16/02/25 03:15:26.03 8u42KmRh.net
辞書の訳語ってのは、最初から不完全なもの、と考えないとまずい。
時間も空間も違うところで書かれた違うものが、同じ辞書で解釈できると思えるか?
さすがに、たとえば石と水の違いははっきりしているだろう。
だが、微妙なニュアンスまで全部書いてある辞書なんぞはありえない。
また、日本語の中には明治時代に西欧語を漢語に翻訳したものが多数含まれている。
たとえば、peopleは人民と翻訳したのは日本人だ。この場合、支那の古典に人民
という文字列が存在するかもしれないのだが、意味がその翻訳とずれるだろうことは
容易に想像できるだろう。中華人民共和国のうち、人民と共和国は和製の漢語だそうだ。
そしていま、peopleには、別の言葉もたくさん対応させられているようになった。
使われる訳語もあれば、廃れる訳語もあるだろう。それは英語も同じ。
言葉は情報伝達の手段だから、共通認識できなければならない側面もある。
IT用語などは追加が激しいからそういうものが多く使われる環境なら、使う辞書は最新
がいい、に決まってい