15/12/21 10:27:50.45 +XPCqxDz.net
>>37
What's up? は Wassup? とか Wussup? とかいうふうに書いている場合さえある。
ということは、ネイティブも最初から [wɑsʌp] とか [wʌsʌp] というふうに崩して
発音している人が多いらしいことがわかる。
What's the matter? も同じ。きちんとそのように発音している人は少ない。
What's a matter? とか Wassa matter? というふうに書いてあるときさえある。
たとえば The Godfather の中で Al Pacino は他の登場人物に比べるとかなり
教養が高くてきれいな発音をする人物として登場しているが、それでも
これを [wɑtsəmætər] というふうに発音している。
さらに、What's that? については、Wazzat? と小説に書いてあるときさえある。
そのような表記は、Catcher in the Rye を書いた Salinger による
Seven Stories とか何とかいう小説の中に出てきた。だからネイティブも、
[wɑzæt] とか [wɑzæʔ] というふうにしか発音していないらしいということがわかる。
このように、聴き取り練習にあたっては、聴くばかりではなく、たくさん読む必要がある。
たくさん読めば、前後に聴き取れないことがあっても、その空白を脳内で補充できる
ようになる。さらには、書き言葉の中でも、しゃべり言葉の崩れた発音を忠実に
表記してくれていることがあって、とても参考になる。特に参考になるのは、漫画。
Snoopy の漫画でも何でもいいが、がんがん読んでいると、崩れた発音を
そのまま表記してくれているところによく出っくわす。