15/08/11 17:07:48.94 nUjFK40b.net
>>167
「賃金率は一般に柔軟性の低い価格に属する。したがって、初期の赤字に対処しようと
して、価格の低下を許容もしくは強制する政策を採用した場合、結果は賃金カット
よりも解雇、またはその両方につながる可能性が高い。そして、次には、実質所得の
縮小は外国製品に対する国内需要を減らすことになり、また、これらの製品を購う
ための外貨の需要も減らすことになる。このようにして、それは当初の赤字を相殺する。
しかし、これは外部の変化に対応するやり方としては明らかに極めて非効率的である。
外部の変化が根深いもので、頑固に持続するならば、失業は価格と賃金に対する下方
圧力であり続け、調整が完了するのはデフレがその悲惨な進路を果てまで進み切った時
であろう。」