい」
とかいろいろなことを言っている。言うことを聞かないと殺すぞ、と脅している。
そのときの Tell ●us● your name! という台詞なので、明らかに us は me という
意味だ。この囚人のいろいろなしゃべり方の特徴から考えて、どうもスコットランド人らしいと
僕は推測している。

767:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 10:36:47.30 6HmJDCFD.net
>>717 で述べたような me という意味での us の用法は、スコットランド語 (Scots) の
中に厳然として存在する。気を付けてほしいのだが、スコットランド語 (Scots) というのは
スコットランド訛りの英語という意味ではなく、英語に似た別の言語としての Scots だ。
そしてこれは、ゲール語 (Gaelic) とも違う。

手元のスコットランド語辞典にて us を引いてみる。

us
(3) as non-emphatic substitute for "me"
  例文:I tell'd him a lee... he jist felled iz like a herrin'.
  (上記のスコットランド語による文を英語に直訳すると、次の通り。
   I told him a lie... he just caused me to fall like a herring.

     (Concise Scots Dictionary, Scottish National Dictionary Association)

768:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 10:44:38.57 6HmJDCFD.net
>>718
>>  例文:I tell'd him a lee... he jist felled ★iz★ like a herrin'.

書き忘れていたが、上記の iz は us の異形 (variant) だ。スコットランドにも
地域差や個人差によってたくさんの variants があり、us が次のようにいろいろに
変わると辞書に


769:書いてある。 us ---> ours, wis, wiz, iz, ●uz●, hiz, his, huz, s, z なお上記の uz という us の variant は、すでに >>705 において   1974 W. Leeds Herefordshire Speech 11   Our Dad er says as ★uz★ is to go.   (たぶんこれは Our Dad he says that we are to go. という意味) と書いたが、そこに出てきた uz と一致している。



770:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 11:06:07.23 6HmJDCFD.net
>>718 に関連して、me という意味で us を使うスコットランド人もいるということが、
別のところにもはっきりと書いてある。

Note that some speakers use ●us● when referring to themselves
(i.e. one person): for example, they will say ●gie us...● when
what is meant is ●gie me...● This usage is widespread in
colloquial speech, but is not generally accepted as part of
literary Scots.
   (Luath Scots Language Learner, L. Colin Wilson, p.340)

上記の gie me の gie は give という意味のスコットランド語 (Scots)。

771:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 11:17:19.29 qma3+XfJ.net
royal we とかeditorial we はフォーマル。
generic you はインフォーマル。

どちらも意味はわかっても自分では使わないほうがいいよ。

772:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 11:26:15.26 6HmJDCFD.net
たとえば Them other guys を Those other guys とか The other guys という
意味で使うような方言もある。このような them の使い方が面白い。はっきり覚えている
例は、映画の中で聞いたものだ。

(1) If ●them● other guys gets in jail, they can rot for all anybody cares.
(2) George, tell me like you done before. About ●them● other guys and about us.
   ("Of Mice and Men," movie script)
     URLリンク(www.script-o-rama.com)

上記は映画の script だが、小説版にも出てくる。

(3) If ●them● other guys gets in jail they can rot for all anybody
gives a damn. But not us.

"The Grapes of Wrath" も、このような方言の宝庫だ。

(4) I'm a-helpin' Jesus watch the goin's-on. An' you an'
  ●them● other sinners ain't gittin' away with it.'
(5) Well, a raggedy kid with no shoes, an' ●them● other kids with
  socks on, an' nice pants, an' them a-yellin' 'Okie.'
(6) ●Them● others—they're kinda strangers, all but you.
(7) "Might. Dunno if ●them● other fellas'd wanta.
  They maybe ruther move somewheres else."
    ("The Grapes of Wrath," John Steinbeck)

773:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 11:27:55.98 qma3+XfJ.net
「不定人称代名詞のoneの代わりにyouをつかう」流儀があって、
「Iの代わりにyouをつかう」流儀はさらにこれを一般化した表現と理解できる。
どちらも、youをつかっとけばインパクトがでかくなる、と考える根性から
きていると思う。
なんというか、いかにもアメリカ人っぽいな。

774:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 11:28:22.25 6HmJDCFD.net
>>721
そんなわかり切ったことをこの席で言うか?高等数学を議論している大学院生たちに
対して、「ちゃんと足し算を覚えなさいよ」と言っているのと同じ。

775:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 11:35:52.66 qma3+XfJ.net
>>724
royal we とかeditorial we とかが真っ先に出てこないような大学院生は
自分で論文を書くことのない大学院に在学しているんだろうな

776:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 11:37:15.59 CnJbiZtA.net
?
>>721
SAにある
私のyouは
総称のyouに属する
というのが定説なのか
別なのか

777:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 11:37:34.74 6HmJDCFD.net
>>725
>>royal we とかeditorial we

そんなことは、30年くらい前に終了した人たちがここで議論をしている。
英検で言えば準一級程度の ●超初心者● を相手にはしていない。

778:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 11:43:27.74 qma3+XfJ.net
OED貼り付け厨またファビョるのか?

779:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 11:52:21.34 CnJbiZtA.net
RH大には
私のyou
はないなあ
総称のyouが文脈の中で
話し手自身を指している
と取れるってことかね

ほんとクソ人生だぜ
おまえが6時に起きるだろ?
クソガキを学校に送るだろ?
それから仕事だ

こんは用法かな
これは自身について
if you were me的に
語っている感じ

780:名無しさん@英語勉強中
16/03/07 11:54:40.94 6HmJDCFD.net
>>722 で触れた subjective な意味での them の用法については、OED は次のように
解説している。

3. Used for the subjective case; = they pron.

a. As subject. regional in later use (now chiefly ★Caribbean and
in British Afro-Caribbean★ usage).
In Eng. regional use chiefly in unstressed position,
esp. in interrogative clauses or sentences.

用例は8つあるが、そのうちの一部を抜粋する。

1968 H. Orton & M. F. Wakelin Surv. Eng. Dial. IV. iii. 1124 [Surrey]
  But ain't ●them● married?

b. As subject or subject complement. Now Sc., regional, and nonstandard.

これについての用例も9つあるが、そのうちの一部を抜粋する。

1816 Scott Antiquary II. x*. 281 (有名な Walter Scott)
  ●Them● that guide the purse rule the house.
1958 J. Kesson White Bird Passes iv. 56
  Folk that know you don't need to ask your name.
  And ●them● that don't know you have no right to ask it.

(続く)


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