15/03/20 08:06:44.39 mlzGXLAV.net
あれが気に入らない。これが気に入らない。
なんて言ってたら切りがないよ。
日本に始めに入ってきたのはイギリス英語だから日本のカタカナ英語はイギリス英語の発音に近い。
発音記号の数もUKの方が少なく、会話時の音の連結や省略もUS英語より少ない。つまり
修得はイギリス英語の方が簡単。
でも言語習得に一番大事なのは修得が容易かどうかじゃないからね。そんな基準で選ぶなら
日本人なら親戚筋の韓国語や中国語勉強した方がいいという話になる。
やはり言語というのはコミュニケーションの手段だから一番通じやすい実用性のある言語を学ぶのが
基本でしょう。
アメリカ以外の英語圏をすべてイギリス英語と規定しても英語母国語人口では7割が米国人。
その他は3割しかない。第二言語として英語使う人はそりゃインド人とかパキスタン人が多いけど、
彼らは所詮第二言語だからアメリカが優位になればアメリカ英語を勉強し出す。実際そういう
流れになってる。中国でも市場で売れているのは圧倒的にUS英語関連本。EU圏ですら
若年層ではアメリカ英語が優勢になりつつある。
かつて7つの海を支配した大英帝国も今ではヨーロッパでは大国と言えても、世界的に見れば
人口が日本の半分しかない中小国の一つに過ぎない。一方アメリカは20世紀以降、政治経済科学技術
文化とあらゆる面で世界トップに君臨しいまだに移民を大量に受けれて発展を続けている。
日本との関係でもアメリカ＞＞＞＞＞イギリス。
イギリスに移民でもしない限りアメリカ英語を選択しないというのはただの天邪鬼の選択でしかないよね。
世界共通語を一つ選ぶとしたら、一番影響力が強くて一番世界で学ばれている言語を選ぶのが合理的に
考えれば妥当な判断。それは現状ではアメリカ英語しかない。アジア地域、日本国内での重要外国語と
いう意味に限ってもアメリカ英語しか選択肢はないでしょう。好きとか嫌いとか、覚えやすいとかどうとか
ではなく合理的な実用性のみで考えれば。
アメリカが嫌いならアメリカ英語だけ使ってアメリカ製品は買わなければいい。
辞書だって学習教材だってイギリス製のアメリカ英語教材がいっぱいあるし。言語はあくまで
コミュニケーションの道具に過ぎないと割り切って使いやすいもん使った方が得策でしょう。